ライター
Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

ハトシェプスト女王の葬祭殿/ルクソール

ハトシェプスト女王の葬祭殿

photo by pixta

古代エジプトの唯一の女王であるハトシェプスト女王によって建てられた神殿が、このハトシェプスト女王の葬祭殿です。まずこの葬祭殿のスケールの大きさに驚くでしょう。

建物は崖を利用した3階建てになっており、いる古代エジプトの遺跡の中では珍しい造りです。長い階段を登ると2階のハトホル女神の礼拝堂、プントとの交易図、ハトシェプスト女王のレリーフなどが残されており、見ごたえがたっぷりあります。

■詳細情報
・名称:ハトシェプスト女王の葬祭殿(Mortuary Temple of Hatshepsut)
・住所:West Bank of Luxor,Egypt
・アクセス:ナイル川西岸フェリー乗り場から車で約10分
・営業時間:06:00~17:00(冬季~16:30)
・定休日:なし
・料金:30EGP
・おすすめのツアー:王家の谷・ツタンカーメン王墓からカルナック神殿までルクソール完全制覇ツアー
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/ja/attractions/temple-of-hatshepsut

 

ルクソール神殿/ルクソール

Jan 2013 Luxor Temple / Luxor / Egypt .

tomo♪さん(@tomo_50_)が投稿した写真 – 2015 5月 9 2:21午前 PDT

次はナイル川東海岸の観光名所のご紹介です。このルクソール神殿もルクソール観光では外せない場所。アメンヘテプ3世やラムセス2世など多くのファラオがこの神殿を手掛けてきました。そのため、神殿内には各ファラオの壁画や石像が見られます。

ラムセス2世はこの神殿に2本のオベリスクを建てましたが、現在は1本しかありません。そう、このもう1本かパリのコンコルド広場にあるオベリスクなんですよ。また、夜になるとライトアップされて神秘的になる神殿も大変おすすめです。

■詳細情報
・名称:ルクソール神殿 (Temple of Luxor)
・住所:East Bank Of Luxor,Egypt
・アクセス:ルクソール駅から徒歩15分
・営業時間:06:00~22:00(冬季~21:00)
・定休日:なし
・料金:60EGP
・おすすめのツアー:王家の谷・ツタンカーメン王墓からカルナック神殿までルクソール完全制覇ツアー
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/temple-of-luxor

 

カルナック神殿/ルクソール

カルナック神殿

photo by pixta

1,500年という気が遠くなる時間を費やして作られたカルナック神殿。先ほどのルクソール神殿がこのカルナック神殿の付属神殿というのが信じられませんでしたが、さすが親元、かなり大規模な神殿でした。

それもそのはず。エジプトで最も大きい遺跡群で、見どころも沢山あります。まずルクソール神殿から続くスフィンクスの参道から始まり、大列柱室や巨像、オベリスクなど見るのに時間が足りません。

特におすすめなのが大列柱室。柱の至るところに美しいレリーフが刻まれ、上の方には当日の色彩も残っています。

■詳細情報
・名称:カルナック神殿 (Temples of Karnak)
・住所:East Bank Of Luxor,Egypt
・アクセス:ルクソール駅から北へ2.5km
・営業時間:06:00~17:30
・定休日:なし
・料金:65EGP
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/karnak-temple-complex

 

コム・オムボ神殿/コム・オンボ

アスワンから北に45km、コム・オンボの街のはずれにコム・オムボ神殿はあります。この神殿の特徴は2重構造になっており、左右にそれぞれ入り口、そして内部には2つの多柱式ホール、至聖所がある珍しい造りです。

これはハヤブサの神ハロエリスとワニの神ソベクの2神に捧げています。神殿内には発見されたワニのミイラが展示されている他、珍しい古代の医療器具や出産シーンのレリーフがあるので見つけてみてくださいね。

■詳細情報
・名称:コム・オンボ神殿 (Temple of Kom Ombo)
・住所:Temple of Kom Ombo, Aswan Governorate,Egypt
・アクセス:アスワン市内から車で1時間。他ボートクルーズ、ルクソールまたはアスワンからバス
・営業時間:6月~9月06:00~17:00、10月~5月:06:00~16:00
・定休日:なし
・料金:30EGP
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/en/attractions/the-temple-of-kom-ombo

 

エドフのホルス神殿/エドフ

エドフのホルス神殿

photo by pixta

180年の歳月をかけてファラオによって造り上げたエドフ神殿はエジプト内でカルナック神殿に次ぐ規模の大きさを誇ります。この神殿はエジプト神話で最も偉大なホルス神に捧げた神殿です。

神殿の保存状態はかなり良好で、神殿の第1列柱室入口前のホルス神の像やエジプト神話をモチーフにしたレリーフなど紀元前に作られたものとは思えない程です。

■詳細情報
・名称:エドフ神殿(Temple of Edfu)
・住所:Adfo, Markaz Edfo,Aswan,Egypt
・アクセス:ルクソールまたはアスワンからバス
・営業時間:09:00~17:00
・定休日:なし
・料金:40EGP
・公式サイトURL:http://www.sca-egypt.org/eng/SITE_Edfu.htm

 

切りかけのオベリスク

切りかけのオベリスク

photo by pixta

アスワンは古代に花崗岩の石切り場として栄えていた一帯があり、長さ約42m、重さ推定1168tとされる切りかけの巨大なオベリスクが発見されました。出来上がっていればエジプト最大の大きさでしたが、中央に亀裂が入ってしまった為、残念ながら未完成に終わってしまったようです。

このオベリスクにはまだ古代の工具のあとや刻まれた絵文字などが見られ、未完成のオベリスクとも言われます。

■詳細情報
・名称:切りかけのオベリスク(Unfinished obelisk)
・住所:Sheyakhah Oula,Qism Aswan,Aswan,Egypt
・アクセス:アスワン市内から南に1.5km、車で約8分
・営業時間:夏季:08:00~18:00、冬季:07:00~16:00
・定休日:なし
・料金:30EGP
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/the-unfinished-obelisk

 

アブシンベル大神殿/アスワン

アブシンベル大神殿

photo by pixta

アブシンベル神殿はエジプトの中でギザのピラミッドに次ぐ、2番目に観光客の数が多い人気のスポットです。私はこの場所が1番感動しました。

神殿は大神殿と小神殿に分かれます。大神殿の入り口には約20mの高さがあるラムセス2世自身の巨大な座像が4体あり、内部には他国との戦争で活躍したレリーフで埋め尽くされています。

また、年に2回アブシンベル大神殿が最も注目される日があります。何と朝日が通路内を通り、最奥にある神像4体を照らす神秘的な光景が見られるのです。これを計算して作った古代エジプト人…なんて凄いんでしょう。

■詳細情報
・名称:アブシンベル大神殿(The Great Temple of Ramesses)
・住所:Aswan,Egypt
・アクセス:アスワン市内から車やバス、またはアブ・シンベル空港から神殿行バスで10分
・営業時間:05:00~18:00(冬季~17:00)
・定休日:なし
・料金:70EGP(音と光のショーは別料金)
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/en/regions/nile-valley/abu-simbel-temples
・おすすめのツアー:【アスワン発】エジプトが誇る至宝!世界文化遺産アブ・シンベル神殿プライベートツアー

 

アブシンベル小神殿/アスワン

アブシンベル小神殿

photo by pixta

大神殿のすぐ隣にあるのが、ラムセス2世の愛した王妃ネフェルタリのために捧げた小神殿。ハトホル女神に捧げた神殿でもあります。入り口にはラムセス2世の巨象4体とネフェルタリの巨象が2体仲良く並んでおり、ラムセス2世がいかに王妃を愛していたかが分かります。

アブシンベルを観光するならこちらのツアーがおすすめ!プライベートツアーなのでゆったりと楽しめます。

■詳細情報
・名称:アブシンベル小神殿(The Small Temple of Nefertari)
・住所:Aswan,Egypt
・アクセス:アスワン市内から車やバス、またはアブ・シンベル空港から神殿行バスで10分
・営業時間:05:00~18:00(冬季~17:00)
・定休日:なし
・料金:70EGP(大神殿と共通)
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/en/regions/nile-valley/abu-simbel-temples
・おすすめのツアー:エジプトが誇る至宝!世界文化遺産アブ・シンベル神殿プライベートツアー

 

ワディ・アル・ヒタン(くじら渓谷)/ファイユーム地区

ワディ・アル・ヒタン(クジラ渓谷またはクジラの谷)はカイロから南南西約150kmに位置する砂漠地帯にあります。現在この一帯は砂漠になっていますが、約4~5,000万年前のこの地域は海が広がり、色々な海洋生物が生息していました。

実際に体長21mを超える巨大なバシロサウルスといったクジラの先祖や、原始的なサメなどの化石が多数発見されています。このように当時の生態環境を示す貴重な遺産であり、2005年には世界遺産に登録されています。

個人では行き辛い場所にあるので現地ツアーを利用しましょう。

■詳細情報
・名称:ワディ・アル・ヒタン(Wadi Al-Hitan)
・住所:Wadi Hitan National Park
・アクセス:カイロから約2時間。交通機関は車のみ。4WDを推奨
・公式サイトURL:http://www.egypt.travel/en/attractions/wadi-el-hitan-valley-of-the-whales

 

アブ・メナ修道院/アブ・メナ

アレクサンドリアから南西45kmにある小さいな町アブ・メナは4世紀に殉教したとされる「聖メナス」を埋葬された土地です。この町は世界遺産に登録されています。

残念ながら当時の遺跡はほとんど残っていませんが、聖メナスを埋葬した古代教会の跡地に現在は修道院が建っており、今もコプト教(エジプトにおけるキリスト教)の巡礼地として多くの巡礼者が訪れています。

■詳細情報
・名称:アブ・メナ(ミナ)修道院(St.Mina Monastery)
・住所:9 Mar-Mina Rd, Qetaa Maryout, Qesm Borg Al Arab, Alexandria Governorate 21934,Egypt
・アクセス:アレキサンドリアのBaheej駅からバスでアブ・ミナへ。アブ・ミナから修道院まではマイクロバス
・営業時間:不明
・定休日:不明
・電話番号:034593401
・料金:不明
・公式サイトURL:http://stmina.info/%D8%A7%D8%AA%D8%B5%D9%84-%D8%A8%D9%86%D8%A7/
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Yuki 海外旅行課に配属 / 35ヵ国以上訪問

旅が好きで旅行会社に入り、それまで国内派だったのに海外旅行課に配属され海外にハマる。 会社に入るまで2ヵ国しか行った事がなかったのに、いつの間にか35ヵ国以上訪れる事に。もちろん並行して国内旅行もかかさずに。 一生旅を楽しみ生きていければ幸せだと思っています。

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