編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

皆さんは、今までユースホステルに滞在した経験はございますか?ユースホステルは、ドイツで生まれた世界的な宿として知られており、ホテルに比べ安い価格で宿泊することができます。

旅の資金を節約して旅行したい人、または現地で旅の仲間を作りたい人にとって、最適な施設と言えるユースホステル。今回は、そんなユースホステルについて、詳しくご紹介いたします。

 

バックパッカーの味方、ユースホステルとは?

ドイツで生まれ、100年以上の歴史を持つユースホステル。青少年が安全に、そして経済的に旅できるよう安価な価格で宿泊施設を提供するという目的のもとに作られました。1912年に古城「アルテナ城」がはじめてユースホステルとして設置され、その後アメリカ・ヨーロッパに広がっていきました。

若者も泊まりやすいよう、普通のホテルに比べ低価格に設定されているユースホステル。世界中にネットワークがあり、約80の国と地域に4000か所以上の宿泊施設があります。

また、日本にユースホステルが導入されたのは戦後の1951年。東京・日光・富士・伊豆などにユースホステルが設置され、今では北海道から沖縄まで約220か所のユースホステルがあります。

 

ユースホステルの施設の特徴

ユースホステルは、寝室は男女別の相部屋、いわゆるドミトリー形式となっている場所が多いです。ハブラシやタオルなどは付いていないので、持参しなければなりません。布団敷きや、食器の配膳・片付けなども自分で行う場合が多いです。

またもう一つの特徴が、世界中の旅人と交流できるという点。基本的にドミトリー形式なので必然的にほかの人と交流する機会が増えますし、ユースホステルによってはその地域ならではの体験プログラムや、観光案内などを用意しています。

ユースホステルを管理するマネージャーはペアレントと呼ばれ、その土地に暮らす地元民がほとんど。まるで実家に帰ってきたかのような温かさが感じられるのも特徴といえそうです。

 

ユースホステルの料金

ユースホステルは、誰でも宿泊が可能。ユースホステルの料金は施設ごとに違いますが、日本では3,000円前後(会員料金)に料金設定されている場所が多いです。国の物価指数によって料金が違うため、一概にいくらで泊まれるとは言えませんが、一般的に他の宿泊施設よりも安い料金に設定されています。

会員でない方も宿泊はできますが、日本では追加料金600円がかかります。会員料金も安いですし、国内や世界を旅している方で複数回宿泊をする場合は、かなりお得になるので会員登録がおすすめです。

 

個室タイプのユースゲストハウスも

photo by shutterstock

ユースゲストハウスとは、簡単に言えばユースホステルを高級にした宿泊施設です。ホテルのように個室で滞在することができ、全室バストイレ付きのゲストハウスなどもあります。

また、ベットには羽毛布団、シャンプーなどのアメニティーも揃っており、ユースホステルに比べ設備の水準が高い宿泊施設です。料金は施設によって異なりますが、ユースホステルの料金と比べて1割ほど変わってくるそう。

 

ユースホステルは団体利用も可能

ユースホステルは旅人が旅行中に宿泊するだけでなく、団体での利用も推奨しています。ゼミや部活の合宿、企業の研修などでも利用でき、ユースホステルの中には会議室を備えている施設もあります。

公式サイトでは、団体利用に対応したユースホステルとして草津高原YH・立科白樺高原YH・近江希望ヶ丘YH・伊勢志摩YH・小豆島オリーブYH・倉敷YHなどが挙げられています。

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