ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

1.国民20人?謎多き「ハットリバー王国」

世界の未知の国②

photo by Chris Fithall

オーストラリア西部にある独立国家。この国、ほんとに謎だらけ!

国の成り立ちはオーストラリア政府がとった小麦の買い付け制限に反して、この地域の所有者レオナード公が独立を宣言したことから。妻であるシャーリー夫人を公妃とし、息子3人を郵政相、財相、外相に。国民は自分の家族と使用人だけのたった20人。

 

独自の紙幣や切手を製造発行などなど。信じられないようなことが国として成り立っています。パスポートのはんこもあるとか。激レア。オーストラリアに行くときには、ぜひ立ち寄りたい場所です。

※2020年8月3日、新型コロナウイルスの影響で、観光収入が経たれたためにハット・リバー公国は解散を宣言。国は消滅しオーストラリアの領土となりました。

 

2.サンゴ礁の美しい8つの島「ツバル」

photo by pixta

国土の海抜が最高で5メートル、オーストラリア北東に位置する島国です。世界で4番目に小さい国で、人口は約1万人。

国名の「ツバル」、「ツ」は現地語で「立ち上がる」、「バル」は「8」という意味で8つの島の人たちが協力して国を作っていこうという意味が込められています。

美しいサンゴ礁が広がる、南国ツバルへぜひ訪れてみてください。

3.まったり旅にオススメ!「クック諸島」

photo by pixta

ニュージーランドより北東部に位置し、24のサンゴ環礁と火山島で成る島国です。国連も加盟しておらず、まだ国家として認められていない国も多いですが、このクック諸島は正式に国として成り立っています。

辺境の土地にあるため、交通手段はニュージーランドかタヒチからの飛行機がメイン。透き通る海に純白のビーチ。ゆっくりと流れる時を感じたい方、このクック諸島は要チェックです。

4.太平洋の孤島「ピトケアン諸島」


太平洋の中にポツンと存在する島国。正式名称は”ピトケアン・ヘンダーソン・デュシー及びオエノ諸島”です。かつてはイギリスの植民地であったこの国で話される言語は、英語とタヒチ語のミックス。とても小さい国です。

 

この国を訪れるときの注意点は、ダンスやお酒を飲むことを強く禁止する文化が根付いており、娯楽施設と呼べるものはバーとカフェが一つずつあるのみ。

お酒飲みたいけど〜っていう人には不向きかもしれません。

5.危険な匂いがする国「シーランド公国」

バチカン市国よりも、もちろん面積が小さく世界最小の国家を自称しているらしいです。

第二次世界大戦中にイギリス軍が作り上げた海上要塞のあとに、元陸軍のロイ・ベーツが独立宣言とともに占領。自らロイ・ベーツ公と名乗っているとか。おもしろすぎる!

6.本当にサッカーやってるの?「リヒテンシュタイン公国」

photo by pixta

西ヨーロッパの中央部に位置しており、スイスとオーストリアに囲まれている人口3万人規模の小さな国?です。UEFA(欧州サッカー連盟)に加入しているのに、サッカーリーグが無い!なにそれ、へんてこです。

7.カトリックの総本山「バチカン市国」

photo by pixta

バチカン市国。名前はとても有名ですよね。世界一人口の少ない国。819人の国民のほとんどが修道者という、完璧にカトリックの聖地。

一度足を踏み入れたら、カトリックに飲まれてしまいそう。

8.紛争が色濃く残る「ナゴルノ・カラバフ共和国」

photo by pixta

アゼルバイジャンとアルメニアに挟まれて、両国の対立の火種となっている国。四方を3,000m級の山々に囲まれ、森林にも恵まれた土地。ただ、廃墟となった街並みも残っており、紛争の激しさを物語っています。

9.ガンジーじゃない「ガーンジー」


イギリス海峡に位置する小さな小さな島国。イギリスに管理されているが、EUに加盟しているわけでもないという、ちょっと変わったお国です。

名前も変。「ガンジー」ではないですよ。お間違えなく。

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トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

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