ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

こんにちは。TABIPPOライター、オトナフォトジェンヌほさかまきです。

みなさんはウズベキスタン、と聞いて何を思い浮かべますか?どこにあるんだろう、なんとなく危険そうだな、そう思う人が多いかと思います。私も2年前まではウズベキスタンについて何も知りませんでした。

しかし、たまたまインターネットで見た一枚の写真をきっかけに、ウズベキスタンに興味をもち、世界一周中に行ってきました。

ウズベキスタンは三人で旅をしたのですが、写真好きの私と、自撮り写真をインスタグラムに投稿するのが好きな友達は大興奮。写真にはさほど興味はない友達も、楽しんで写真を撮っていました。

そんな、つい写真を撮りたくなってしまうウズベキスタンは、私にとって初めてのイスラム教の国だったのと、歴史のロマンも感じることができ、オススメの旅行先の一つになりました。

ウズベキスタンの概要

ウズベキスタンは中央アジアにあります。首都はタシケント。カザフスタン、トルクメニスタン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギスと国境を接しているというと、なんとなくどのあたりに位置するのか想像できるのではないでしょうか?

ソビエト連邦の一部だった国ですが、国民の9割がイスラム教徒です。戒律は厳しくないようで、旅中にイスラム教徒の国だと感じることはほとんどありませんでした。

ウズベキスタンにはかつてシルクロードが通っていました。現在ウズベキスタンの主要な観光地となっている町は、いずれもシルクロードの主要地点だったところです。「シルクロード」という響きだけでロマンを感じますよね。

今回私がおすすめしたい町は2つ。サマルカンドとヒヴァです。

 

オススメの町1. サマルカンド

ウズベキスタンでおそらく最も観光客が多いのが、青の都サマルカンド。(覚えにくい名前ですが、ザナルカンドに似ていると思いついたら一発で覚えられました。FF10大好きです。)

サマルカンドには観光名所がたくさんありますが、その中から特に私の気に入った場所を2つ紹介します。

レギスタン広場

レギスタン広場はサマルカンドで、いや、ウズベキスタンでおそらく一番有名な観光地でしょう。私がウズベキスタンに行くきっかけとなった場所です。私のアイコン画像はここで撮りました。

この広場の東・西・北に巨大なメドレセが建築されています。それぞれのメドレセは、ベージュ色のタイルを基調に、青やトルコブルーなどの様々なタイルで美しい模様が描かれています。近くでタイルの細部までじっくり見ても、遠くから全景を見ても、飽きることのない素晴らしさです。

大通りから入ってきて、夢に描いていた建物、景色が、想像以上の壮大さで目の前に広がったあの感動は、忘れることができません。昔々シルクロードを歩いてきた旅人は、突如現れたこの建物に、どれほど衝撃を受けたことでしょう。

なるべく朝早い方が人の少ない写真を撮れますが、晴れている日は影の向きを考えるとお昼頃に行くのが良いかと思います。建物の中にも入れますよ。

シャーヒズィンダ廟群

シャーヒズィンダ廟群は、チンギス・ハンによって滅ぼされたサマルカンドを復興したティムールに縁のある人々の霊廟が並んでいるところです。

入口から入って階段を上りきると、色鮮やかな青の世界が視界いっぱいに飛び込んできます。そこは幅2mほどの通路で、両脇に美しいタイル装飾が施された建物が並んでおり、この建物のひとつひとつが霊廟なのです。

シャーヒズィンダ廟群にはサマルカンドの他の建物よりも鮮やかなタイルが多く、華やかな写真を撮ることができます。

 

夜のサマルカンド

サマルカンドには夜にライトアップしている場所があります。一つ目はレギスタン広場、二つ目はティムールおよびその家族の霊廟であるグリ・アミール廟です。昼間とは違ったムーディな雰囲気を味わえます。

ライトアップしている付近は観光客もいました。私は三人旅だったため、暗い時間でも怖くはありませんでした。宿泊施設の場所にもよるため、女性一人の場合は念のため宿のスタッフに、治安を確認してから出かけるといいでしょう。

ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

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