ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

皆さんは南米大陸の「チリ」という国をご存知でしょうか?パタゴニアの大自然があることで有名なチリですが、アタカマ砂漠や南部にはフィヨルドなど、自然変化を楽しめる国としても人気を博しています。

今回はTABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」から発売された「365日世界一周絶景の旅」という旅の書籍から、チリの絶景スポットを厳選してご紹介したいと思います。

チリってどんなところ?

チリは南アメリカの太平洋に面した共和制国家です。首都のサンディエゴはアンデス山脈と海岸沿いの山々に囲まれた大自然の中に位置し、景観のよさと空気の美味しさが魅力的な国です。

スペインから征服された歴史があり、スペイン文化の影響が今もなお残っています。また、独立後はイギリスやフランスなどヨーロッパ諸国の影響も受けたそう。治安は南米の中では比較的いい方で、チリ人の陽気な人柄は好感が持てます。

 

世界中から集めた365カ所の絶景を見に行こう

この記事では、TABIPPOのモノづくりブランド「PAS-POL」より発売された「365日世界一周絶景の旅」のスポットを抜粋しています。

365日。1年かけて、
本当に世界一周できたなら。

「いつか旅に出てみたい」
「世界中の美しい景色を見てみたい」

そんな夢物語を現実にするために、
世界中から365カ所の絶景を集めて、
本当に行くことができるルートまで考えて、
一冊の本をつくりました。


 

プンタアレーナス

photo by Ekaterina Pokrovsky/Shutterstock.com

「地の果て」という意味を持つ、パタゴニアへの玄関口とも知られるこの場所は、南米大陸の最南端にあり、マゼラン海峡に面している。南極に近い海なので、海水はチリのなかでもとても冷たい。

オトウェイ湾には無数のペンギンが生息し、ツアーでマゼランペンギンの観察を楽しむことができる。羊の放牧もされており、のどかな風景が広がる。

■詳細情報
・名称:プンタアレーナス
・予算:44万円〜

 

マーブルカテドラル

photo by 山下主暉

青く輝くマーブル色をした洞窟は、その姿から「世界一美しい洞窟」と称えられる。氷河がとけた湖の中にあり、湖水の色が反射し、壁面をさらに青く輝かせ、幻想的な空間を広げる。

長年に渡って湖水により侵食された洞窟は不思議な形をつくり上げ、教会の聖堂のようにも見えることから、カテドラル(教会)と名づけられた。

■詳細情報
・名称:マーブルカテドラル
・予算:58.90万円~

 

チロエ島

photo by 足立ゆい

世界遺産にも登録されているチロエ島は、文化的にも歴史的にもチリ本土からは長い間独立していた。独自の文化や生活を築いてきたことから、島には変わった様式の協会や寺院も見られ、水辺に建てられたカラフルな家も特徴的。

漁業が盛んなチロエ島のアンクー市場では新鮮な魚や野菜が売られ、島の住人が日常的に買い物をする場所で安くて美味しいサーモンや貝などを食べることができる。

■詳細情報
・名称:チロエ島
・予算:40.3万円〜

 

オソルノ山

photo by Idan Ben Haim/Shutterstock.com

そのシルエットが日本の富士山と似ているため、チリに住む日本人の間では「チリ富士」と呼ばれることも多い。周囲にある湖では「逆さ富士」のように水に映り込んだオソルノ山を楽しむことができるなど、日本人にとっても親しみやすい山。

世界の富士山はほかにもイラン富士やインドネシアのスマトラ富士、トルコ富士などたくさんあるので、こちらを巡る旅もおもしろいかもしれない。

■詳細情報
・名称:オソルノ山
・予算:43.6万円〜

 

ウィロウィロ

photo by 末冨聖美

南部パタゴニアの一部である「ウィロウィロ」という名の森は自然保護地区に指定されており、そのなかには変わった形のホテルがある。

アフリカの木をモチーフにした「ホテル・バオバブ」やおとぎ話に出てきそうな「マジック・マウンテン」など、ファンタジーの世界から飛び出してきたようなホテルが並ぶ。小鳥のさえずりを聞きながら目覚めることができる、旅の疲れを癒すには最適な場所。

■詳細情報
・名称:ウィロウィロ
・予算:42万円〜

 

サンティアゴ

photo by Tifonimages/Shutterstock.com

チリの首都サンティアゴは、ヨーロッパ風の古い街並みと近代的な建物が混じり合う大都会。南米のなかでは比較的治安もよく、街中にいる人にもフレンドリーな人が多い。地形的には、アンデス山脈と海岸に挟まれており、山へも海へも車で約1時間ほどで行ける。新鮮なシーフードも名物なので、この街で英気を養い、次の街へ向かおう。

■詳細情報
・名称:サンティアゴ
・予算:38.40万円~

 

バルパライソ

photo by 末冨祥予

首都サンティアゴから車で約1時間のところにある港町。「天空の谷」という意味を持つこの場所は町全体が世界遺産になっている。

丘の上に並ぶ家々はカラフルに塗られ、壁にも車にもどこに行ってもアートな落書き(グラフィティ)が溢れかえっている。「アセンソール」と呼ばれるエレベーターで丘へ登ると、潮風にあたりながら町を一望できる。

■詳細情報
・名称:バルパライソ
・予算:40.5万円〜

 

イースター島

photo by 中美砂希

「イースター島」はオランダ人がつけた名前で、古来から島民は「ラパ・ヌイ」と呼ぶ。レンタカーで島内をぐるっと一周してみると、教科書には載っていない様々なモアイを目にすることができる。

倒れたモアイ、まだ埋まっているモアイ、運搬中に放棄されたモアイ。数百年もの間、彼らはこの場所で、何を考え、どんな景色を見てきたのだろう。モアイと肩を並べ、あるいは横に寝そべり、あなたは何を思うだろうか。

■詳細情報
・名称:イースター島
・予算:38.40万円~

 

砂漠の手

photo by Ksenia Ragozina/Shutterstock.com

アタカマ砂漠の真ん中、アントファガスタの街から南に75km進むと、地面から空へ向けて伸びる手に驚かされることになる。その正体は彫刻。

1992年に完成したこの彫刻は、チリの軍事政権での犠牲者と拷問の被害者に対する敬意を表し、チリ出身のアーティスによって制作された。不毛の荒野にぽつんと埋まったその手は高さが11mもあり、引っ張り出すことはちょっと難しい。

■詳細情報
・名称:砂漠の手
・予算:52.8万円〜

 

アントファガスタ

photo by Ksenia Ragozina/Shutterstock.com

アタカマ砂漠の真ん中、アントファガスタの街から南に75km進むと、地面から空へ向けて伸びる手に驚かされることになる。その正体は彫刻。

1992年に完成したこの彫刻は、チリの軍事政権での犠牲者と拷問の被害者に対する敬意を表し、チリ出身のアーティスによって制作された。不毛の荒野にぽつんと埋まったその手は高さが11mもあり、引っ張り出すことはちょっと難しい。

■詳細情報
・名称:アントファガスタ
・予算:52.8万円〜
ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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