ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

【永久保存版】これで完璧!イタリアの世界遺産48個を全部まとめてみた!(写真125枚)の反響が大きく、「スペインもやってほしい!」という要望をTwitterで頂いたので、世界遺産まとめシリーズ第2弾として世界遺産保有数世界第3位のスペインをまとめました!

この記事を見て行く場所を決めていただけると嬉しいです!1位のイタリアの49ヶ所と変わらない記事のボリュームなので、お気に入りなどをして、時間のあるときにゆっくり見てくださいね!

 

アントニ・ガウディの作品群

サグラダファミリア

photo by pixta

曲線を積極的に取り入れて独自の芸術スタイルを気づいたガウディにより設計された、バルセロナにある7つの建築物が「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産登録されています。

代表されるサグラダ・ファミリアは未完成で現在に渡り建設中であり、その他にはグエル公園、グエル邸、カサ・ミラ、カサ・ヴィセンス、カサ・バトリョ、コロニア・グエル教会があります。

 

グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区

アルハンブラ宮殿

photo by pixta

イスラム建築の最高傑作とされるアルハンブラ宮殿、王族の離宮ヘネラリーフェ、そしてグラナダ市内で最も古い地区とされるアルバイシン地区はまとめて世界遺産登録されました。

中でも有名な高台に建つアルハンブラ宮殿内部には、大変美しい装飾が施され、庭園には花と緑が溢れています。白壁と花で飾られた入り組んだ道が続くアルバイシン地区も見落とせません。

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

photo by pixta

旧市街にあるスペイン広場に面した美しいロマネスク様式の大聖堂は、エルサレム、バチカンと並ぶカトリックの三大巡礼地の一つです。

イエス・キリストの12人の使徒の一人で最初の殉教者とされている聖ヤコブの遺体が9世紀にこの地で見つかり、それよりイスラム勢力と戦うキリスト教勢力を守護するシンボルとなりました。

 

セゴビア旧市街とローマ水道橋

ローマ水道橋

photo by pixta

セゴビア旧市街には、古代ローマ時代から中世までの歴史的建造物が多数残されています。その街を両断するように建設されているローマ水道橋をはじめ、貴婦人とも呼ばれるセゴビア大聖堂、またディズニー映画「白雪姫」の舞台となったといわれるアルカサルなど観光名所が集中しています。

郊外にはのどかな景色が広がり、多くの魅力を持ち合わせていることから世界中の観光客が魅了されています。

 

セビーリャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館

 

セビーリャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館

photo by Africa Mayi Reyes

セビリアには、11世紀に数多くのイスラム様式の建築物が建てられました。当時はキリスト教とユダヤ教が共存しており、中心に聳え立つセビリア大聖堂には巨大なモスクがあったと言われています。

マリア信仰の中心地でもあったため、大聖堂の中には世界最大と言われる黄金の祭壇衝立中央に聖母マリアが鎮座していることでも有名です。アルカサル・インディアス古文書間と一緒に世界遺産に登録されています。

 

古都トレド

トレド

photo by pixta

タホ川に囲まれた岩山の上に立つ天然の要塞都市トレドは、二千年以上の歴史を持つ古都です。16世紀半ばまではスペインの首都として栄え、中心にあるトレド大聖堂は現在もスペイン・カトリックの大本山であり宗教的中心地とされています。

8世紀から370年間イスラム教徒の支配下にあった歴史も持つトレドは、異なる文化が融合したユニークな景色を魅せてくれます。

 

コルドバ歴史地区

「西方の宝石」という別名も持つ美しい都コルドバは、8世紀以降のイスラム教徒ムーア人が支配していた際に発展し、栄えました。

石畳の道が入り組み合っている旧市街はまるで迷路のようで、その中には白壁に囲まれたパティオと呼ばれる中庭などのイスラム様式の建築物が今も残っています。さらにローマ橋などの建築物やユダヤ人町もあり、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教が見事に調和している街です。

 

ピレネー山脈-ペルデュ山(スペイン側)

フランスとスペインの国境にまたがるピレネー山脈の中央に聳え立つペルデュ山は、フランスとの共同登録世界自然遺産となっています。

ピレネー山脈の山々の中では三番目に高い山で、標高は3352m。「孤高の山」を意味する名を持つ石灰質の山です。スペイン側の南斜面には、ヨーロッパで最も広大で険しい二つの渓谷があります。

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

スペインにあるキリスト教カトリックの聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街への巡礼路です。フランスから続く巡礼路は、スペインに入ると「アラゴンの道」や「ナバラの道」と名づけられた主要な巡礼路へ続きます。

1000年以上も続く巡礼路の歴史は今も続き、多くの信者がフランスからピレネー山脈を越えて歩いています。1993年に世界遺産に登録されました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

photo by bernavazqueze

 

サラマンカ旧市街

古都サラマンカは、建築傑作の宝庫です。旧市街にはイスラム様式をはじめ、バロック様式、ロマネスク様式、ゴシック様式など様々な様式の建築物が交じり合って並び、サラマンカ独特の街並みを作り上げています。

13世紀にはスペイン最古の大学であるサラマンカ大学が建てられ、それ以降芸術と学問の街として知られるようになりました。

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

RELATED

関連記事