編集部
西嶋 結 TABIPPO編集部 / ライター・編集者

出版社出身のライター・編集者。本の仕事をしています。2012年に半年間の旅行を経験し、今までに訪れた国は60か国ほど。有給休暇をフル活用して弾丸旅に繰り出すべく、筋トレに励んでいます。

Q.なぜニット帽を被ってるんですか?


「自分が表に立って発信していくなら、トレードマークがあるとお得ですよ」と詩歩さん。詩歩さんがニット帽を愛用し始めたのは、会社員時代のこと。会社を抜け出してインタビューを受けるとき、丁寧なヘアセットをする必要がなく、手軽に旅人らしさを出せるアイテムとして、ニット帽がぴったりだったそう。

やがて「詩歩さん=ニット帽」のイメージが定着し、ブランディングに成功。詩歩さんと出会って10年ほどという篠原さんも、「ニット帽をかぶってない詩歩ちゃんはほとんど見たことないかも!」という徹底ぶり。

特に愛用しているのは、黄色のもの。写真に映り込んだとき、悪目立ちせず、差し色になる色です。また、背景が青空でも、森林でも、海でも、紅葉でもぴったり合います。(「ニット帽をかぶってないときは誰からも気づかれないので楽なんです!」なんて裏話も)

Q.観光誘致を考えるとき、気をつけた方がいいポイントはありますか?

絶景の課題は、写真を撮って帰ってしまう人が多いこと。もちろんこれは、絶景がある土地の方にとっては残念なことです。

詩歩さんが例に挙げてくださったのは、東京から2時間半ほどのところにある、美しい池。東京から日帰りできますし、池なので入場料も不要です。観光客が訪れても、地元にまったくお金が落ちないのです。騒音やゴミの問題もあります。いずれ、その池は立ち入り禁止になってしまうかもしれません。

地元にお金が回れば、警備員さんやガイドさんを配置でき、誰もがハッピーに絶景を楽しめるようになるでしょう。これからの観光を考えるにあたり、「サステナブルツーリズム」は、外せないキーワードだといえそうです。

ワーク:ハワイのこれからの観光戦略を考えてみましょう


最後に、参加者を小グループに分け、ハワイのこれからの観光戦略を自由に考えてもらいました。レポートでは、3つのグループのアイデアを紹介します!

・「ついでにハワイ」案
旅慣れた人は、ハワイを後回しにしがち。そんな旅人がアメリカに行くとき、ハワイを経由してもらうというアイデアです。ハワイ経由アメリカ本土行きは、比較的リーズナブルなチケットが見つかるそう。また、ハワイのほうが日本から近いため、身体的負担も軽減できます。ハワイとアメリカ本土を比べ、それぞれのよさに気づいてもらえるのではないでしょうか。

・「ワイハくん」案
TikTokでディズニーランドの清掃員さんが人気を集めていることに注目したこちらのグループ。「ハワイを活性化させる」を、「ハワイにたくさん観光客がいて、かつ、きれいな状態」と定義しました。とはいえ、「ハワイをきれいに」「ゴミはゴミ箱へ」と言われても観光客のテンションは上がりません。ゴミ箱を背負ったキャラクター「ワイハくん(仮)」をバズらせて、「ワイハくんの背中にゴミを捨ててみたい!」「ハワイに来たらワイハくんに会わなきゃ!」と思わせるというアイデアです。

・「タロイモボール」案
「ハワイでタロイモの農業体験」を観光の新定番にしてはと提案したこちらのグループ。「大学生向けに、農業体験で単位がもらえるようにしてもいいかも」なんてアイデアも。各グループのプレゼンを聞いた詩歩さんは、「旅行することで親近感がわきますよね」とコメントしてくださいました。「行ったことがある街で地震があれば心配になるし、その街でとれた野菜を見かけたらつい買いたくなる。そんな親近感のわく街を、世界中につくることが旅のゴールなのかもしれません」と話してくださいました。

詩歩さん、ありがとうございました!

ゲストのご紹介


1990年生まれ。静岡県出身。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね!を獲得し話題に。 書籍シリーズも累計63万部を突破、アジア等海外でも出版される。

昨今の”絶景”ブームを牽引し、流行語大賞にもノミネートされた。 現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや自治体等の地域振興のアドバイザーなどを行っている。静岡県・浜松市観光大使。

Facebookページ:「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」
Twitter:@shiho_zekkei
Instagram:@shiho0107
ブログ:「Shiho and…」

All photos by Yukari Yamazaki

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西嶋 結 TABIPPO編集部 / ライター・編集者

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