また、南伊豆町は単純泉という塩分が多く含まれている温泉のため、美肌や傷の治りによく、保温効果も高いそう。
ウェルカム抹茶から土日限定の餅つき大会など無料で楽しめるイベントも充実しているので、カップルにもおすすめです。
・名称:花のおもてなし南楽
・住所:
・営業時間:チェックイン14:00、チェックアウト11:00
・電話番号:Tel:0558-62-0171 Fax:0558-62-1001
・公式サイトURL:http://www.nanraku.com/
温泉につかって、美味しいごはんも食べて…しあわせ
南伊豆といえば金目鯛!ということで、南楽さんでは金目鯛のしゃぶしゃぶをいただきました。新鮮な海鮮をふんだんに使った懐石料理に、思わず箸がとまりません。
美味しさは、酒井さんの顔が証明です。
部屋の広さとよろこびは比例する
2人用にしてはもったいないほどの広さで、クローゼットには可愛い髪ゴムや緑の靴下が置いてあり冷え性の女子にはうれしい気遣いが感じられます。
「どうも、床の間が似合う女です。」
「いや、ちがうちがう。」
週末アドベンチャートリップ代表が語る、事業への想いとは
この納税トリップを始めたのは、上述の「週末アドベンチャートリップ」の実行委員会の皆さん。せっかくなので代表の橋村和徳さんに週末アドベンチャートリップのルーツ、地域の課題解決についてお話を伺いました。
上京による地方の過疎化、空き家からなるシャッター商店街など、地域課題は挙げればキリがありません。しかし、橋村さんはそういった課題を解決してやろう、といった理由でこの事業を始めたわけではありませんでした。
伊豆の魅力にハマってしまった橋村さんは、多大な投資をしてホテル事業などを始めるのではなく、「ありのままの自然に触れてほしい」という想いからまずキャンプ事業に目をつけました。結果的に外部から人が集まったことで経済が回り、事業は大成功。内にこもりがちだった地元の方々にも喜んでもらえたことが自信になったそうです。
なにより、地元の人たちが自然という既存の地域資産の素晴らしさを自覚するキッカケになったこと、プライドの再認識に繋がったことが大きかったと言います。
メリットと思っていることがデメリットで、デメリットと思っていることがメリット
とはいえ内部の方が築き上げてきた地域への想いやこだわりを変化させるのは難しく、空き家だけれど人に貸すことに難色を示す方や、事業を限定する方が多いのだそう。
「自然が売りといえど原風景はどこの田舎にもあります。たとえばアクセスが悪いとか、実は便利じゃないほうが体験としてはよかったりするものです。」
そう語る橋村さんは、地元の方に新しいものではなく既存のものをどうアプローチしていくかの視点に気付いてもらえるよう、まずは同世代の方々に影響を与えていき、「結果として内部から伊豆が盛り上がればいいなと思います」とまっすぐに話してくださいました。
知ってもらって、好きになってもらうことから
道の駅では南伊豆町商工観光課代表の一山さんに、上京後ふるさとに戻ってきて見えた伊豆への想いを語っていただきました。
一山さんは就職を機に都市部へ上京し、5年間民間の企業で働いたあと南伊豆町に戻ってきたいわゆる上京組でした。やはり都市部との地域格差は激しく、また伊豆北部に比べ南部地方は観光業などの担い手不足が深刻で跡継ぎ問題が後を絶たないそう。
そのため、ふるさと納税の寄附感謝券を使って伊豆半島を広く好きになってもらえれば、観光事業者にも活力を与えられ担い手の可能性が増えてくるのではないか、と伊豆への想いを話してくださいました。
最終的には来てもらって知ってもらうことから、移住まで繋げることが一山さんの願いだと言います。
一山さんからひじきと海苔をお土産に頂いたので、さっそくお味噌汁にしました!道の駅で購入した南伊豆町のたくあんとあわせて実食すると、「小さい頃たくあんばかり食べてたなぁ」とふと思い出し、素朴でどこか懐かしいあたたかさにホッとしました。
(写真は私が惜しくも半目ですみません!一山さん、ありがとうございました!)
ツアーをおえて
そんなウマい話あるの?と半信半疑だった今回の旅。しかし、ご覧のとおり味覚も視覚も大満足の一泊二日を過ごすことができました!
当初の目的は女子旅の取材だったけれど、都会に居たら決して感じることのできない地域格差の現実も目の当たりにすることができ、観光できているのは地域の担い手の方々のおかげだと再認識することができました。
今回は、約6万円納税した場合を想定した納税トリップでしたが、南伊豆町へのふるさと納税では特産物への交換はもちろん、こういった週末アドベンチャートリップもお得に体験することができます。
みなさんもぜひ、アクティビティや宿を自分好みにカスタマイズして、南伊豆町の大自然を体感しに行ってみてくださいね!