ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

砕氷艦レーニン号

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Photo by 新田浩之

北極圏の街なので、砕氷艦が活躍しています。それらのひとつ「砕氷艦レーニン号」は世界初の原子力砕氷艦です。1957年に登場し、1989年の引退まで約30年に渡って活躍してきました。

実物を見ると大きく見えますが、砕氷艦の中では小さい部類に入ります。

■詳細情報
・名称:砕氷艦レーニン号(アートムヌイ ウドコール レーニン Ленин)
・住所:Portovyy pr-d, 25, Murmansk, Murmansk
・アクセス:ムールマンスク駅から東、徒歩15分
・営業時間:ツアー 11:30、14:00(土曜日、日曜日は16時発もあり)
・定休日:月曜日、火曜日
・電話番号:+79113456777
・料金:100ルーブル
・所要時間:1時間(外見のみ)
・オススメの時期:いつでも

 

郷土博物館

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Photo by 新田浩之

ムールマンスクにも「郷土博物館」があります。ムールマンスクの「郷土博物館」には動物標本もさることながら、第二次世界大戦の展示が目立ちます。

実は北極の地、ムールマンスクでもナチス・ドイツとソ連との攻防があったのです。そのため、ムールマンスクはソ連政府から「英雄都市」の称号を与えられました。

■詳細情報
・名称:郷土博物館(クラエヴェーチェスキー ムズィエーイ краеве́дческий музе́й)
・住所:pr. Lenina,90,Murmansk
・アクセス:憲法広場から徒歩15分
・営業時間:11:00~18:00
・定休日:木曜日、金曜日
・電話番号:42-25-89
・料金:100ルーブル、学生25ルーブル
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://mokm51.ru

 

C-56潜水艦博物館

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Photo by 新田浩之

最後に、日本からわずか数時間で来られる極東地域を見ていきましょう。まずは、極東ロシアの玄関口であるウラジオストクです。ウラジオストクは長年、軍港として栄えてきました。

そんなウラジオストクを象徴するのが「C-56潜水艦博物館」です。館内は現役そのままの姿で残されており、スリル満点の雰囲気をダイレクトに味わうことができます。

■詳細情報
・名称:潜水艦C-56博物館(パドヴォドナヤ ロードカ エス ピッディシャット シェースチ Подводная лодка С-56)
・住所:Korabelnaya Naberezhnaya, Vladivostok
・アクセス:ウラジオストク駅から徒歩15分
・営業時間:10:00~20:00
・電話番号:221-67-57
・料金:100ルーブル(写真50ルーブル)
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.museumtof.ru

 

アドミラーラ・フォーキナー通り

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Photo by 新田浩之

ウラジオストクらしい観光スポットが「アドミラーラ・フォーキナー通り」です。道路の真ん中に噴水があり、歩行者天国になっています。そこを人々がのんびりと歩いています。

通りの先には海が見えています。日本から数時間とは思えないほど、ちょっとお洒落な通りです。

■詳細情報
・名称:アドミラーラ・フォーキナー通り(ウーリッツァ アドミラーラ フォーキナ)
・アクセス:ウラジオストク駅から徒歩5分
・オススメの時期:冬以外

 

スポーツ湾

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Photo by 新田浩之

アドミラーラ・フォーキナ通りをまっすぐ進むと「スポーツ湾」に出ます。「スポーツ湾」では平日にも関わらず、多くの市民が海水浴で楽しむ光景が見られます。

湾沿いには露天が立ち並び、ちょっとしたリゾート気分が味わえるスポットです。

■詳細情報
・名称:スポーツ湾(スポルティーヴナヤ ガヴァーニィ)
・アクセス:ウラジオストク駅から徒歩20分
・所要時間:1時間
・オススメの時期:夏

 

ウラジオストク駅

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Photo by 新田浩之

シベリア鉄道の起点駅であるウラジオストク駅も要チェックです。ここから1週間、モスクワまでの直通列車が発車します。

なおウラジオストク駅構内の時計は、全てモスクワ時間で表示されています。時間に遅れないように注意しましょう。

■詳細情報
・名称:ウラジオストク駅(バグザール Владивосток вокзал)
・住所:Aleutskaya ul,2,Vladivostok
・アクセス:空港からアエロエクスプレスで約50分
・電話番号:+7 800 775-00-00
・所要時間:30分~1時間
・オススメの時期:いつでも

 

アムール川

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Photo by 新田浩之

最後に極東にあるもうひとつの都市、ハバロフスクを見ていきましょう。ハバロフスクのシンボルと言えるのが「アムール川」です。

中国に入ると「黒竜江」になります。海のようにとても大きい川です。冬になると川全体が氷結し、川を渡ることができます。対岸まで徒歩20分ほどかかります。

■詳細情報
・名称:アムール川(リカーアムール Амур)
・アクセス:ハバロフスク駅から1系統の路面電車に乗車。3つ目の停留所から徒歩20分
・所要時間:30分~1時間
・オススメの時期:いつでも

 

スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂

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Photo by 新田浩之

ハバロフスクにある大きな教会が「スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂」です。高さは約70mもあり、写真で見るよりも大きな教会です。

聖堂はロシア正教会では珍しく椅子が置いてあるので、じっくりと教会内を観察することができます。

■詳細情報
・名称:スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂(スパソ・プレオブラジェンスキーカフィドラーリヌイ サボール Спасо-Преображенский собор)
・住所:Turgeneva, 24, Khabarovsk
・アクセス:アムール川から徒歩20分
・営業時間:9:00~21:00
・電話番号:74-97-80
・料金:無料
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも

 

ウスペンスキー教会

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Photo by 新田浩之

アムール川から階段を登り続けると、出迎えるようにして立っているのが「ウスペンスキー教会」です。華やかな青空が印象的なこの教会は2001年に再建されました。

先ほど紹介した スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂とそれほど離れていないので、セットで訪れるといいでしょう。

■詳細情報
・名称:ウスペンスキー教会(グラダハバロフスキー サボール ウスピェーニャ バジェーイ マチェーリ)
・住所:Sobornaya Sq, 1, Khabarovsk
・アクセス:アムール川から徒歩10分
・営業時間:7:00~20:00
・電話番号:31-46-02
・料金:無料
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも

 

子供鉄道

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Photo by 新田浩之

最後に紹介するのが「子供鉄道」です。ロシアではハバロフスクに限らず、子供が運営する「子供鉄道」があります。もともと、教育用に作られました。

ぜひ本格的な鉄道を通じて、ロシアの子供達と交流してみましょう。

■詳細情報
・名称:子供鉄道(デーツカヤ ジェレズナ ドローガ)
・住所:Krasnodarskaya ul,3,Khabarovski
・アクセス:ハバロフスク駅から13系統のバスに乗車。子供鉄道(デーツカヤ ジェレズナ ドローガ)で下車。車内放送はあります。22ルーブルをバスの車掌に渡してください
・営業時間:9:00~18:00
・定休日:月曜、9月~5月
・電話番号:27-30-79
・料金:200ルーブル
・所要時間:1時間
・オススメの時期:9月~5月以外
ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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