ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

航空券を探すとき、私には必ず心に決めていることがありました。それは「日本」、または「欧州」の航空会社を利用すること。

そして、「中国」やアジア諸国の航空会社は避けること。なぜかと言うとこれはもう完全に偏見で、前者の航空会社は安全で、後者は「危険」という勝手な思い込みが根付いていたからなんです。

今回は、偏見たっぷりな私が中国国際航空を例に、中国の航空会社を利用して改心した理由を7つご紹介します。

往復15万円のフランスに7万円で行ける!

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憧れのヨーロッパ行きでまず苦戦するのが、航空券の値段ではないでしょうか。人気と距離があることから往復12万〜15万円なんてザラですが、それは直行便を選択してしまうから。筆者が今年のGWに4泊5日でフランス行きを決意したとき、スカイスキャナーで見つけたのが中国(北京)経由の往復7万円のチケットでした。即決で申し込んだのは言うまでもありません。

お金で安全を買う人もいるけれど、「中国」だから危ないと決めつけてしまうのは、もったいない気がしませんか?

客室乗務員が美人で制服も可愛い!

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本当に失礼な話なのですが、中国人の女性はつり目で目が小さく、どこかキツい印象を持っていました。ですが実際は物腰がやわらかく、すらっとした長い足がとても綺麗。台湾美人は有名ですが、中国の方も負けないくらい肌のツヤがよく、朱色の制服に映えたその透明感に思わず目を奪われたのを覚えています。

インターネットの噂より愛想がいい

よく口コミで見かけるのが、「ブランケットを頼んだら嫌な顔をされた」や「声をかけたら“あ?”と言われた」などです。筆者もその口コミを見てから搭乗したので、だいぶ身構えていました。

ですが中国人の老夫婦にモニターの使い方を根気よく教えていたり、前回頼んだ飲み物を覚えていてくれたりなど丁寧な一面も。

機内食のバリエーションが意外と多い

中華料理しかないんだろうな…と思っていると大間違い!一般的にイメージする油多めの中華料理とはちょっと内容が違いました。

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ちなみにこちらの写真の機内食は、一見シチューのようですが黄色い部分はお米ではなくお芋をふやかしたもので、舌触りのよさが新感覚でとても美味しかったです!

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こちらは「え、中華料理?なに?」と意表をつかれた一品です。お米もタイ米のように細長かったので、タイ料理かもしれません。このほかにも、抹茶に似たお茶味のケーキが出てきたり、機内食のバリエーションが意外と豊富でした!

中華料理はちょっと…という方にも、抵抗なく機内食を楽しんでもらえるかと思います。

シートベルトや電子機器のチェックが徹底している

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客室乗務員が機内を何度も往復し、携帯電話の使用や上部の棚についてくまなくチェックしていました。ここまで徹底していると、日本の航空機同様の安心感を得られます。

「中国の飛行機は堕ちそう」と出発時に心配されましたが、中国国際航空は本国の官僚も利用していると言われる中国屈指の航空機。事前に情報を得て、不安に対処していきましょう。

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そして安全対策の映像に出てくるパンダが可愛いです。トゲトゲしい中国のイメージを払拭してくれるこのキャラクターに、まんまと和まされてしまいました。

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ね、可愛いでしょう?

中国人は人情味にあふれている

 

以前の私は、空港で中国人のマシンガントークを見つけてしまうたびに、「うるさいな」と思っていました。できれば近づきたくないし、関わりたくないと。

ですが空港で中国人に前後を挟まれ、内心「最悪だ…」と思ったそのとき、見知らぬ親子に笑顔で話しかけるおばさんを見て、まさに日本の下町情緒のようだと心があたたかくなってしまったのです。

たしかに無愛想な人も中にはいるけれど、それは日本でもどこでも同じこと。大事なのは、誰と出会って自分がどう受け取るかではないでしょうか。

自分の目で見るということ

いかがでしたか?実際に噂で聞いたままを鵜呑みにしていると、視野は拡がらず、可能性の道は閉ざされたままになってしまいます。声は大きいし早口だし落ち着きもないけれど、近くにいたから初めて感じられた中国人の「あたたかさ」。

みなさんも勝手なイメージや周りの情報にとらわれずに、自分の意思で旅の手段を選択してみてくださいね!

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東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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