東京から2時間で行ってきた!「大地の芸術祭の里」でアートを巡る旅をしよう

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秋旅の醍醐味はさまざま。美しい紅葉を見たり、秘湯を巡ったり、その土地の美味しいものを食べて地酒を嗜む。

 

どれも贅沢ではありますが、アートを巡る旅であなたの知的好奇心を満たしませんか。今回は新潟の越後妻有「大地の芸術祭の里」についてご紹介します。

 

いざ「Echigo-Tsumari Art Camp」へ!

ツアー

↑写真はメディアツアーのメンバー。1泊2日のツアーを一緒に周りました!

今回わたしが参加したツアーが「Echigo-Tsumari Art Camp」です。

フリーランサーで「大地の芸術祭」のオフィシャルサポーターとしても活躍されている安藤美冬さんよりご紹介いただき、越後妻有を堪能するべく、アートはもちろん食やアクティビティを楽しんで参りました。

 

ツアーに参加して、また越後妻有を訪れたいと思いました。

ぜひ知ってください、「大地の芸術祭」の魅力。

 

越後妻有「大地の芸術祭の里」って?

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photo by echigo-tsumari.jp

アートを通じた地方再生、その地域の魅力を世界に発信する舞台として「大地の芸術祭の里」は誕生しました。

 

聞きなれない地名かもしれませんが、「越後妻有」は造語です。

この越後妻有(えちごつまり)は、十日市・中里・津南・松之山・松代・川西の6つのエリアから成っています。

 

名前の由来は、「どん詰まり」「とどの詰まり」からきているそうで、なんでも源平の戦いの落武者がこの地に居を構えたことや、罪人の集落が存在していたという歴史的背景があったからだと言いいます。

 

そんなことを聞くと少し物悲しい気分になりますが、それもそのはず、ここは日本有数の豪雪地帯であり、過疎高齢化が進んでいる地域でもあるのです。pixta_3000833_M

photo by pixta

「大地の芸術祭」のアート作品は開催年である2000年より、この土地の約200を超える集落で自然や利用されなくなった施設・廃校など利用し、30を超える国のアーティストたちの手によって作られてきました。

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photo by echigo-tsumari.jp

そして3年に1度、本祭として開催されるのが「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。こちらは世界最大級の国際芸術祭として広く親しまれており、海外からの訪日旅行者も多く訪れます。

 

「大地の芸術祭」で見るべきアート3選

さて、ツアーのメインは越後妻有に点在するアート。実際に行き、印象に残った作品をご紹介します。

 

1、Kiss&Goodbye(ジミーリャオ)DSC_0258

台湾の国民的絵本作家のジミーリャオ氏のインスタレーション。

 

「Kiss&Goodbye」は、JR飯山線アートプロジェクトより誕生しました。この作品は土市駅に設置されています。

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この土地特有のかまぼこ型倉庫に着想を得て作ったという建物は、台湾の制作チームと地元の人が協力をしてその外壁を塗った、愛情あふれる作品です。

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この物語は「幸せのきっぷ」として、絵本にもなっています。

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ある震災で両親を亡くした少年小樹(シュウ)は、癒しを求めて旅に出ます。

飯山線の車窓から眺める景色によって、過去の思い出をよみがえらせ、勇気を取り戻していく主人公の姿は、読者に生きる力を与えてくれます。

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室内にはジミー氏の絵が飾られていて、訪れる私たちをあたたかく迎えてくれる作品です。

■詳細情報
・名称:Kiss & Goodbye
・制作年:2015年
・住所:新潟県十日町市馬場丁1316
・営業時間:10:00-16:00
・料金:越後水沢駅と2作品で500円
・公式サイトURL:http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/kiss_goodbye_doichi

 

2,絵本と木の実の美術館(田島征三)DSC_0274

「絵本と木の実の美術館」は、2005年に廃校になった旧真田小学校を舞台にした、絵本作家である田島征三氏の作品です。

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ひとたび体育館の門をくぐると、田島さんのイマジネーションが広がっています。

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この作品で田島氏は「学校はカラッポにならない」をタイトルに、鑑賞者がそれぞれの感覚で作品の中に入り、物語を体感する「空間絵本」を実現させました。

 

実在する最後の在校生だった、ユウキ・ユカ・ケンタそして集落に住む人の頭の中にある記憶が、カラフルな流木や木の実によって生き生きと表現されています。

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こちらは子供たちの思い出を食べるオバケ「トペラトト」。

 

トペラトトは思い出を食べ過ぎてついに破裂してしまい、記憶が校内を駆け巡ります。

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WRITER

田倉優子
20歳の時に東南アジアをバックパック1つで周り、旅の魅力を知りました。 大学卒業後、約4年間の旅行会社勤務を経て、現在はライターやイベント制作に挑戦しています!

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