ライター
五島 夕夏 イラストレーター・ライター

桑沢デザイン研究所卒業。学生時代ロシアの絵本に大きく影響を受け、絵本画家を志す。現在はフリーのイラストレーター・ライターとして活動。 2014年には同じくイラストレーターである父との二人展、「このこねこのこ展」を目黒にて開催。 2016年には名古屋市栄にて初の個展「かくれんぼうてん」を開催。 ラフォーレ原宿でのグッズ販売やファッションブランドのノベルティデザインなど、多方面で活躍の幅を広げている。 また、全国を周り旅やものづくりの楽しさを伝えるライターとしても活動中。

みなさん、こんにちは。五島夕夏です。

楽しかったドイツの旅もいよいよ後半戦に突入。5日目の今日は、ジャーマンユーレイルパスを使ってドレスデンへ移動します。

本連載を始めて見る方は、まずはダイジェスト版をご覧ください

 

ドイツでは鉄道での移動が快適!

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ジャーマンレイルパスだと1等の席を利用できちゃうので、移動中もゆったりのんびり〜。この日は出発時間が早かったので、売店やベーカリーで朝食を購入し、車内で朝ごはん。ドイツはとにかくパンが美味しい!

柔らかい物を食べ慣れている日本人には少々固く感じるかもしれませんが、しっかりと小麦の味がして、毎日でも食べ飽きません。列車内は各席にテーブルが付いているので、食事をするにもすごく快適。

 

ドレスデンのイビスホテルは駅チカで便利♪

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お腹が満たされウトウト眠くなっているうちに到着しました、ドレスデン!ドイツの駅はどこも大きくって、建築物としても美しいのが特徴ですね。早速観光したいところですが、まずは荷物を置くために本日宿泊するイビスホテルへ向かいます。

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ドレスデンの駅前はデパートやショッピングセンターが建ち並び、とても賑わっている印象を受けました。そんな中にドーンとそびえ立つイビスホテルは、駅から徒歩数分というかなりの好立地。

大荷物の中、移動が少なくて済むのはとってもありがたいぞ〜。チェックインも完了し身軽になったので、目的のツヴィンガー宮殿・ドレスデン城周辺を目指して街歩きといきましょう!

 

ギネスにも認定されたドレスデンの世界一の牛乳屋さん

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てくてく散歩をしながらまずやってきたのはこちら、「ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント」(長いな)。なんと、“世界一美しい牛乳屋さん“としてギネスに認定されているそう!日本に居る時からリサーチしていた、気になりまくりのお店だったので、到着するまでは宝探しをしているようでワクワクドキドキでした♪

 

中に入ると、ミルクやチーズなどの乳製品がぎっしりと陳列されています。残念ながら店内の撮影はNGでしたが、絵画に入り込んだような、期待を裏切らない空間に思わずうっとり。絞り立ての牛乳は濃厚なのにしつこくなく、優しい甘さがクセになるお味でした。

可愛い缶入りの牛乳石鹸など、女子が喜ぶお土産も一見の価値あり。

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他にも、たまたま通りかかった本屋さんでは、大好きな絵本を購入しました。言葉は読めないけれど、綺麗な色彩やイラストは世界共通。旅の思い出がどんどん増えていきます。

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日が落ちてきた頃、ドレスデンのお城近くに広場を発見。レジャーシートを敷いてうたた寝したり、カップルでおしゃべりをしたり、みな思い思いの時間を過ごしています。川のせせらぎが耳に心地よくって、なんとなくドイツの空気に慣れてきている自分が嬉しくなったり。

さあ、いよいよドレスデン城とご対面です。

 

ドレスデン城は眩しいくらいに照らされて

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どーーーーん!いかがですか、この景色。夕日に照らされ黄金に輝くドレスデン城と、真っ赤なバラとのコントラスト。嘘みたいな光景ですよね。もはや合成を疑う。夕暮れ時に訪れたのは偶然でしたが、大正解だったと思います。

昼間に見るお城とはまた違い、少し切なく威厳ある雰囲気を感じ取ることができました。

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目的地であるツヴィンガー宮殿は、広大な中庭から見渡すことができます。360度どこに目を向けても、大迫力のバロック建築。当たり前だけど全部人間が造ったんだよな…人間ってすごい…。ドレスデン周辺はバロック建築の都とも言われていて、歴史的建造物の宝庫。

しっかり見ようと思うと1日あっても足りないので、お好きな方は時間に余裕を持つことをオススメいたします。

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たくさん歩いたあとは、お楽しみの夜ごはん。お城も眺められるテラス席でゆっくり食事を堪能します。ドイツの魚料理は、意外とあっさりした味付けで食べやすい!ドイツに限らず、ヨーロッパはどこのレストランでもテラス席が人気。

外が賑わっていても店内はガラガラ、なんてこともしばしば。そんなところからも、太陽を愛し陽気に食事を楽しむ文化が伺えます。

 

ロマンチックな雰囲気にうっとり

さて、21時を過ぎてあたりがようやく暗くなったころ、眠い目をこすって再びお城に向かいましょう。夜になると、ドレスデンはまた新たな一面を見せてくれるんだとか。

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きらきらきらら〜ん!なんて美しいのでしょう。

そう、夜になるとドレスデン城周辺一帯がライトアップされるのです。先ほど見た姿とはうってかわって、なんともロマンチックでムード満点。こんなところでプロポーズされたら、断るわけにはいきませんよね。

近くの川から船も出ており、ゆったりと夜景を楽しむこともできます。

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幸せな時間はあっという間に流れるなあ。明日はドイツ最後の街、ベルリンに向け移動します。街によっていろんな表情を見せてくれた、ドイツという国。ラストはどんな感動が待ち受けているのでしょうか。

最終回・ベルリン編、お楽しみに〜!

ライター
五島 夕夏 イラストレーター・ライター

桑沢デザイン研究所卒業。学生時代ロシアの絵本に大きく影響を受け、絵本画家を志す。現在はフリーのイラストレーター・ライターとして活動。 2014年には同じくイラストレーターである父との二人展、「このこねこのこ展」を目黒にて開催。 2016年には名古屋市栄にて初の個展「かくれんぼうてん」を開催。 ラフォーレ原宿でのグッズ販売やファッションブランドのノベルティデザインなど、多方面で活躍の幅を広げている。 また、全国を周り旅やものづくりの楽しさを伝えるライターとしても活動中。

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