地獄蒸しってどんな料理?大分の絶品グルメ6選
編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

大分県別府の町は、遠くから見ると湯煙でけぶって見えるなんていうくらいの温泉の町です。湧き上がる熱湯は地獄と呼ばれる池を作り、成分によって色が違います。

そんな温泉を利用した料理や、速吸の瀬戸でとれる関サバ関アジなど大分のグルメをご紹介しましょう。

*編集部追記
2015年8月公開の記事に、新たに3品を追加しました。(2018/1/21)

 

大分の食事事情

photo by pixta

大分といえば別府や湯布院など温泉が非常に有名ですが、実はおいしいグルメもたくさんあります!しかも大分の特徴を生かした個性が強い料理やスイーツが多く、なかなか他の場所では味わえないというレア感があります。

例えば温泉の蒸気を利用して作る地獄蒸しや地獄蒸しプリン、佐賀関沖で捕れた関サバ・関アジ、モチモチした噛みごたえのある食感が特徴的なやせうまなどなど、聞くだけでワクワクするような料理がいっぱい!特に地獄蒸し・地獄蒸しプリンは、良質な温泉が湧き上がる大分ならではですよね。

その他にも今や全国的に有名となったとり天もぜひ試したいところ!唐揚げとはまた違ったおいしさがあり、私はむしろ唐揚げよりこっちの方が好きかも?なんて感じてしまいました。

 

ベストフード

photo by pixta

私がおすすめするのは、見た目にもユニークな地獄蒸しです。温泉の熱噴気を利用して専用の地獄釜で一気に蒸して作る料理で、食材の旨味がギュッと凝縮し、シンプルながらおいしい!

ある種エンターテインメントとも言える地獄蒸し。一度食べたら病みつきになり、リピーターが続出しているという地獄蒸しプリンもおいしいので、ぜひ試してみてくださいね。

 

地獄蒸し

13937639468_9f9a209930_b
photo by Norio.NAKAYAMA

13937626349_55ba5111b5_b
photo by Norio.NAKAYAMA

13937652337_d3c594d04f_b
photo by Norio.NAKAYAMA

13937189367_04c057df0c_b
photo by Norio.NAKAYAMA

豊富な温泉蒸気を利用していろいろな食材を加熱調理するものを地獄蒸しといいます。土産物屋の店頭に蒸気の吹き上がる地獄釜を据えて、温泉卵や、プリンなどを蒸して売っています。

鉄輪温泉には、観光客も食材を持ち込んで地獄蒸しのできるところが幾つかあります。野菜や魚介類などを自分で蒸して味わうのは旅の面白さですね。

《おすすめ情報》

「里の駅 かんなわ」には「蒸de喜屋」という地獄蒸しの体験コーナーがあります。わずかな費用で、持ち込んだりその場で買ったりした食材を蒸して、オープンテラスで食べることができます。

別棟には11種類もの温泉が楽しめる日帰り温泉施設「夢たまて筥」があるのも楽しいです。

■詳細情報
・名称:蒸de喜屋(じょうできや)
・住所:大分県別府市鉄輪北中1組
・アクセス:JR別府駅から亀の井バス(路線番号2,5,7):バス停「鉄輪温泉」下車すぐ
・営業時間:[平日]8:00~22:00、[祝祭休前日]8:00~24:00
・定休日:無休
・電話番号:0977(66)1233
・料金:¥1,000~¥1,999
・公式サイトURL:www.satonoeki-kannawa.jp

 

とり天

Ayane.Kさん(@copime)がシェアした投稿


とり天は一口大に切った鶏肉に、天ぷらの衣をつけて揚げたもので、フワッとした衣の食感が唐揚げとは違っています。酢醤油と練り辛子を添えて食べるのが一般的で、ポン酢やカボスを添える場合もあります。

《おすすめ情報》

別府市の「東洋軒」は中華料理の店ですが、昭和初期から「とり天」を出しています。やや厚めの衣には中華風の下味が少し付いているのが特徴です。大分のとり天の王道ともいえる味のお店です。

■詳細情報
・名称:レストラン東洋軒
・住所:大分県別府市石垣東7-8-22
・アクセス:JR別府駅から大分交通バス(吉弘経由鉄輪温泉、石垣8丁目経由APU行)・亀の井バス(23番系統別府医療センター行):バス停「石垣八丁目」下車徒歩6分
・営業時間:[月~金]11:00~15:00(L.O.14:30)、16:30~22:00(L.O.21:30)
[土・日・祝]11:00~22:00(L.O.21:30)
・定休日:無休
・電話番号:0977-23-3333
・料金:¥1,000~¥1,999(カード不可)
・サイトURL:https://tabelog.com/oita/A4402/A440202/44000534/

 

あつめし


「ブリのあつめし」は、農山漁村の郷土料理百選に選ばれた大分県佐伯の漁師料理です。厚切りにした刺身を醤油・酒・砂糖で作ったタレに漬けこみ、炊き立てのご飯にのせたものを「りゅうきゅう」とか「りゅうきゅう丼」と言います。

りゅうきゅうに熱いお茶をかけてお茶漬けのようにしたものが「あつめし(温飯)」です。

《おすすめ情報》

金太郎」では、マグロ、サバ、カンパチなど好きな魚でりゅうきゅうを作ってもらえます。また、盛り合わせといって、数種類の魚を盛ったりゅうきゅうもあります。

りゅうきゅうをある程度食べてから、熱いお茶を貰って最後はあつめしで食べるのがおススメです。

■詳細情報
・名称:金太郎
・住所:大分県佐伯市葛港11-15
・アクセス:JR佐伯駅から徒歩10分
・営業時間:11:00~20:00
・定休日:不定休
・電話番号:0972-23-0910
・料金:¥1,000~¥1,999
・公式サイトURL:http://tabelog.com/oita/A4401/A440105/44001037/

 

だんご汁


だんごと言っても丸い団子ではなく、小麦粉で作った平たい麺です。だんご汁は、豚汁のような具だくさんの味噌汁にだんごを入れたもので大分の家庭料理です。

《おすすめ情報》

かみ風船」はだんご汁だけでなく大分の郷土料理をいろいろ食べられる居酒屋です。あちこち発祥の店を巡るのも楽しいですが、1つのお店であれこれ食べるのも良いものです。

■詳細情報
・名称:かみ風船 中央町店
・住所:大分県大分市中央町2-15
・アクセス:JR大分駅から徒歩5分
・営業時間:17:00~24:00
・定休日:無休
・電話番号:097-536-5858
・料金:¥2,000~¥3,999
・サイトURL:https://tabelog.com/oita/A4401/A440101/44000690/

 

やせうま

おちりさん(@syunkasyuutooo)がシェアした投稿


やせうまは、だんご汁に入れるだんごを茹でて、きな粉をまぶした大分に伝わる素朴なおやつです。

《おすすめ情報》

「甘味茶屋」は古民家を使った和風カフェです。甘味処ですが、手延べならではの、やせうまとだんご汁が美味しいので知られています。

食事時ならだんご汁と天むすのセット、そんなにガッツリ食事はちょっと、という時ならだんご汁とやせうまの定食がおススメです。

■詳細情報
・名称:甘味茶屋
・住所:大分県別府市実相寺1-4
・アクセス:JR別府駅から亀の井バス「立命館アジア太平洋大学」行き(24系統):バス停「別府総合庁舎」下車すぐ
・営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
・定休日:不定休
・電話番号:0977-67-6024(問い合わせ)、050-5868-8264(予約)
・料金: ¥1,000~¥1,999
・公式サイトURL:http://amami.chagasi.com/

 

りゅうきゅう

とり天やだご汁に続く注目の大分郷土料理「りゅうきゅう」。大分でとれるブリやさば、あじといった鮮魚を、醤油や生姜などの入った漬けに浸します。それらをしそや白ごまなどと一緒にご飯のせたり、茶湯をかけて茶漬けにする食べ方もあるそうです。

《おすすめ情報》

地元で有名な郷土料理のお店「こつこつ庵」では、カンパチやアジ、タイなど様々な魚の種類があり、お魚によって漬け込む時間を変えているそうです。海鮮丼や漬け丼との違いはとろりとした食感が魅力です!

■詳細情報
・名称:こつこつ庵
・住所:大分県大分市府内町3丁目8−19
・営業時間:11:30分-14:30分, 17:00-22:30
・サイトURL:https://tabelog.com/oita/A4401/A440101/44000022/

 

まとめ

温泉や海という自然に恵まれた大分のグルメは、素朴だけど自然体の御馳走が多いです。身体にもやさしそうなグルメを楽しみたいですね。

編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

RELATED

関連記事