wacamera インスタグラマー

フリーランスフォトグラファー。ブライダル、キッズ、ファミリーの人物撮影や商品撮影に携わる。趣味ではシルエット写真を得意とし、メルヘンファンタジーをテーマとした写真をinstagramにて配信。現在では、15万人以上ものフォロワーを抱えるインスタグラマーとしても活躍。

表の素晴らしい教会と裏の神秘的な納骨堂

その後、納骨堂の上にある聖ヤコブ教会へ。この天井の高さ、窓の大きさ、まさにゴシック様式の立派な教会です。13世紀に建設され、14世紀から16世紀にかけて改修し今の姿へ。所々に見える細かな装飾はバロックのものですが祭壇もまた非常に美しいものでした。

祭壇の裏から見上げると、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読んだ時に想像した上から糸がすーーっと落ちてくるような絵と同じだ!と思ってしまいました。

この聖堂の床には石でできたこのようなものがありました。これは先ほどの納骨堂に続く階段の入口です。私は、これがあるならなぜ長い間放置されてしまったのか、とても疑問に思ったのです。

納骨された後、その事実を知る人がいなくなり、その後にここに通っていた人たちはこの重厚な石でできた扉についてそんなに重要なものではないと考え特に気にもしなかった、だから発見される事がなかったのだと、ブルノに詳しいガイドさんは教えてくれました。

8世紀の年月をかけて2001年に発見されたのはまさに運命だったのかもしれません。表の素晴らしい教会と、裏の謎に包まれた神秘的な納骨堂と、合わせて体験できる聖ヤコブ教会なのでした。

 

ブルノを見守る聖ペトロ聖パウロ大聖堂

ブルノの街にはもう一つとても有名な聖ペトロ聖パウロ大聖堂があります。一見、お城のような建物です。私も最初はそう思いました。丘の上に建っているため街のあちらこちらでその姿を見る事ができます。

この街のシンボルであると共に、ブルノの街を見守っているように見えました。

この敷地の中であちこちに剣と鍵のマークを見つけました。これは聖書にペテロは天国の鍵をイエスキリストから渡された聖人として記されて言えるため、そしてパウロは剣によって殉職したため常に剣をたずさえて表現されている事からこのマークが出来上がったようです。

「こんなところにも!」と剣と鍵を見つけるのも楽しいひと時でした。

ちなみに英語読みではペトロはピーター、パウロはポールと読む事ができます。

そんなブルノで私は郵便局に立ち寄りました。海外に行ったら必ず買いたいもの、それはその国の切手。通常のものから特殊切手まで国によって様々なデザインがあります。自分へのお土産ですがこの小さな切手の中に描かれたアートを見るだけでワクワクしてしまいます。

使うことはないのでコレクションになりますが、見返すとその国の思い出が蘇るので、皆様にもオススメしたいです。ぜひ海外へ旅行に行かれる際には、郵便局へ!ちなみに私はチェコで2000円分くらい購入してしまいました。

 

さて、見所がたくさんあったブルノともお別れ。次回はいよいよチェコの首都、プラハ編です。感動の涙を流したあんなところや、素晴らしい景色に声も出なかった話、などなど盛りだくさんです!お楽しみに〜!

その他、チェコの観光情報については「チェコ政府観光局 公式FBページ」をご覧ください!
▶︎https://www.facebook.com/czechrepublic.jp/

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