【世界一周インタビュー/vol.2】人を惹き付けながら、世界一周するには|市川潤一さん

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「旅の醍醐味は人」とよく言われるが、実際にそのような旅をするのは難しい。

今回紹介するのは、現地の人の優しさに触れ、旅によって心を揺さぶられた人だ。人との繋がりについて彼から話を聞いて、どうしてそのような旅が出来たのかを考えてみる。

旅の中で様々な人と出逢ったと思います。
その中で最も印象的だった人について教えてください。

1番覚えているのは、インドで出逢った夫婦です。

とある夜、電車の駅に向かうためにバスに乗っていました。だけど洪水で道が悪く、進めなくなっちゃったんです。とにかく時間が無くて焦っていたら、同じバスに乗っていたインド人夫婦が「駅まで歩けば20分くらい」と教えてくれました。その時間を聞いた僕は、バスを降りて、洪水の中を駅まで歩くと決めました。とは言っても右も左も分からない状況で、さらに水位は膝の高さまであって。どうしようと思った次の瞬間、先ほど時間を教えてくれた夫婦がバスから降りてきてくれて、洪水の中、駅までの道案内をしてくれたんです。

必死になってしばらく歩くと、目の前には大きな川。「電車の駅はこの川の向こう側にある」と教えてくれました。だけど桟橋からは、最後の定期船が岸から少しずつ離れていくのが見えました。しかもその船は、まるでタイタニックの救命船みたいに満員の状態。道案内してくれた夫婦は「船に飛び込め!」って僕の背中を押します。バックパックを背負った僕は「無理、無理」と言いながらもジャンプして飛び乗りました。ほっとして後ろを振り向ってみると、ただ手を振って見送ってくれた2人がいました。

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そのときどう思いましたか。

定期船に乗ってからも、その2人のことで頭がいっぱいで。「自分を見送ってくれた後、どうしたんだろう」「どうして自分を犠牲にしてまで、見ず知らずの異国人の僕に優しくしてくれたのだろう」って。
自分の想像を超えた夫婦の優しさに、とにかく衝撃を受けました。

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現地の人と繋がれるコツってありますか。

カウチサーフィンはお勧めですよ。カウチサーフィンは、現地の人と旅人を繋ぐwebサービスで、旅人が現地の人の家に泊まったり、ご飯を一緒に食べたりできるんです。僕はイスラエル、オーストリア、スウェーデンの3カ国で利用しました。ちなみにその国でホストしてもらった人って、実はもともと日本で会っていたんです。彼らが日本を旅しに訪れた時、僕が家に招待して、ご飯を作って、僕なりにもてなしました。だからカウチサーフィンは、通常なら「初めまして」だけど、僕は「再会」。日本で会った人と今度は海外で再開するのは、すごく感動的で、同時に安心感に包まれましたね。

日本で会った人と、今度は外国で会うって凄いですよね。
再会して良かったと思うことってありますか。

そう強く思ったのはスウェーデンでの滞在の時です。
首都ストックホルムに滞在した昨年末の12月29日、ケバブ屋で盗難にあいました。中には財布やクレジットカード、そしてパスポート。「世界一周なんて簡単にできる」と旅をバカにしていた僕は、「もう旅が続けられない」という事実が受け入れきれなくて、頭が真っ白になりました。だけどその後、この事件は奇跡的にスピード解決しました。盗難にあったけど、カウチサーフィンでの現地の友達が協力してくれたから独りではなくて。温かい家にも泊まれたし、たくさんの良い人との出逢いがあったので、スウェーデンは僕にとって大切な国です。こうやって笑い話で済ませられるのも、現地の人、友達に助けられたからこそです。

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人との出逢いを大切にする旅をして、何か変化はありましたか。

世界一周中に「自分のやりたいこと」に対する「気づき」がありました。
それは「言葉で人の心を動かすこと」が好き。
「いろんなものの魅力を知って、考えて、伝える事」が好きだと言うこと。
旅の中でブログを通して言葉を紡ぐうちに、出会った旅人に「君のブログ好きだよ」と言ってもらえたのがきっかけな気がします。

帰国してから、何をしていますか。何を考えていますか。

帰国して、自分のやりたいことをすぐに行動に移しました。6ヶ月間のコピーライター講座に通って、それから仲間とCMを作りました。
自分の思い通りの人生にするために、自分の意志を大事にしています。
そう出来るようになったのは、旅のおかげです。旅は、自分で考えて行動していくものだから。

選択と集中・目標の設定・試行錯誤ー。

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TABIPPO.NET編集部
TABIPPO.NET編集部
若者が旅する文化を創る!
全員が世界一周を経験したメンバーが学⽣時代に作った組織がTABIPPOです。設立して4年半、2014年4⽉に株式会社になりました。とにかく旅が好きで、たくさんの人に旅を広めたいと思っ…

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