ライター
阿部サキソフォン TABIPPO編集部 / ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

SNSツールはどう使い分けするべきか


ここで参加者から出た質問は、「Twitter、Instagram、Facebookはどう使い分けているか」というもの。三川さんは誰に届けたいかによって使い分けており、Facebookはリアルな知り合いのみ、Twitterはオープンな場所だから「誰に届いてもいい」っていう前提で発信しているそうです。

noteを書く前にTwitterでつぶやいて、反応を見ることも。Instagramは拡散されにくいため、プライベートな内容が多いといいます。

りょかちさんはTwitterを「実験場」として捉えており、どういう反応がくるか試す場所として使っているそうです。Instagramは自分のログ(記録)として、長文書ける特徴を生かして自分の大事な気持ちと書いているのだとか。

マーケティングの観点から考えると、「本人が何をしたいかによって優先順位は変わってくる。人を巻き込みながらコンテンツを大きくしたいならTwitter、自分の世界観を見てほしいならInstagramの方が良いと思う」と三川さんは語ります。

りょかちさんが大事だと語るのが、「前提として自分が楽しいかどうか」。自分が好きじゃないことをしても、続けるのは難しいもの。結局途中で終わってしまう人がほとんどで、成功している人は「続いてる人」なので、自分にとって何が楽しいかが大事だといいます。

本業と副業のバランス


一見、フリーランスのような働き方をされているお二人ですが、会社に所属しながら個人の仕事をされています。本業と副業のバランスについて参加者から質問が出ると、りょかちさんは「これからも時間を許すかぎり会社員をやめたくない」と答えました。

理由として挙げたのは、会社とフリーランスとでは働き方が全く異なること。会社にいると大人数で議論をぶつけあいながらモノづくりをして、世の中に起きなインパクトを与えられる。

「フリーランスは自分がすでにできる仕事がくる場合が多いけれど、会社は自分を背伸びさせてくれる大きい仕事に携われる機会が多いから、成長・挑戦できる。今は副業できる会社も多いので、個人プレイを組織に生かす働き方が楽しいのではないか」とりょかちさんは語ります。


一方、三川さんは本職と副業の境目を意識していないそう。本職は1日数時間のコアタイムで握っているため裁量のある働き方ができるといいます。「副業をやることで、本職に何を還元できるかという視点が大事。外で仕事することで会社に還元できます!って明言して、実行できたらすごくかっこいいと思う」。

お二人に共通していたのが、個人の活動(副業)を本職(会社)に還元し、良い循環を作ること。もしもの時の保険として会社に所属するのではなく、個人がスキルアップして会社に還元するスタンスで仕事をするのが、理想的な働き方なのではと話しました。

未来のインターネットはどうなる?


ここ数年で、インターネットは急速に進化してきました。未来のインターネットについて三川さんは、リアルとバーチャルの間にある「ミラーワールド」が出来上がっていくのではないかと予想。「POKEMON GOのような、現実に属さないワールドが出来上がっていくと思う。ミラーワールドで違う仕事を与えられて、稼ぐ人も出てくるのではないか」と考えているそうです。

またりょかちさんは、「自分がインターネットと同化していく傾向にある」と分析。スマホがパスワードからタッチになり自分の身体で自分であることの認証ができるようになるのもその一例で、自分にネットが近づいていき、これからどんどん選択肢が増えていくのではと予想します。

清水さんによると、時代が変わっていく中でマーケティングに関しては「過去」を語る人が多いとのこと。その中で三川さんとりょかちさんは、未来を見据えながら今のネット社会を生きている。「ふたりの話を聞いていると、これからの時代を生きようとしていて、価値観を考えて向き合っていると感じる」と語りました。

令和時代の個人ブランディング

最後に、個人ブランディングをしていきたい参加者に向けて、メッセージを送りました。

三川さん「きっと30歳くらいで結婚や家庭など、仕事以外の人生の分野が入ってくると、考えることが多くて苦しくなる時がくると思う。自分らしく生きるにはどうしたらいいのかと考える視点が大事で、”働く”軸だけで考えるのはもったいない。自分はどういう風に生きたいのかと長い目で考えること、それがブランディングだと思う」。

りょかちさん「ブランディングは自分のためにすること。我慢してよく見せようとしても苦しくなってしまうから、楽しむのが一番。自分がどうやったら楽しめて、その楽しさを伝え続けられるのかを考えていくのが良いのでは」。

ゲストのご紹介


覗き見欲求で生きてる平成のファーストロット。 広告代理店にてSNSマーケティングに従事しながら、Webメディア「kakeru」の編集長を経験。パラレルキャリアとして、ブランディング戦略や新規事業サポートなども務める。 NHKニュース番組「シブゴジ!」やフジテレビ「ノンストップ!」出演、Twitter Japan「#はじめてのTwitter動画広告」のモデレーターも務める。
https://twitter.com/nach33


1992年生まれ。京都府出身。学生時代より、「自撮ラー」を名乗り、話題になる。現在では、自撮りのみならず、若者やインターネット文化について幅広く執筆。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)。その他、朝日新聞、幻冬舎、宣伝会議(アドタイ)などで連載。 https://twitter.com/ryokachii

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阿部サキソフォン TABIPPO編集部 / ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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