「旅先では何をしているんですか?」クアラルンプールで考えた答え|清水直哉 / TABIPPO代表

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最近、各方面で多動力という言葉が話題になっている。ホリエモンが「多動力」という本を新しく出版したことが、この言葉を盛り上げている一番の理由なのだが、それ以外にもいろんな人がこの言葉をポジティブな意味合いで使いだしている。

もともとは、高城剛氏が生み出した言葉と言われているのだが、彼もまた「多動」を体現する人物であり、「同じ場所には3日といられない」と断言する。

 

こんな特集もNewsPicksでやっているので、ぜひチェックしてみて頂ければと。
【特集】多動力の元祖、高城剛。ホリエモンと人類の未来を語る

さて、何が言いたいのかと言うと、僕らTABIPPOで働く人間もおそらく同じ部類の人間なのだろう。「同じ場所には3日といられない」とまでは言わないまでも、出来る限り「移動」をすることで人生に刺激をもたらしたいと思っているたぐいの人間だ。

 

場所と時間に縛られない働き方を

 

(マレーシアで飲んだタイガービール)

僕らTABIPPOは「旅するように働き、旅するように生きる」というポリシーを掲げている。具体的に言うと「場所と時間に縛られない働き方」を実現するということ。

そして、それを目指して、会社を経営している。「そんなことが出来るわけない」とバカにされることも多いが、本人たちは至って真面目である。

 

そしてもちろん僕も、基本的には「同じ場所にいることができない」=「多動」な部類の人間である。いつも東京の代々木にあるオフィスに閉じこもっていては、自分のアイデアが飛躍しないのを知ってるし、受ける刺激の量に物足りなくなる。そんな人間だ。

ということで、今回は久しぶりに「初めて訪れる国」であるマレーシアを旅した時に感じたことを書こうと思う。

 

清水直哉 TABIPPO代表

《PROFILE》 旅の魅力を伝える世界一周団体を経営をしてます。理念は「旅で世界をもっと素敵に」、仲間達と本気でやってたら株式会社になってました。働く人がほぼ世界一周経験者、旅するなら会社を休める、そんな変な会社をやりながら理想の働き方と生き方を追求中です。カレーとトマト、ビールとコーヒーが好き。

 

当たり前に旅が出来る時代への感謝

(AirAsiaはマレーシアの航空会社)

7/3の夜、23:45のフライトでマレーシアのクアラルンプールへ。AirAsiaのフライトなので、みんなが想像するよりもはるかに安い値段でクアラルンプールまで飛ぶことが出来る。今や、国内を旅するよりもLCCでの移動が安い時代だ。

ちなみに、海外旅行が自由化したのは1964年(昭和39年)の話。これより前は、留学・移住などの目的をもった人以外は海外を自由に訪れることができなかったのです。

 

1964年なんて、たったの50年ちょっと前の話なのだから不思議な感覚。こうやって海外旅行を自由に訪れることができるようになったのは、意外と最近の話というのは、事実としてはわかっていても、感覚としてはあまりわかっている人は意外と少ない。

(今回、2日間滞在したTRADERS HOTEL)

ちなみに、海外旅行が自由化した1964年に海外旅行に行こうとしたら、だいたい50万円ほどの費用がかかったとのこと。当時のお金で50万円なので、現在の通過の価値に換算するとおよそ300万円。300万円を払わないと海外旅行にいけないのだ。

この時代に生まれてよかった。多動な僕は、心からそう思う。

 

違いを知るための旅

(世界で1番高いツインタワーであるペトロナスツインタワー)

マレーシアのクアラルンプープと言うと、みなさんはどんな場所をイメージするだろうか?僕にはいつも、自分なりの旅の楽しみ方がある。それは自分の頭の中で想像している自分のイメージと、実際に訪れたその土地のイメージをすり合わす行為である。

マレーシアは東南アジアの国なのだが、イスラム教の国である。約60.4%がイスラム教徒なので、例えばタイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなど近隣にある東南アジアの国とはだいぶ文化が違う。

 

訪れてまず、最初に思ったのは単純に「あ、そうだ。イスラムの国なのか」ということであり、まず最初に目につくのはイスラム特有の文化でもあるスカーフで頭髪を隠している女性である。ちなみに、あれの種類はいろいろとあるのだが、一般的なのはヒジャブという種類のものだ(世界一周をしていた時に学んだ)。

(マレーシアではスタバの店員さんもヒジャブ)

こうやって旅をしていると、その国ごとの違いを感じることが好きなんだなと、改めて感じることができる。東南アジアと一括りにしたエリアの中でも、その国ごとに文化も違うし、食べるものも違うし、匂いも違うし、大切にしている価値観も違う。

僕らの会社、TABIPPOでは「多様性を受け入れる」ことが”正しい”とされているのだが、多様性を受け入れるためには、多様な価値観を知ることが大切なのだ。

 

繋がり合う世界で仕事をする

 

(マレーシアで発見したお気に入りのカフェ。Wi-Fiが爆速)

こうやって海外を旅していると「どうやって海外で仕事しているんですか?」と良く聞かれます。「どうやって?」と聞かれると「いや、普通に 笑」としか答えられないのだが。この時代は海外にいると仕事ができないとか、やりづらいとか言えるような時代では、もうないと思う。

どんなホテルに泊まっても、当たり前のようにインターネットWEBにつなぐことができるし、どのカフェにはいっても、当たり前のようにフリーWi-Fiが整備されている。

(ホテルの最上階にあるバーラウンジ)

インターネットにさえつながることができれば、当たり前のようにメールができるし、いまの時代はLINEやFacebookや、スカイプを使って当たり前のように電話もできる。しかも無料だ。もはや国際電話という響きも懐かしいくらいに、海外からお金をかけて日本に電話をするという概念はなくなってきた。

こうやって海外にいながら仕事をしていると、どちらかというと時差の方が仕事をする上では大変なのです。スピード感をすごく失うので。でも、マレーシアは時差がたったの1時間。すごく仕事がしやすいのです。

 

人それぞれがもつ”旅”の形

(小さい道を少し奥に入っていくと景色が変わる)

こうやって海外を旅していると「旅先では何をしているんですか?」とよく聞かれます。

「何をしているんですか?」と聞かれると「いや、普通に旅をしてます 笑」としか答えられないのですが、そもそも「旅」というのはその人の心の中にある概念みたいなものなので、あんまりそれを議論するのは意味がないと思っていて。

 

僕にとっての「旅」は、僕にとっての「非日常」でしかないので、それは自分以外の人にとってはすごく伝わりづらいものだなと思ってます。

(歩いて発見したローカルな食堂。地元の人しかいなかった)

観光ってなに?旅行ってなに?旅ってなに?というのは僕らにとっても非常に価値のある議論ではあるなとは思いつつも、これらを定義することをTABIPPOはやらないと決めているのです。

話がそれたのですが、実際に何をしているのかというと。

・基本的には美味しいものが食べたい
・フラフラと意味もなく街を歩くのが好き
・良さそうなカフェがあったらコーヒー飲む
・ついでにパソコンひらいて仕事
・また美味しいものを探す
・夜はもちろんビール、その国でしか飲めないものを
・あわよくば昼からビールは飲みたい

大体こんな感じなのです。

(マレーシアのローカルフードであるカレーラクサ)

(こちらはミーゴレン。めちゃくちゃ美味しかった)

これから先、もちろん変化していくことはあるのだろうけれども。29歳、いまの自分にとっての旅はこれくらいがちょうどよいなと。

「旅をしたら何をしたらよいですか?」といろんな人から質問されるのは職業柄しょうがないことではあるのですが、「自分にとってちょうどよい旅をしたら良いと思います」と今なら言うのでしょう。

 

2日半の旅を満喫

7/4(火)の23:45に日本を出て、7/5(水)の朝にクアラルンプールに到着。そこから2日半をクアラルンプールで過ごして、7/7(金)の夜に帰国。夜を1つ、フライトの中で過ごしているのでなんだかお得な気分です。

初めてのマレーシア・クアラルンプール。なんだか、よい旅になったと思う。

《Special Thanks》 AirAsiaGO

(ツインタワーを真正面から眺めることができるスカイバーより)

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WRITER

清水直哉
清水直哉
TABIPPO代表 / 起業家
学生時代に世界一周のひとり旅を経験、帰国後にTABIPPOを設立。「旅で世界を、もっと素敵に」そんな想いで活動していたら、2014年に株式会社になりました。カレーとトマト、ビールとコーヒーが好き。

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