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どうもこんにちは、稲川です。今回はみなさんに南ドイツバイエルン州で3番目に大きな町アウクスブルクの魅力についてご紹介します。

ロマンチック街道上に位置し、歴史的にも観光的にも見どころのたっぷりなはずなのに、なぜかガイドブックでも旅行サイトでも取り上げられることの少ない町。しかしこの街には本当は隠れた魅力が多くあるのです。私のかつての留学先ということで、現地人目線でみなさんにこの街をご紹介します。

 

アウクスブルガー・プッペンキステ(人形博物館)


アウグスブルクに来たらぜひ立ち寄ってみてください。ドイツ国内でも大変有名なマリオネットのミュージアムです。

中では人形の展示だけでなく実際の人形劇の上演も行っております。9~12ユーロほどでOnline予約もできます。長靴をはいた猫など、みなさんにとってもなじみのある劇を披露しているので言葉の壁も気にならないはず。

■詳細情報
・名称:Augsburger Puppenkiste und “die Kiste” – Das Augsburger Puppentheatermuseum
・住所:Spitalgasse 15, D-86150 Augsburg
・営業時間:10:00~19:00
・定休日:月曜日
・電話番号:+49 (0)821 / 450 345-0
・公式サイトURL:http://www.augsburger-puppenkiste.de/

 

クーゼー(湖)

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人口のプールや汚れた海ではなく白鳥が浮かぶドイツのきれいな湖で泳ぐなんてロマンチックだと思いませんか?春夏と日差しの温かい時期にアウグスブルクに訪れる方はぜひクーゼーにいって泳いでみましょう。

日中お弁当を片手にピクニックに来てもよいですし、夜中に人気の静まった湖で月と一緒に泳ぐのもまたよいです。アウグスブルクは治安のよい町なので夜でも安心です。水着を持ってくるのを忘れた人も大丈夫。HMやForever21で安ければ10ユーロ以下で買うことができます。

私は当時「水着がなければ下着で泳げばいいのよ、誰も気にしないわ」というあるドイツ人の友達の言葉を真に受け、別の友人たちとピクニックに来た際にみんなの前で下着になってみたところ「そんなことする人はアウグスブルクにはいないよ!」と言われてしまいました。

 

ボタニッシャーガルテン(植物園)

隣には動物園もあり、すぐ近くに森もあります。1日かけて自然にふれあい散策してみるのもよいでしょう。よくイベントを行っているのでFBなどで調べてから行ってみると何か面白いものがみられるかもしれません。

 

フッゲライ(社会集合住宅)

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16世紀商業の街として知られたアウグスブルクの富豪、フッガー家が建てた世界初の社会集合住宅です。貧しい人や働くことが困難な人に職業のあっせんをしつつ、なんと1か月たったの1ユーロで部屋を貸し出していました。

そこに住むうえで面白い決まりがあり、夜は必ず18時までに帰宅しなくてはなりません。この住宅は今でも貸し出されており、実際に人が住んでいます。レンガ造りのかわいらしい社会住宅とその内装から、中世の時代の当時の暮らしぶりが想像されます。

 

市庁舎および塔

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ガイドブックでおなじみの黄金の間がある市庁舎です。写真の左端に移っている建物と比較していただければその大きさがわかるでしょう。市庁舎の地下にある洞窟のような内装のレストランでは伝統的なドイツ料理を食べることができます。

市庁舎の横には細い塔が隣接しており、アウグスブルクで一番高い塔です。階段を上ると窓からアウグスブルクが一望できます。最上階の展望室は有料ですが、その一歩手前の相当高いところまでは無料で登れますので、ぜひ登ってアウグスブルクを一望してみてください。

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