長期旅行者とバックパッカーに捧げたい「沈没のススメ」
ライター
鎌田 淳生 世界一周経験者

世界一周出発時は初海外で未成年。元TABIPPO2014東京スタッフ。旅もスポーツも好きだけど根っからのオタク。旅を通して世界中に日本の誇るオタク文化を広めたい。

「沈没」とは、長期旅行者が観光等をせずに1ヶ所に長期間留まることを言い、多くの場合ネガティブに捉えられます。しかし、僕は実際に沈没してみて、それが悪いことだとは思えませんでした。

沈没することでわかるメリットはたくさんあります。今回は沈没のメリットと、最後にオススメの沈没宿を少しだけ紹介します。

 

現地の生活を実体験できる

旅をしていると、現地の生活を垣間見ることができますし、それを旅の醍醐味としている人も多くいます。数日だけの滞在だと、観光に行って終わってしまう場合が多いですが、沈没をしている時は現地人の生活を「実体験」している状態に近くなります。

現地の人が使うスーパーやマーケットで買い物をして、現地なりの遊び方で遊んで。そこの人がどういったリズムで生活しているのかが繊細にわかるようになります。

 

現地の友達ができる

1つの地域、町に長く滞在すると、必然的に行動パターンは決まってきます。大抵同じ店で買い物をするし、何度も足を運ぶレストランができます。そういった中で、レストランの店員等、顔を合わせる回数が多くなってくると、仲良くなってくる人もいます。

一人と親しくなると、その人絡みでたくさんの人と知り合うことができ、多くの友達ができます。その人達と飲み食いしたり、談笑したり、時には家に招待してもらえることもあります。こういった「繋がり」を得られることが沈没の醍醐味とも言えるでしょう。
 

旅の疲れを癒やすことができる

旅というものは全てが楽しい時間ではありません。ボッてくるタクシー運転手と値段交渉したり、言葉の通じない町で迷子になったりする時もあるので、精神的な疲れは知らない間に少しずつ溜まってくるものです。

精神的な疲れと身体的な疲れが貯まってきた時に、自分のお気に入りの土地で体を休ませることで、これからの旅をまた楽しむ準備をすることができるのです。

 

オススメの沈没宿紹介!

旅をしていて思わず長期滞在してしまいたくなるような宿が世界各地にあり、それを旅人は「沈没宿」と呼んでいます。そんな沈没宿の中から、僕が実際に旅中に使った宿や、旅人から聞いたりした宿を2つだけ紹介します!

 

中国・Hello Chengdu International Guest House

かの有名な日本人宿「Sim’s Cozy Garden Hostel」が、新しい中国人オーナーになって名前が変わったホテル。

ライター
鎌田 淳生 世界一周経験者

世界一周出発時は初海外で未成年。元TABIPPO2014東京スタッフ。旅もスポーツも好きだけど根っからのオタク。旅を通して世界中に日本の誇るオタク文化を広めたい。

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