ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

ポクロフスキー聖堂

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Photo by 新田浩之

赤の広場に立つ、世界的にも有名な教会です。よくこの建物を「クレムリン」と間違える方がいますが、こちらは「ポクロフスキー聖堂」という教会ですのでご注意ください。この教会は、1506年にモンゴル軍に勝利したことを記念して、イワン雷帝によって建てられました。

ただし、現在の姿になったのは17世紀のこと。外見はもちろんこと、聖堂内のイコノスタス(イコンの壁)も見ものですよ。

■詳細情報
・名称:ポクロフスキー聖堂(パクローフスキー サボール Покровский собор)
・住所:Red Square, Moscow
・アクセス:地下鉄プローシャチ・レヴォリューツィ下車
・営業時間:10:00~18:00(冬季は11:00~17:00)
・定休日:毎月第一水曜日
・電話番号:698-33-04
・料金:250ルーブル、学生100ルーブル
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://shm.ru/visit/excursions/#museum=9/date=current/page=1

 

クレムリン

クレムリン

photo by pixta

モスクワ、ロシアの観光スポットの目玉のひとつが「クレムリン」です。かつては東側陣営の中心であり、今でもロシア大統領府が「クレムリン」に置かれています。

ロシア皇帝の戴冠式が行われた「ウスペンスキー大聖堂」、迫力ある大砲「大砲の皇帝」、ロシアの歴史がわかる「武器庫」など、見所満載!一日かけて、じっくりと回りたいですね。

■詳細情報
・名称:クレムリン(Кремль)
・住所:Moscow, Russia
・アクセス:地下鉄ボロヴィツカヤ、アレクサンドロフスキー・サート、ビブリオチェーカ・イーメニ・レーニナ下車
・営業時間:9:30~17:00
・定休日:木曜日
・電話番号:695-41-46
・料金:共通入場券500ルーブル
・所要時間:一日
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.kreml.ru

 

救世主キリスト聖堂

救世主キリスト聖堂

photo by pixta

赤の広場からも見えるロシア最大の聖堂が「救世主キリスト聖堂」です。この教会は19世紀に建てられましたが、ソ連のスターリンにより爆破されました。その後、跡地には巨大温水プールが建てられたのです。

ソ連崩壊後、再建工事が始まり2000年に完成しました。「救世主キリスト聖堂」は現代ロシアの「象徴」と言っても過言ではないでしょう。

■詳細情報
・名称:救世主キリスト聖堂(フラーム フリスター スパスィーチリャ Храм Христа Спасителя)
・住所:ulitsa Volkhonka,15,Moscow
・アクセス:地下鉄クロポトキンスカヤ駅下車
・営業時間:10:00~17:00(月曜日は13:00~17:00)
・定休日:無休
・電話番号:637-12-76
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.xxc.ru

 

国立歴史博物館

国立歴史博物館

photo by pixta

ロシアの歴史に興味がある方は「国立歴史博物館」に行きましょう。赤の広場に面して立っているので、アクセスしやすいのも特徴です。収蔵品は約450万点!

原始時代からロシア革命までのあらゆる品が展示されているので、じっくりと観察しましょう。

■詳細情報
・名称:国立歴史博物館(ガスダールストヴェンヌイ イスタリーチスキームズィエーイ Государственный исторический музей)
・住所:Red Square, 1, Moscow
・アクセス:地下鉄プローシャチ・レヴォリューツィ下車
・営業時間:10:00~19:00(金曜日、土曜日は21時まで)
・定休日:火曜日
・電話番号:692-40-19
・料金:350ルーブル、学生100ルーブル
・所要時間:3時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.shm.ru

 

現代史博物館

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Photo by 新田浩之

ソビエト連邦の歴史に興味がある方は「現代史博物館」に行ってみましょう。ロシア革命や戦後のソ連の栄光が分かりやすく解説されています。レーニンの頭像やソ連の巨大紋章など、マニア心をくすぐるアイテムが豊富。

また懐かしいソ連の指導者も展示されているので、ご年配の方にもオススメします。

■詳細情報
・名称:現代史博物館(ムズィエーイ サヴリミェーンナイ イストーリイ ラッスィー Государственный центральный музей современной истории России)
・住所:7 Tberskoi Moscow
・アクセス:地下鉄トゥヴェルスカヤ、プーシキンスカヤ下車
・営業時間:11:00~19:00(木曜日:12:00~21:00)
・定休日:月曜日
・電話番号:699-67-24
・料金:250ルーブル(全展示500ルーブル)
・所要時間:2時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.sovrhistory.ru

 

劇場

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Photo by 新田浩之

ロシア、モスクワを代表する劇場といえば「ボリショイ劇場」を思いつく方が多いでしょう。しかし、ロシアにはそれ以外にも数多くの劇場が存在します。

古典小説を扱った劇場から、現代風の劇場まで実に様々。劇場周りをするのも、おもしろいでしょう。

■詳細情報
・名称:劇場(チアートル театр)
・公式サイトURL:http://www.moscow.info/theaters

 

グム百貨店

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Photo by 新田浩之

赤の広場に面して建っている巨大ショッピングセンターが「グム百貨店」です。ソビエト時代は、販売されている品物が貧弱なことで有名でしたが、今では西側のショッピングセンターとほとんど変わりません。

お土産や休憩として使えるのはもちろんのことですが、現在のロシアを感じられるスポットでもあります。

■詳細情報
・名称:グム百貨店(グム ГУМ)
・住所:Red Square, 3, Moscow
・アクセス:地下鉄プローシャチ・レヴォリューツィ下車
・営業時間:24時間
・定休日:無休
・電話番号:788-43-43
・所要時間:2時間以上
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.gum.ru

 

ソフィア大聖堂

Великий Новгород. Собор святой Софии. Кремль. #великийновгород #соборсвятойсофии

Наталья Левченко❤さん(@tasha_levchenko_photo)が投稿した写真 – 2016 8月 21 5:35午前 PDT


大都市モスクワから離れて、ロシアで一番古い街のひとつノヴゴロドを紹介しましょう。862年に、ロシアのはしりであるノヴゴロド公国ができました。そんなノヴゴロドの目玉が世界遺産に登録されている「ソフィア大聖堂」です。

「ソフィア大聖堂」は1045年に作られたロシア最古の建造物です。壁画に書かれているフレスコ画は12世紀のもの。ぜひ、ロシア最古の雰囲気を味わってください。

■詳細情報
・名称:ソフィア大聖堂(カフィドラーリヌイ サフィースキー サボール Собо́р Свято́й Софи́и)
・住所:ter. Kreml’,11,Veliky Novgoro
・アクセス:ノヴゴロドへはモスクワから直通の夜行列車に乗る
・営業時間:8:00~20:00
・定休日:無休
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://saintsofianovg.ru

 

ノヴゴロド歴史考古学博物館

せっかく歴史を感じられるノヴゴロドに来たのですから「ノヴゴロド歴史考古学博物館」には寄っておきましょう。この博物館には市民が使っていた品々や13世紀からの文章が展示されています。

また周辺の教会から集められたイコンもあり、興味深い展示物がたくさんありますよ。

■詳細情報
・名称:ノヴゴロド歴史考古学博物館(ノヴガローツキー ガスダールストペンヌイ ムズィエーイ イストーリイ イ アルヒオローギイ)
・アクセス:ノヴゴロドへはモスクワから直通の夜行列車に乗る
・営業時間:10:00~18:00(夏季は19時まで)
・定休日:火曜日、毎月最終木曜日
・電話番号:77-37-70
・料金:150ルーブル、学生100ルーブル
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://novgorodmuseum.ru

 

緑の岬(アリョーシャ像)

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Photo by 新田浩之

次は北極圏最大の街、ムールマンスクに行ってみましょう。運がよければ、冬にオーロラが見られるかもしれません。ムールマンスクにある一番の観光スポットが「緑の岬」です。「緑の岬」には1972年に建てられた銅像「アリョーシャ」がいます。

冬ですと「緑の岬」からの風景は美しいですが、かなり寒いです。

■詳細情報
・名称:緑の岬(ズィリョーヌイ ムィース Зелёный мыс)
・アクセス:ホテル・アジムトからトロリーバス3系統の北行きに乗車。「ウーリツァ・ガガーりナ」下車。徒歩20分
・所要時間:30分
・オススメの時期:冬
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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