ライター
あおい フィンランド在住/ブロガー

大阪生まれ、フィンランド在住。幼い頃から夢見たフィンランド留学中に、ひょんなことから出会ったフィンランド人と恋に落ちて、大学卒業後に結婚。2015年の夏にフィンランドへ移住後グラフィックデザイナーとして働きながら、フィンランドのライフスタイルと国際結婚、旅行情報を連載する4コマ漫画ブログを開始。半年で月間20万PVを超えるブログへと成長し、旬の現地情報をユーモアたっぷりのイラストで届けるブロガーとして活躍中。

6.お金の管理ってどうしてるの?

まず、フィンランドではびっくりされないんですが、日本では食事を別払いしているところや、二人とも財布を開けて別々に買い物をしていると「え!財布別なの?」と驚かれることが何度かありました。結構支払いは分けているんです、なんとなく。

割り勘

スーパーに行く時、「今日はわたしが払うから、今度あなたが払ってね!」とか、彼が何かを買ってくれたら次はわたしが買ったり。意識的に割り勘生活です。二人ともその辺正直なので、どちらかが偏って生活費を払ったりすることもありません。家賃もきっちり半分ずつ出しています。

 

 

それから、二人ともお互いの収入を知っているし、ほとんどない貯金ももちろん理解しています。笑 しかも彼は、わたしの奨学金という超多額の借金も知っています(芸大なので破格ですよ、正直。)

結婚する時、「今わたしと結婚したらかなりマイナスだよっ」て脅しました。ちなみに彼も日本と比べれば少額ですが、奨学金の返済があります。二人とも若くで結婚し、借金を抱えてます。笑

 

フィンランドでの支払いはどこへ行ってもカード払いで、デビットカードを使用するので銀行の口座からわたしが何を買ったか、面白いほどばれちゃいます。でも、お互い干渉をしないので、お金の使い方にもめたこともないんですよ。

ちなみに彼は、服や物にお金をかける人じゃありません。エコを考え、ファストファッションを嫌い、服や物はほぼほぼ中古で買います。欲しい物があれば、まず古着屋さんで揃えるのが彼のお決まりスタイル。(おしゃれで高い古着やさんではなくて、普通の古着屋がフィンランドにはたくさんある)

ちなみに、家の家具でさえ7割中古家具。この前は中古のランプを4ユーロで買いました。

節約夫婦

北欧は物価が高く、生活にお金がかかるイメージをお持ちの方も多いと思いますが、住み方の工夫で十分節約できますよ。

 

7.結婚式ってどっちの国でしたの?

結婚式

それがしてないんですよ!小さな婚約を証明する結婚儀式は、トゥルク市の市役所でやりました。

でも披露宴だったり、結婚パーティーもしてなくて。金銭的な面に難しかったですし、結婚式よりも、まずビザを取得することがなにより大事だったので、結婚当時はそっちに頭がいってました。

 

ただ、落ち着いてからやっぱり結婚式したかったなぁって、やはり思います。余談ですが、結婚式の「け」の字で喧嘩になる3ヶ月を過ごしたこともありましたね。笑

彼は日本で結婚式をしたいと言いながら、日本の結婚式は結構な費用がかかると知って、ほぼ諦めちゃってるんですよね!笑

 

わたしはどんなに小さな式でもいいから、そのために貯金をしたいって言ってるのですが彼への説得にはかなりの時間がかかりました。結婚の「け」の字で喧嘩する意味がわかりますよね…笑 彼はそういうところがちょっと変わってて。

わたし実は、婚約指輪も、結婚指輪ももらってないんです。いつかあげるって言われましたが、いつだよって話です。笑 いつかもし夢が叶うなら、フィンランド人と日本人に囲まれて小さな結婚式がしたいですね。

 

8.結婚資金ってお互いどれくらいの比で出したの?

結婚資金!を出してないですね!笑

それよりも、結婚前にフィンランドへ引っ越す資金(渡航費、荷物発送費など)を結構払いました。船便、SAL便、EMS便で自分の荷物をどんどん送ってもらい、輸送量に結構お金が消えました。きっと、国際結婚や仕事で移り住む人ってみなさんそうじゃないかなと思います。

 

引っ越すとなったら、相手の国に必要な物、今後の荷物、思い出を運ぶのって想像以上に大変なんです。まあ、まだ半分くらい実家に眠ってますけど、とにかくお金と時間のかかる作業でした。

 

9.日本人よりも魅力に感じるところは?

日本にいた頃は自分のいろんなところにコンプレックスを抱えていましたが、なぜか彼といるとそれでもいいやって思えるようになりました。

彼は、私に女性らしくあることを無理に求めません。そのため居心地がよく、自分らしさと自然体を保てます。私と誰かを一切比べない彼の生き方にはすごく感謝しています。

人と比べる

日本では社会的に女の子に対して、可愛くあること、女性らしさ、女子力などを求めすぎだと思うんです。でも、そういうのがフィンランドにはない気がします。

もちろん、女性がそうなりたければ大賛成ですよ。ダイエットしなきゃ、可愛くならなきゃ、もっと女子力磨かなきゃ!という努力が、自分のためだったらいいんです。でももしそれが彼氏や夫、または囲まれた環境のための行動で、内心的に傷ついていたり、他人といつも比べられている状況にあるとしたら、間違っています。

 

それから、これは個人的に嬉しいのですが、私が精神的に参っていたり不安で辛いときは、ストレスと悩みをすべて吐き出せるまでゆっくり時間をかけて聞いてくれるところが、彼の一番の魅力かなと思います。安心感が持てるので、海外で生活していても「わたしはきっと大丈夫だ」という自信にもつながります。

もし国際結婚をしたい方がいたら、相手がどこまで自分を理解し、心の不安を救い、サポートしてくれるかをしっかり見極めるべきだなと個人的には思います。

 

10.プロポーズはどんな感じだった?

プロポーズは…まだ言えません!今ブログで時々どうやって二人が出会い、結婚したのかを執筆中なんです!

なので出会いの話をちょこっとさせていただくのですが、彼と出会ったのは留学中にひょんなことから参加した「サバイバルキャンプ」でした。そのイベントを主催していたのが彼なんですが、彼とはサウナでした話をきっかけに、その後一緒に会うようになってなんでか惹かれあって…。

 

いろいろあって恋愛、結婚に発展していきました。フィンランドの森のサバイバルイベントで出会った彼と、今日こうして結婚して住んでるって、まだサバイバルな生活が続いてるなって思います。笑

そんな話をブログで少しずつ連載中なのですが、結構自分たちの馴れ初めを書くのって恥ずかしくて、まだ完結に至っていません。笑

 

読者のみなさまにじわじわついてきてもらっています。なので、プロポーズの話はブログでこの先配信する予定です!
suomi-isshoissho

スオミの旦那と一生一笑

ライター
あおい フィンランド在住/ブロガー

大阪生まれ、フィンランド在住。幼い頃から夢見たフィンランド留学中に、ひょんなことから出会ったフィンランド人と恋に落ちて、大学卒業後に結婚。2015年の夏にフィンランドへ移住後グラフィックデザイナーとして働きながら、フィンランドのライフスタイルと国際結婚、旅行情報を連載する4コマ漫画ブログを開始。半年で月間20万PVを超えるブログへと成長し、旬の現地情報をユーモアたっぷりのイラストで届けるブロガーとして活躍中。

RELATED

関連記事