ライター
亀山 大樹 世界一周経験者

大学を休学して183日間で世界一周の旅へ。『まだ見ぬこの世界を自分の五感で体感する』というテーマの下で、南米大陸や中東などを中心に回る。帰国後、日本広告学会関東部会主催の学生広告論文において銀賞を受賞。

じんくん

じんくん

無理なことに挑戦する勇気が欲しくて35万で1年間世界一周にでました。もし僕が『今思う一番無理だという事』を可能にさせたら、僕には不可能がないという事になります。

そして僕にとっての不可能な事なんてない事を証明したかった。僕は高校生になってアメリカを一周したかった事があったのだが、そのとき僕は出来なくてそのまま大学生になった。

 

大学生でアメリカを一周する事は『出来そう』な事への挑戦になっていて、その時の僕にとって意義はなかった。それじゃあ僕にとって今一番無理な事って何だろうと考えたときに、『世界一周』のキーワードが出ました。

うわ、世界一周とか絶対無理!!って思えたのでじゃあやろうと決めました。100万円以上かかる費用を、じゃあ絶対足りなくなる金額にして行こうと思い、僕は1年間35万円の世界一周にでかけました。

 

もし僕が大学で世界一周をしたかったら、社会人になった時に僕は宇宙一周するって言ってたと思うので、大学生の時に挑戦しておいてよかったと思います。

 

ヤミー

あゆみさん

18歳のときにワーホリ中に出会った高橋歩さんの”世界一周しちゃえば?”を読んで衝撃を受けたのが最初のきっかけです。精神的にも経験値でも大人になった20代後半で行こうと決めていました。

あとは毎日テレビで見る世界中のニュースを見て、その国を危ない国・怖い国・いやな国みたいに先入観を持ちたくなりませんでした。自分の目で見て自分の価値観をつくりたかったのもあります。

 

実際予定していたよりも早く出発した理由は、2年前に病気を発症したとき初めて「今じゃなきゃ行けなくなってしまうかもしれない」と感じたからです。いつか!ではなくて今!が大事だと思います。

 

いけちゃん

いけちゃん

みんな世界を見たかった、って言うけど、日本を見てみたかった。海外にある日本、海外から見た日本。日本からじゃ見えない日本があって、当時は海外で日本の飲食店をやりたいと思っていたから。

それにも繋がるし、日本を抜きにしても、新しいものから受ける刺激によって、視野ややりたいこととかも広がると思ったからです。

 

伊佐 知美

伊佐知美

1986年、新潟県生まれ。旅する『灯台もと暮らし』編集長、ライター、フォトグラファー。横浜市立大学卒、三井住友VISAカード、講談社勤務を経て現職。2016年4月から会社員のまま「世界一周×仕事」の旅に出発。

これまで40カ国100都市、47都道府県を旅する。著書『移住女子』(新潮社)、オンラインサロン「#旅と写真と文章と」オーナー、ことりっぷ「伊佐知美の世界一周さんぽ」連載中です。

 

単純に憧れていたから!

原体験は、小学生の頃に転校で中国・上海に2年ほど住んだこと。海の向こうって広いなぁ、もっと行ってみたいなぁという意識が芽生えました。そして中学、高校時代に『遠い太鼓』や『深夜特急』『行かずに死ねるか!』などの紀行本をたくさん読んで、「長い期間旅に出たいなぁ」って考えるようになりました。

 

社会人になって、毎年休暇で海外旅行には行っていたものの、「やっぱり長く、ふらふらと帰りの日程を決めずに旅がしたいなぁ」という気持ちが消えなかったので、20代後半で世界一周に出ることを決意。

とはいえすでに結構な大人だったのと、「旅だけじゃなくて仕事もしながら旅ができたらすごくよくない?だって長く旅ができそうだし。何よりもう大人だし(2回目)」と思ったので、前々から一番理想の旅スタイルだと思っていた「旅をしながら仕事もする」をテーマに据えて、日本国内でフリーランスとして仕事が確立できるようになってから、ノマドとして世界一周に出発しました。

 

感性が若いうちに旅に出た方がいいなって思っていたのと、30歳になる前に絶対旅に出たかったんですよね〜。ということで初出発は29歳。旅人としては非常に遅咲きです。

 

古性のち

古性のち

1989年生まれ。トラベルグラファー・バイヤー・ライター。世界中に眠るときめきの種を集めながら旅をしています。美容師→Webデザイナー→Webライターと転職を繰り返してきた異色の経歴の持ち主。

2016年に株式会社LIGでのデザイナー・ライター経験を経てフリーランスとして独立し、そのまま世界一周へ。今まで旅した国は20カ国34都市。現在は日本半分、世界半分で生きてます。


表テーマは「世界中のかわいいもの(ときめくもの)に触れること」裏テーマは「旅をしながら仕事する実験 / 住みたい場所探し」でした。世界一周は10年ほどひたすらにでたかったので念願叶って。

”日本人にたまたま生まれたけれど、インド人だったかもしれないし、オーストラリア人だったかもしれないのに、なんで日本で住む場所を探すのか”みたいな疑問がずーっと長年あったので、住む場所を探しに出かけたかったのが最初のきっかけです。

 

あとは可愛い雑貨やカフェが大好きだったので「世界中のかわいいに触れたい!」と思い、世界一周中は毎日のようにカフェや雑貨屋さんに通っていました。いちばんお金がかかったのは絶対このふたつ(笑)

でもやはり、好きなものに触れるとエネルギーが湧くので、旅を続けるモチベーションになっていたと思います。このふたつは、積極的に現地からSNSで発信をしていました。

 


和歌山県和歌山市出身。潔癖・偏食・人見知りの、旅に向いてなさすぎるバックパッカー。20歳の時にTABIPPOのイベントをきかっけに旅にハマり、フィリピン留学や世界一周のひとり旅を学生時代に経験。これまでに約30カ国を旅した。大学卒業後は専門商社に勤めていたが、元々インターンとして働いていた株式会社TABIPPOに2018年1月から復帰。キャリア事業「旅人採用」の立ち上げに携わる。

 

大学二年生の春休みに行った「TABIPPO2014大阪」というイベントがきっかけでした。

それまでは特に旅や世界一周に全く興味がなかった僕でしたが、イベントで世界中を旅した人の話や世界中の写真・映像を見て、強く心を打たれ「いつか絶対に世界一周に行こう」と決意しました。

その歳の夏休みに東南アジアに初めて一人旅に行ったり、1年後にフィリピンのセブ島に留学に行ったりして旅人レベルを上げ、TABIPPO2014大阪から約2年後に世界一周へと出発しました。

 

テーマは特に無くて、世界一周をすれば何か自分が変われる・成長できるような気がして、とにかく世界を自分の目で見たい一心で旅立ちました。(最近はあと付けで「潔癖・偏食・人見知りでも世界一周できる」ってたまに言ったりしています)

 

具志亜斗夢

具志亜斗夢

1996年生まれ、沖縄出身。生まれも育ちも沖縄の大学3年生。渡航国数は23ヵ国。大学に入学するまでは、修学旅行以外で沖縄から出たことがなかったが、大学2年の時初めて沖縄で開催された日本最大級の旅イベントBackpackFESTAに影響され、2017年9月から約半年間の世界一周の旅に出る。現在は、学生支部のTABIPPO沖縄代表として学生に旅を広める活動を仲間たちとしている。

 

自分が世界一周に出た理由は、TABIPPOです。

2015年11月15日に沖縄で学生のターニングポイントになるために、社長や著名人が講演をするというイベントがありました。そのイベントにTABIPPO社長のしみなおさんがゲストの一人として話していました。「旅で世界を、もっと素敵に」という言葉に心を打たれました。

平凡な学生生活を送っていた自分に「旅」という選択肢ができた瞬間でした。

 

それからいついこうか悩んでいる中、2017年に沖縄で初めてBackpackFESTAが開催され、ゲストは旅人界の重鎮である高橋歩さんでした。「旅に出たければ、航空券をかえ」という言葉に刺激をうけ、すぐに休学届を出しました。

自分の世界一周のテーマは絶景。SNSでずっと見ていた憧れの景色や社会の教科書に載っている遺跡などをみて感動に浸りまくりの旅でした。

 

浦川拓也

浦川拓也

1991年、滋賀県生まれ。大阪大学在学中に休学し、初海外で世界一周の旅へ。帰国後はTABIPPOの学生イベントスタッフとして大阪支部の立ち上げを行いました。2015年新卒で、当時まだ30名規模のHR Thechベンチャー株式会社アトラエに入社し、その後TABIPPOにカムバック。現在は新規事業である「旅人採用」の立ち上げを行っています。これまで行った国数は35ヶ国。趣味はキャンプと登山でInstagramを中心に週末アウトドアライフを発信し続けています。将来は地元の滋賀県にゲストハウスとアウトドア施設を作り、観光誘致とアウトドアの普及を行いたいです。

 

世界一周に出たのは学生時代です。毎日の学生生活が楽しくなくて…という王道のパターンです。

友達に高橋歩の「World Journey」という本を紹介され、一緒に世界一周に行こうよと誘われました。当時海外には行ったことがなく、全く興味もなかったので、世界一周なんて億単位のお金がかかって一部のお金持ちで時間に余裕のある人が行くものだと思っていました。

しかし本を読むと、学生で世界一周をしている人の存在や、バックパッカーという言葉を知り、一気に世界一周が身近になりました。そこからはもう世界一周に虜で、ネットで情報を調べたり、旅人が集まるイベントに顔を出したり、高橋歩の講演会に何度も足を運びました。

 

テーマは特に決めてはいなかったですが、せっかくの初海外、そして世界一周で、もう人生で二度としないだろうな、と思っていたので、お金を使ってでもそこでしかできないことにどんどん挑戦する、というスタイルは貫きました。

ご飯やツアーにもかなりお金をかけたので、他の学生バックパッカーよりもかなりリッチな旅をしていたと思います。

 

ぶる

実は、初の海外での世界一周でした。なので、旅が好きだから世界一周に出たのではなく、理由は別にあります。

最初の世界一周への興味のきっかけは高校生の時に教わっていた地理の先生です。高校の先生になりたいなと漠然と思っていた時に、地理の先生が世界を旅したときの写真やエピソードを授業中に話しているのを見て、「かっこいい。こんな先生になりたい。」と思いました。

なので、僕は世界一周をしながら「ここは授業をする時の話のネタになるな」ということをメモしていきました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?旅へ出るのに「大層な理由なんていらないんだ」と思った人も多いのではないでしょうか?

世界を見てみたい!という気持ちも立派な理由になります。自分の気持ちに素直になって考えてみてください。

ライター
亀山 大樹 世界一周経験者

大学を休学して183日間で世界一周の旅へ。『まだ見ぬこの世界を自分の五感で体感する』というテーマの下で、南米大陸や中東などを中心に回る。帰国後、日本広告学会関東部会主催の学生広告論文において銀賞を受賞。

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