ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

食が充実している

グアテマラはコーヒーの産地です。カフェのコーヒーレベルは高く、1杯100円のコーヒーで充分満足できます。ずっとカフェラテ派(エスプレッソベース)だった私ですが、ここに来てからはブラックコーヒーかカフェ・コン・レチェ(ブラックコーヒーにミルクを足したもの)を好むようになりました。懐にも優しいです。

サンペドロではジュース屋さんをよく見かけます。特に道端の屋台では、1杯80円で搾りたてオレンジジュースを飲むことができます。そしてなんと、フルーツスムージーも同じ値段で買えます。

中にはフルーツの種類を好きなだけ選べるお店もありです。私は小腹が空いたときによく飲みました。オススメのブレンドは、バナナ+いちご+パイナップル+牛乳です。

サンペドロには家庭ですべて手作業で作っているチョコレート工場が数件あります。もちろん無添加です。カカオの割合が多いのも特徴で、私が見学したところはカカオ80%、黒砂糖10%、ミルク10%でした。なんと包装紙の絵も手描きです。

チョコレートは工場で直接買うこともできますし、サンペドロのカフェやお土産屋さんで買うこともできます。カカオ80%というと苦いイメージですがそんなことはなく、コクがあってとてもおいしいです。初めて食べる味でした。

味は約20種類あり、ベースのチョコレートは同じですが、レーズン、マカデミアナッツといった王道のものから、カルダモンやバジルといった一風変わった味もあります。試しに食べたカルダモンは、実がそのまま入っており、独特の香りとこのチョコレートの濃厚さがマッチして、スパイス好きには堪らない味でした。

私は滞在中に何度か行き、ミルクなし、ミルク多め、オレンジ、レーズン、シナモン、コーヒー、マカデミアナッツを買いました。どれも優劣付け難い美味しさです。そして驚くことに、こんな上質なチョコレートを1つ160円前後で買うことができるのです。お土産に最適です。

サンペドロは小さな町なのに、日本食のお店が2件あります。何回か行きましたが、欧米人にも人気のようでした。私のオススメは、親子丼と豆腐ハンバーガーです。

 

物価が安い

まず気になる宿泊費ですが、サンペドロはホテルが安いです。ドミトリーは見かけませんが、個室・シャワートイレ付の部屋に1泊500円で泊まれます。留学などで長期滞在する場合は、アパートレンタルもできます。友達は湖沿いの一軒家をレンタルしていました。

次に食費ですが、観光客向けのレストランはある程度の値段がします。屋台やメルカド内のお惣菜屋さんは安いです。私が愛用していたお店は1食80円~240円で、メイン+付け合わせの野菜+ごはんを食べられます。

頻繁に通っていたため、このおばちゃんは一番最初に私の顔を覚えてくれたグアテマラ人です。

 

近隣の町へのエクスカーションが楽しい

グアテマラは民族衣装や雑貨がかわいいです。それらのグアテマラ最大のマーケットが、チチカステナンゴという町で毎週木曜と日曜に開かれています。チチカステナンゴまではサンペドロから日帰りで行くことができます。

また、アティトラン湖の周りには小さな村がたくさんあり、各村へボートで行くことができます。民族衣装は村によって柄が異なるため、村巡りをするもの楽しいです。古都アンティグアや、温泉のあるシェラにも、一泊で行くことができます。

 

サンペドロへの行き方

All photo by ほさかまき

サンペドロまでは、アンティグアやシェラ、メキシコのサンクリストバルから、シャトルバスで直通で行くことができます。グアテマラシティからの直行はなく、チキンバス(ローカルバス)を2回乗り継いで湖の対岸のパナハッチェルまで行き、そこからボートで渡る必要があります。

私は乗り継ぎをしたくなかったため、まずは空港からアンティグアまで行き、そこで数日観光をしてから、シャトルバスでサンペドロに来ました。

 

最後に

サンペドロの魅力が伝わったでしょうか?グアテマラに来た際は、ぜひサンペドロまで足をのばしてみてください。きっとあなたも、長く滞在したくなってしまうことでしょう。

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ライター
ほさかまき 「世界一周ひとり旅」経験者

理系の国立大学院を卒業後、11年間勤めた企業を退職し、2017年2月に世界一周開始。30代半ばにして突如世界一周を思い立つ。社会人になってから毎年有給休暇で海外旅行をしていたが、バックパッカーは初めて。東京生まれ東京育ちのため、のどかな田園風景に憧れる。衰えつつある体力と戦いながら、趣味の写真撮影を楽しめるよう、のんびり旅します。

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