ライター

千葉県出身。将棋と筋肉とダイビングと宴を好むシャーロキアン。16年続けたダンスから離れ、何をしていいかわからないから旅を始めた。2018年3月より、「コンセプトがないのがコンセプトの世界一周へ」

この地球上にいる限り、いつでもとこでも夜空に広がる星々。この星・星座がある方角が北だ、というように知っていれば便利な星から、流星群というロマンチックな天体ショーを見ることもできます。

星を見れば方角がわかるって知っていましたか?そんな星たちをしれば、旅がさらに面白くなること間違いなし。小さい頃から星が大好きな僕が、とっても便利な星と、とっても綺麗な三大流星群を紹介します。

 

北が分かる星・星座

北極星

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北半球からしか見えないこの星は、北の中心にあり、大きく曲がっている星の先に光る明るい星が北極星です。(図で言うと、Polaris)

もし見つからない場合、北極星を見つけるには二通りの方法があります。鍵のような形をした北斗七星の鍵の部分(図で言うと、Ursa Minorの左の四角の部分)の先端です。

もう一つは、写真には乗っていませんが、Wの形をしたカシオペア座の真ん中の星の先端です。(カシオペア座については下で詳しく書いてます)

早く正確に北を調べたい時はこの星を見つけるといいでしょう。

 

北斗七星

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北斗七星は目立つのですぐに見つかると思います。北極星を見つけるために使う星としても有名ですが、北極星が見えない時に、大まかの北の方角が分かる星です。

ちなみに図の星マークが北極星ですので、見つけるときの参考にしてください。

 

カシオペア座

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この星も北極星を見つけるために使う星でもあります。ですが、北斗七星が地平線に沈んでしまい見えない時は、カシオペア座を見つけましょう。

見つけ方は5つに均等に光るWの形を探すことです。この星も大まかではありますが、北の方角がわかります。

 

夏の大三角

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ベガにデネブにアルタイル、三つから構成されるこの星座は、北極星の近くを回っているので、こちらも大まかに北の方角がわかります。都会の夜でも見つけられる星座であるのも特徴です。

上記で紹介した通り、北の方角を調べるためには、北極星を見つけるのが一番簡単でしょう。

 

南が分かる星・星座

南十字星

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南半球からしか見えないこの星は、南を代表する星です。ちなみに、日本で見られる場所は沖縄県の石垣島周辺です。

南半球と分類される国に生きている人口は、世界人口中の10%未満と言われていて、逆にいえば、この星を見ることのできる国はとても少なく、この星座を見つけた時は同時に、珍しい星座が見れてることにもなるんです。

かの大航海時代には、南十字星で南の方角を確かめていたそうです。

 

冬のオリオン座

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言わずと知れたあの形!見つけるのはとても簡単!そのオリオン座も実は方角を調べるのに役立つんです!

しかしそれには条件があります。冬に見えるオリオン座が直立している時だけは、その方角は正確に南と判断することができます。

 

夏のサソリ座

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サソリ座も南の方角が分かる星座です。見つけ方のポイントは、三又の元の赤い星(アンタレス)を見つけ、周りを見つけた方がいいです。

もしかしたら不思議に感じる方もいるかもしれません。誕生日星座でいえば11月の星座ですが、サソリ座は夏の星座なんです。

そもそも、誕生日星座の決められ方は、生まれた月の太陽の近くにある星座で決めれています。ですから夏生まれの方は、冬の星座ということになります。

 

満月

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満月でも分かるの?と思うかもしれません。南半球で太陽に時計の12時を向けて、その時の短針の間が南と分かる。というのはなんとなーく聞いたことがあると思います。その原理とまったく同じで、月は夜版です。

満月なら太陽と真逆にあります。満月に向かって同じことをすれば北が分かるのです。ただし紹介した方法は南半球でのやり方なので気をつけてください。

ライター

千葉県出身。将棋と筋肉とダイビングと宴を好むシャーロキアン。16年続けたダンスから離れ、何をしていいかわからないから旅を始めた。2018年3月より、「コンセプトがないのがコンセプトの世界一周へ」

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