編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

世界には不思議なスポットがたくさんあります。

日本では見ることが出来ない、世界の不思議なスポットにはどうしてこうなったんだろう?と首を傾げてしまうような光景が広がっています。

自然が作り出したもの、人の手によって生み出されたもの、どちらもいろんなことを考えさせてくれます。

そんな世界の不思議なスポットをご紹介します。

 

トルクメニスタン 「地獄の門」

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photo by Traveloscopy

トルクメニスタンにある「地獄の門」。

なんといっても見どころは、44年間燃え続ける火。1971年に学者が調査中に落盤事故が発生し、有毒ガスが発生したため、それを止めるために火が放たれました。

その火は消えることなく、44年たった今でも燃え続けています。

 

地獄の門という名前は、この穴を見た地元の人によって名づけられました。 44年間ずっと絶えることなく燃え続ける穴、まさに地獄。

いつまで燃え続けるのかも分かっていないため、見に行きたい方は早めに行くことをおすすめします。

■ 基本情報
・名称:Darvaza
・住所:Gas Crater, Darvaza, Turkmenistan
・アクセス:首都アシガバートから車で約4時間半

 

米ペンシルバニア州 「ゴーストタウンUSA」

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photo by  dmuth

アメリカのペンシルバニア州にゴーストタウンUSAはあります。

映画「サイレントヒル」のモデルになった言われている街で、そこにはアメリカとは思えない光景が広がっています。地盤沈下が起こり、道路には亀裂が入り、木々も枯れている状態です。

 

1962年に起こった地下の鉱脈での坑内火災により、地面が80℃まで上がり、地下水が蒸気となり有毒ガスと共に噴き出すようになってしまいました。

その火は消えることなく、現在も燃え続けている状態で、自然鎮火するには数百年かかると言われています。

健康への被害も懸念され、国から退去命令が出るという事態に。その結果、住民たちはこの地を出ていき、やがてゴーストタウンとなりました。

ただ、ゴーストタウンになった今でもセントリアに住み続けている住民もいるそうです。

 

■ 基本情報
・名称:Centralia

 

ポーランド「歪んだ森」

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photo by pixabay

ポーランドの北西にあるグリフィノの近くに歪んだ森はあります。

ほとんどの木が根元から北に向かってぐにゃと曲がっているんです。その光景は異様だと言わざる負えない光景。

 

木がぐにゃぐにゃになった原因は人為的という声もありますが、曲がってしまった真相は今も分かっていないんだそう。

住民から歪んだ森と呼ばれるようになり、その異様な光景に不気味がる人が多い森です。

■ 基本情報
・名称:Crooked Forest
・住所:Nowe Czarnowo 51A, Gryfino, Poland

 

エチオピア「ダナキル砂漠」

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photo by pixabay

エチオピアの北東にあるダナキル砂漠には、別の惑星にでも来たような光景が広がっています。ドラゴンボールに登場するナメック星と評されるのも頷けるその光景は、地球の最初の姿とも言われています。

黄色の水は硫黄や塩、鉄化合物などが混ざってできたもの。そのため、周辺は硫黄のにおいが立ち込めています。

不思議な風景を生で観てみたいものですが、ダナキル砂漠に行くのはかなり大変。武装強盗がいたり、夏になると気温が50℃以上になるため、ナショナルジオグラフィックに地球上で最も過酷な場所と言わしめるほど。

■ 基本情報
・名称:Danakil Desert

 

ウズベキスタン、モイナク 「船の墓場」

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photo by  Arian Zwegers

船の墓場と呼ばれている場所には、数多くの船がそのまま動かずに放置されています。

実はここ、本当はアラル海という塩湖だったんです。アラル海はかつて世界4位の大きさを誇る湖でしたが、徐々に水が干上がっていき、現在ではほとんどなくなっています。

 

1960年に灌漑用水を用いて綿花を栽培するようになったことがアラル海が枯れていく原因となってしまいました。

環境にも変化が起き始め、雨が降らずに緑も枯れていきました。

そのスピードは速く、夜は海だった場所が朝見ると陸になっているほどの速さ。船の墓場にある船はアラル海の干上がるスピードが急速だったため、そのまま放置せざる負えなかったんだそう。

「船の墓場」は、まさに人が起こした行動によって作りだした負の遺産なのです。

 

■ 基本情報
・名称:Aral Sea

 

オーストラリア「ウェーブロック」

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photo by DON PUGH PERTH WESTERN AUSTRALIA

高さ15mのウェーブロックは、オーストラリアを代表する観光地の一つとなっています。

不思議なのはその形。まるで大きな波がそのまま固まってしまったかのような形をしているんです。

ウェーブロックは人工的に作られたものではなく、20億年もの時間をかけて雨などの浸食で自然が作り出したもの。その躍動感ある造形は素晴らしく、自然の持つパワーに圧倒されてしまいます。

 

ウェーブロックの近くにはカバのあくびと呼ばれている、かばが大きな口を開けてあくびをしているような岩があります。

時間があれば、こちらも立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

 

■ 基本情報
・名称:Wave Rock
・住所:Wave Rock Rd, Hyden WA 6359 オーストラリア
・アクセス:パースから車で約4~5時間
・電話番号:+61 8 9880 5022
・所要時間:1~3時間
・公式サイトURL:http://www.waverock.com.au/

 

インドネシア「イジェン火山」

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photo by dhodie

インドネシアにあるイジェン火山は青い炎を出すという不思議な火山です。

青の炎は昼は見えにくいですが、夜になるとその幻想的な姿を現します。それは、この世のものとは思えないファンタジー世界のような風景。

 

この青い炎は火山の硫黄が燃えることで発生しています。

イジェン火山ではブルーフレームと呼ばれる、青い炎が流れる現象を見ることが出来ます。硫黄ガスが液状になったものが青い炎を放ちながら、まるで溶岩のように流れていく現象。

真っ青な炎は思わずため息が出てしまうような美しさです。

 

■ 基本情報
・名称:Kawah Ijen
・住所:Kawah Ijen, Kalianyar, Sempol, ボンドウォソ 68288 インドネシア

 

メキシコ「クリスタルの洞窟」

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photo by Alexander Van Driessche

メキシコにあるナイカ鉱山にあるクリスタルの洞窟。

地下300mまで降りるとこのクリスタルの洞窟が現れます。最初にこのクリスタルの洞窟が発見されたのは、1794年。

それから時は過ぎ、2000年にサンチェス兄弟によって再発見されました。

 

セレナイトという巨大な結晶が洞窟内に突き刺さっている姿は神々しく、思わず目を疑ってしまう美しい光景。巨大な結晶を見れるのはナイカ鉱山だけなんです。

また、写真では涼しそうな場所に見えますが、実は過酷な環境。

中の温度は60℃以上という猛烈な暑さのため、きちんと装備をしないと10分程度で死に至るといわれています。

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