ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

「旅に出た時にコミュニケーションが取れるくらい英語力が欲しい」「英語が話せる人生だったらな」と思っている方は多いのではないでしょうか。

日本から約5時間で訪れることができるフィリピンは、アジアではトップクラスの発音の良さと、海が近い、そして比較的安価で留学ができるとして、短期留学先として近年高い人気を誇っています。

フィリピン留学では集中して授業が受けられたり、授業に関するサポートがしっかりしていたりと、短期間での英語力向上にぴったりの学習環境が整っています。1〜2週間の超短期留学も可能なフィリピン留学のメリットからデメリット、注意点までをご紹介します。

フィリピン留学のメリット


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英語初級者向け

フィリピンは第一言語がフィリピン語。英語を第一言語で使用するスピーカーが先生ではないものの、その英語力の高さには世界中から定評があります。しっかり丁寧に教えてくれるので、英語が全く話せない人も安心して通える学校ばかりです。

マンツーマンレッスンがあるので、苦手分野を集中的に伸ばす環境が出来上がっている

通常の語学学校では、英語レベルが同じくらいの10~15人程度の生徒が、同じ授業を受け語学の勉強を進めますが、フィリピン留学ではマンツーマンの授業もしっかり整っています。

費用が安い

フィリピン留学の一番のメリットは、比較的安価で留学が叶うこと。物価も安いので、生活していくのにも勉強するのにも、素晴らしい環境が整っています。

授業数が多いのでコストパフォーマンスが良い

費用は安価で抑えられるのにも関わらず、授業数が多いのが特徴の一つです。安価でもしっかり勉強できるような授業になっています。

全寮制かつ、3食の食事付き・洗濯と掃除は無料で行ってくれるので、勉強に集中できる

留学に行くと多くのことが一気に降ってきます。その中で身の回りのこともしながら勉強に集中して、気付いたら一日が終わっていたなんてこともしょっちゅう。フィリピン留学なら、三食の食事付き・洗濯と掃除は無料で行ってくれるので、その分勉強に集中できるでしょう。

勉強熱心で優秀な人達が多い人が集まりやすい

安価な割に授業数が多く、マンツーマンで全寮制。しっかり英語を学びたい人が集まりやすい傾向にあるため、短期間で上達したい人が集まりやすいのです。

フィリピン留学のデメリット


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ネイティブの英語を学びたい上級者にとっては、物足りなさを感じる場面もあるかも

フィリピン留学先の先生は決して英語のレベルが低いわけではありません。しかし第二言語として英語を取得しているため、小さい頃から体感で英語を学んでいるわけではないのです。そのため、ネイティヴの微妙なニュアンスなどの違いが出ることがあるかもしれません。

学校や先生の当たり外れがある可能性も

ここ数年「格安留学」とうたい、様々な会社が語学学校を設立し、経営するようになりました。その中には環境がよくなかったり、教えることに慣れていない先生がいる学校もある可能性があります。学校を探すときには必ず、しっかりリサーチをしてから決めましょう。

治安が悪いなと感じることがあるかもしれない

日本は世界でもトップレベルに治安のいい国です。もちろん留学先やエリアにもよりますが、フィリピンは日本よりも治安はよくないとされています。語学学校を決める際に一緒にリサーチをしっかり行い、自分が安心だと感じるところを選んでください。

短期留学で英語力は伸びるの?


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忙しい日本人のために、最近は1〜2週間から留学ができるプランを用意している語学学校が増えています。「本当に短期留学で英語力が伸びるの?」「長期じゃないと結果は出ないのでは?」そう疑問に思う方も多いはず。

「留学」という勉強方法で結果が出るか出ないかは、個人差と環境に溶け込むことができるか掛かっています。留学先で英語のシャワーを浴びて急速に英語力が伸びる方と、英語のシャワーを浴びながらもしっかり勉強することで力をつける方、様々なタイプの方がいるでしょう。

 

留学は人生の中でも大きなイベントになるはず。一分一秒を無駄にせず、効率的に時間を使うことがポイントです。

ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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