編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

ザルツブルクの観光スポット

モーツァルトの生家

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Photo by:Neil Willsey

次に、オーストリア西部を代表するザルツブルクを見ていきましょう。ザルツブルクは天才作曲家、モーツァルトが生まれた場所として知られており、モーツァルトの生家がそのまま保存されています。それが「モーツァルトの生家」です。

ここでは、モーツァルトの子供時代に使っていたバイオリンや自筆の楽譜、手紙などが保存されています。

■詳細情報
・名称:モーツァルトの生家(Mozarts Geburtshaus)
・住所:Getreidegasse9
・アクセス:ゲトライデガッセ通り沿い
・営業時間:
・定休日:8:30~19:00(7月、8月)、9:00~17:30(9月~6月)
・料金:大人10ユーロ、学生8.5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.mozarteum.at/museen/mozarts-geburtshaus.html

 

レジデンツ

Сегодня в Зальцбурге ночь музеев.

Nikolay Kоさん(@smuggler_s)が投稿した写真 – 2013 10月 5 3:29午後 PDT


ザルツブルクの大司教が実際に居住していたのが「レジデンツ」です。16世紀頃に建造が開始されました。レジデンツの建物の様子はもちろんのこと、大司教がコレクションした絵画やザルツブルクの歴史を解説した展示物もあります。ザルツブルクを訪れたら、立ち寄りたいスポットのひとつですね。

■詳細情報
・名称:レジデンツ(Residenz)
・住所:Residenplatz1
・アクセス:ザルツブルク中央駅から徒歩20分ほど
・営業時間:10:00~17:00(水曜~月曜)
・定休日:火曜日(9月~6月)、12月24日、12月25日、復活祭の日曜
・料金:大人12ユーロ、学生10ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.salzburg-burgen.at/de/residenz

 

ホーエンザルツブルク城塞

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Photo by:Wolfgang

ザルツブルクのシンボルと言えるのが「ホーエンザルツブルク城塞」です。この城の歴史は意外と古く、叙任権闘争が激しかった11世紀まで遡ります。現在の姿になったのは17世紀のことです。

内部はガイドツアーによる見学ですが、日本語のオーディオガイドが付いているのでご安心を。なお、城塞へはケーブルカーでたどり着くことができます。

■詳細情報
・名称:ホーエンザルツブルク城塞(Festung Hohensalzburg)
・住所:Monchsberg34
・アクセス:市街地から徒歩40分(ケーブルカーあり)
・営業時間:9:00~19:00(5月~9月)、9:30~17:00(10月~4月)
・料金:11.3ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.salzburg-burgen.at/de/hohensalzburg

 

ザンクト・ペーター教会

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Photo by:thisisbossi

ザルツブルクにはドイツ語圏最古の修道院が存在します。それが「ザンクト・ペーター教会」です。僧院が建設されたのは696年、付属の「ザンクト・ペーター教会」は12世紀にゴシック様式で建てられました。周囲には墓地があり、墓碑が美しい花々で飾られており、見所のひとつとなっています。

■詳細情報
・名称:ザンクト・ペーター教会(St.Peter Stiftskirche)
・住所: Sankt-Peter-Bezirk 1, 5020 Salzburg
・アクセス:ホーエンザルツブルク城塞行きのケーブルカー乗り場周辺
・営業時間:ホームページをご覧下さい
・定休日:11月に3週間
・料金:カタコンベ 2ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.erzabtei.at

 

おもちゃ博物館

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Photo by:Sören

ユニークな博物館が多いオーストリア。ザルツブルクも例外ではありません。「おもちゃ博物館」は子供だけでなく大人でも楽しめるユニークなつくりとなっています。ドールハウスや人形などの可愛らしいものから、ちょっとした滑り台まであります。また、工芸品も並んでいるので、ぜひチェックしてみましょう。

■詳細情報
・名称:おもちゃ博物館(Spielzeugmuseum)
・住所:Burgerspitalgasse 2
・アクセス:バス「H-v.Karajan-Platz」下車
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:月曜日、11月1日、12月25日
・料金:4ユーロ、16歳~26歳 2ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.museums.nuremberg.de

 

モーツァルトの住居

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Photo by:Razvan Orendovici

次に新市街を見てみましょう。新市街にもモーツァルト関連の博物館があります。「モーツァルトの住居」は「生家」が手狭になったので、1773年にここに引っ越してきました。

モーツァルトが17歳の時に、ここで父が亡くなったのです。現在の建物はモーツァルトが生きていた頃の姿を忠実に再現しています。

■詳細情報
・名称:モーツァルトの住居(Mozart-Wohnhaus)
・住所:Makartplatz8
・アクセス:中央駅から徒歩20分~25分
・営業時間:8:30~19:00(7月、8月)、9:00~17:30(9月~6月)
・料金:大人10ユーロ、学生8.5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.mozarteum.at/museen/mozart-wohnhaus.html

 

ミラベル宮殿

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Photo by:giborn_134

ザルツブルクを代表する宮殿が「ミラベル宮殿」です。「ミラベル」は「美しい眺め」を意味しています。17世紀に大司教が自分の愛人のために作ったのが始まり。19世紀に火災で焼け落ち、クラシック様式で再建されました。

宮殿もさることながら、庭園も見事なものです。じっくりと時間をかけて周りたいスポットですね。

■詳細情報
・名称:ミラベル宮殿(Schloss Mirabell)
・住所:Mirabellplatz 4, 5020 Salzburg
・アクセス:中央駅から徒歩約20分
・営業時間:8:00~16:00(月曜、水曜、木曜)13:00~16:00(火曜、金曜)
・定休日:土曜、日曜
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.salzburg.info/de/sehenswertes/
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グラーツの観光スポット

時計塔

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Photo by:Fabio Wallner

次はオーストリア南部、グラーツを訪れてみましょう。そもそも「グラーツ」は隣国スロベニア語の「グラデグ 小さい城」に由来します。グラーツには大きな城がありましたが、ナポレオン戦争で破壊されてしまいました。その名残が「時計塔」です。「時計塔」は13世紀に造られ、文字盤の直径は5メートルにもなります。

■詳細情報
・名称:時計塔(Uhrturm)
・住所:Schloßberg, 8010 Graz
・アクセス:路面電車「Schlossbergplatz」からケーブルカー
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.graztourismus.at/de/sehen-und-erleben/sightseeing/sehenswuerdigkeiten/uhrturm_sh-1252

 

二重らせん階段

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Photo by:::Lenz

かつてグラーツにはフリードリヒ3世が建てた王宮がありましたが、現在はほとんど残っていません。かろうじて15世紀に造られた「二重らせん階段」が残っています。

これは階段が二重らせん状になっており、下から見つめると、目が回ってしまいそうになります。よく、こんなユニークな階段を造りましたね。

■詳細情報
・名称:二重らせん階段(Doppelwendeltreppe)
・アクセス:ホーフガッセ沿い
・営業時間:7:30~20:00
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.graztourismus.at/de/sehen-und-erleben/sightseeing/sehenswuerdigkeiten/burg+%26+doppelwendeltreppe_sh-1240

 

エッゲンベルク城

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Photo by:domjisch

グラーツを訪れたら、必ず世界遺産に登録されている「エッゲンベルク城」に行きましょう。この城は17世紀に建てられ、ユニークな内装で知られています。「豪華な部屋」では、時間や暦に従って窓の数が決められているのです。

そして、大注目が「日本の間」。ここでは、大変貴重な豊臣時代の大阪の様子が描かれた屏風絵が発見されたのです! 摩訶不思議なお城に足を運んでみませんか。

■詳細情報
・名称:エッゲンベルク城(Schloss Eggenberg)
・住所:Eggenberger Allee 90, 8020 Graz
・アクセス:中央駅から路面電車1系統に乗り「Schloss Eggenberg」下車、徒歩5分
・営業時間:ホームページをご覧下さい
・定休日:12月24日、12月25日、豪華な部屋 月曜(11月~3月)、アルテ・ギャラリー 月曜、火曜(11月~3月)
・料金:豪華な部屋のガイドツアー 11.5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.museum-joanneum.at/schloss_eggenberg

 

インスブルックの観光スポット

王宮

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Photo by:Allie_Caulfield

最後にアルプスの近くにあるインスブルックを紹介しましょう。インスブルックにも「王宮」があります。インスブルクックの「王宮」の特徴は緑色の独特の丸い屋根があることです。

「王宮」は15世紀に建てられ、その後、何回か改造が行われ、ウィーンと類似した豪華なロココ様式の建物となりました。ウィーンと比較するのもおもしろいでしょう。

■詳細情報
・名称:王宮(Hofburg)
・住所:Rennweg1
・アクセス:路面電車1系統「Museumstr」下車
・営業時間:9:00~17:00(3月~8月の水曜日は19時まで)
・定休日:不定休あり
・料金:9ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.hofburg-innsbruck.at/623/php/index.php

 

黄金の小屋根

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Photo by:François Philipp

インスブルックのシンボルとなっているのが「黄金の小屋根」です。「黄金の小屋根」とは旧市街にある建物で黄金の張り出しを指します。これは皇帝マクシミリアン1世が地元の行事を見学する際に造られたものです。

なお、建物の3階は「黄金の小屋根博物館」となっており、オーディオガイドを聞きながら見学できます。

■詳細情報
・名称:黄金の小屋根(Goldenes Dachl)
・住所:Herzog-Friedrich-Straße 15, 6020 Innsbruck
・アクセス:中央駅から徒歩15分
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:月曜日(10月~4月)、11月
・料金:大人4ユーロ、学生2ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.innsbruck.gv.at/page.cfm?vpath=bildung–kultur/stadtmuseen–stadtgalerie/museum-goldenes-dachl

 

大聖堂


インスブルックの大聖堂は別名「ザンクト・ヤーコブ教会」とも呼ばれています。「大聖堂」の注目は内装。18世紀に造られた華やかなバロック装飾がたまりません。

また、壇上にあるルーカス・クラーナハ作の『救いの聖母』はぜひチェックしてみましょう。12時15分頃になると、北塔の組鐘からメロディーが流れます。

■詳細情報
・名称:大聖堂(Dom St.Jakob)
・住所:Domplatz6
・アクセス:中央駅から徒歩15分ほど
・営業時間:5月~10月下旬 10:30~19:30(月曜~土曜)、12:30~19:30(日曜) 10月下旬~4月 10:30~18:30(月曜~土曜)、12:30~18:30(日曜)
・定休日:ミサ中は見学不可
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.dibk.at/index.php?portal=58&id=3811

 

ベルクイーゼル・ジャンプ台


インスブルックはウインタースポーツが盛んな街としても有名。オリンピックやワールドカップの舞台となったのが「ベルクイーゼル・ジャンプ台」です。ジャンプ台は2002年に新しく生まれ変わりました。

試合日以外は一般に開放されているので、一度訪れてみましょう。最上階からはインスブルクックの街並みを一望することができますよ。

■詳細情報
・名称:ベルクイーゼル・ジャンプ台(Bergisel-Sprungstadion)
・住所:Bergiselweg3
・アクセス:旧市街からバスで「Bergisel」下車
・営業時間:9:00~18:00(6月~10月)、10:00~17:00(11月~5月)
・定休日:火曜日(11月~5月)、12月24日、12月25日
・料金:9.5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.bergisel.info/at/index.php

 

ハーフェレカー

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Photo by:Abhijeet Rane

最後に紹介するのがインスブルックから手軽に行ける山の展望台「ハーフェレカー」です。「ハーフェレカー」は街の北側に位置するノルトケッテ連峰にあります。標高は約2,234メートルです。

「ハーフェレカー」へはケーブルカー、ロープウェー、ハーフェレカーバーンの3種類の乗り物を駆使して、たどり着くことができます。天気がよければ、イタリアの国境まで見渡すことができますよ。

■詳細情報
・名称:ハーフェレカー(Hafelekar)
・住所:Rennweg3
・アクセス:乗り場は王宮の北にあるコングレスハウス前
・営業時間:ホームページをご覧下さい
・定休日:4月、11月の1~2週間
・料金:ホームページをご覧下さい
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.nordkette.com/en

 

最後に

このようにオーストリアは小さな国土でありながら、見所がたくさんあります。今回は紹介できませんでしたが、オーストリアを訪れたら、ぜひコンサートやオペラを鑑賞してください。一生の思い出になること、間違いありません。

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ライター:ルイス前田(ウラジオストクの概要、ウラジオストク観光の注意点、ウラジオストクのマイナーな観光スポット、ウラジオストクへのアクセス、ウラジオストクとシベリア鉄道)

編集部

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