編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

中国の宿泊事情は?

photo by pixta

中国の都市部には、外資系の高級ホテルが多数進出し、諸外国と変わらないホテルライフを楽しむことができます。

とはいえ、「費用がかさむのは困る」という節約派には、中級ホテルや民宿、ユースホステルなど選択肢はいろいろあります。せめて中国入国当日のホテル位は、「Booking.com」「Agoda」「Expedia」などの予約サイトから手配しておくことをおすすめします。

 

というのも、最近はかなり規制がゆるくなってきましたが、中国では、外国人が利用できるホテルは決められています。「渉外ホテル(渉外飯店)」と呼ばれる宿泊施設がそれで、外国人はこの「渉外ホテル」以外は基本的に宿泊できないことになっています。

ちなみに渉外ホテルとは、国際標準の設備やサービスレベルをクリアしていることを認定されるもので、「習慣の異なる外国人が快適に宿泊できる」ことを意味しています。特にウィグル地区など辺境ほど、このルールは守られていることが多くなります。

 

中国主要観光地の治安状況は?

photo by pixta

結論から言えば、どの観光スポットも治安はすこぶる良い状況が保たれています。国を挙げてテロ撲滅対策が強化され、特に観光地には現地警官の数も多く、ツーリストの街歩きには安心な国であるといえるでしょう。

夜間の単独行動を避け、スリや置き引きの被害にあわないよう貴重品管理を心掛け、料金の食い違いなどのコミュニケーショントラブルに注意する、といった旅の基本的な注意事項を守っていれば、まず安心して旅を楽しめることでしょう。

 

中国で現金を手に入れたい時は?

photo by pixta

到着空港でまずは当座のお金を両替しておく

空港内の銀行出張窓口の場合、原則50~60元の手数料がかかりますが、個人旅行の場合はタクシー料金など多少の現金は必要になります。日本で両替するよりは手数料がかかってもレートがよい場合が多いようです。

ただし地方の小さな空港では両替カウンターが見つからない場合もあります。行先によってはタクシー代など当座使用する金額程度は、日本で両替しておくことをおすすめします。

 

市内ではホテルか中国銀行

ホテルのフロントでも両替は可能ですが、小規模ホテルの場合は断られる場合もあります。一番レートがよくおすすめの両替先は銀行での両替です。両替には基本パスポートが必要になります。

都市部の場合は、ほとんどの銀行で日本円の両替が可能です。「中国銀行」をはじめとして、「中国工商銀行」「中国農業銀行」など多くの銀行の支店が立ち並び、9:00~17:00まで窓口がオープしているのでまず困ることはありません。

ただし、地方都市の場合は「中国銀行」以外の銀行では、日本円の両替ができないところもあります。土日も営業しているので、迷ったら「中国銀行」が確実ですよ。

 

両替商を利用する時は要注意!

観光地に設けられた公営の両替商以外、あまり両替商が見当らない中国。それもそのはず、営業許可のない両替は「違法行為」だからです。もし両替金額が間違っていた場合や、万一偽札だったときの保証はもちろんありません。

別の場所で偽札と知らずに使ってしまったら、警察に捕まるのはあなたです。そんなとき両替商を使っていた場合は警察に相談することもできないうえに、多額の罰金を支払う羽目になってしまう可能性が高いのです。

 

海外ATMを利用する

最近ではこのような「キャッシュ両替」とは別に、ATMを利用した海外キャッシングもおすすめです。キャッシング枠を設定してあるクレジットカードを利用するか、銀行のインターナショナルキャッシュカードやデビッドカードを利用する方法があります。

また、最近では、新生銀行のように口座から直接チャージ可能な海外プリペイドカード(GAICA)といったサービスもあります。

 

クレジットカードを利用したキャッシングは利息が付きますが、銀行のインターナショナルキャッシュカードなら、自分の日本の口座から直接現金を引き出すのと変わりはありません。手数料無料のATMなら為替レートが若干不利になる程度(プラス2~4%程度)で済みます。

編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

RELATED

関連記事