ライター
古性 のち フォトグラファー / 物書き

1989年横浜生まれ。タイ・チェンマイ在住。世界中を旅しながら写真と言葉を中心にSNSにて作品を作るクリエイター。2016年の世界周遊旅をきっかけ多拠点生活をスタート。これまで訪れた国は30カ国以上。仕事は写真の他、コミュニティ運営やエッセイ執筆、SNSコンサルなど。雑記や旅写真を気ままに詰め込んだSNSの総フォロワーは現在20万人程。

こんにちは。世界中を旅しながら仕事をしているフリーライターの、古性のち(@nocci_84)です。みなさんは、初海外の記念すべき1カ国目は、どこでしたか? またそれは、どのように決めましたか?

今でこそいろんな国を飛びまわって仕事をしていますが、1年前の今頃までわたしはほぼ1度も海外に行ったことがありませんでした。語学留学をキッカケに、はじめて降り立った異国の地「フィリピン」では、怖すぎて空港から出ることができず、入国カードを握りしめてふるえていたことを、昨日のことのように鮮明に思い出します。

今回は「海外に行ってみたいけれど、いちばん初めの国はどこにしよう・・・?」と迷っているひとり旅初心者の背中を押すべく、これまでわたしが旅をしてきた国の中から「ここが1カ国だったら更にハッピーだったかもしれない!」と思う国を3つあげてみました。

ひとり旅にでる際の、何か参考にしていただけたら嬉しいです。(最後に、イベントの告知もあります!)

旅をしてきて実際に感じた「旅しやすい国」の条件

その1:交通機関のルールがわかりやすい

物価よりも、優先度が上になるのが交通ルールのわかりやすさ。はじめてのひとり旅で、その国特有の乗り物に乗るのはかなり勇気がいる行為です。なので、乗り場・切符の買い方・路線図など、わかりやすく表示されている国は非常に旅がスムーズにはじまりました。ちなみに個人的にはとってもむずかしかったのが、オーストリアやフィンランドで頻繁に乗った、路面電車の「トラム」でした。

その2:日本よりも物価が安い・または一緒

これも「旅のしやすさ」に直結してくるもの。物価です。ひとり旅に慣れていないと、想定外の失敗はたくさんおきるもの。その中で、物価も高く……となってしまうと、やり直しをするのに躊躇してしまったり、せっかくの旅を伸び伸び楽しむことができなくなってしまいます。旅の中盤で物価の高い国に足を運ぶのもありですが、最初の1カ国目は、何かあったときにやり直しがしやすい、物価の安い国がオススメです。

その3:町全体がコンパクトにまとまっている

宿・買い物・食事・カフェができるスポットが1箇所に固まっているエリアは、初心者でも気楽に町歩きをたのしむことができます。旅の途中で何か忘れ物に気づいた時や、シャンプーや洗顔フォームなど、生活必需品も手にはいりやすい。

わたしが選ぶ旅しやすい国BEST3

それらの条件を受けて、わたしのオススメをご紹介します。

1位:タイ・バンコク

定番といえば定番ですが、やはり微笑みの国、タイは強い。物価も安い・治安も良い・なんでも揃う・交通機関のルールもわかりやすい、という旅初心者にとっては練習しやすい国、玄人からするとオアシスのような国がここです。

夜に開かれるマーケットに足を運べば、キラキラとカラフルに色を放つ可愛すぎる雑貨たちがずらり。旅のテンションMAXになること間違いなしです! 買いすぎには注意。

2位:チェコ・プラハ

ふたつ目はチェコのプラハ。こちらも様々なものが町の中心にきゅっとまとまっている印象。物価は日本よりも少し安い程度です。空港に降り立った瞬間に、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような可愛らしい看板や人形、ワクワクするようなアイテムたちがお出迎えしてくれます。

旅中いちばん心惹かれたのは、この小瓶。チェコの町中を散策していると、こうした乙女ごころをくすぐるアイテムがたくさん。かわいいものに目がない女子は、ぜひ行ってみてほしい国です。

3位:ポーランド・クラクフ

そして最後は、ポーランドのクラクフという町。「ポーランドの京都」と日本人の間では呼ばれています。歩きやすい道に、わかりやすいお金。そして何より、ポーランド人はとっても親日家が多いのです!困っていると手を差し伸べてくれる優しいひとたちがゆっくり、まったりと暮らしています。

クラクフの中には、安く(もしくは無料)で見れる教会がたくさん。世界でいちばん美しいと呼ばれる教会があるのもクラクフです。ぜひゆったり、古都の町で自分時間を噛み締めてください。

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古性 のち フォトグラファー / 物書き

1989年横浜生まれ。タイ・チェンマイ在住。世界中を旅しながら写真と言葉を中心にSNSにて作品を作るクリエイター。2016年の世界周遊旅をきっかけ多拠点生活をスタート。これまで訪れた国は30カ国以上。仕事は写真の他、コミュニティ運営やエッセイ執筆、SNSコンサルなど。雑記や旅写真を気ままに詰め込んだSNSの総フォロワーは現在20万人程。

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