理念・想い
世界一周の旅を経験した旅人が、日本に旅を広めるために作った会社がTABIPPOです。2010年に設立されて、4年後の2014年4月に株式会社になりました。もっとたくさんの人に、旅への一歩を踏み出してほしいというシンプルな想いで、事業をやっています。
旅を広める会社というのが、日本にはあまりないのですごく珍しい会社だと思っています。少しでも僕らの信じる「旅で世界をもっと素敵に」という理念に、共感して頂けたら嬉しいです。
TABIPPOのビジョンには、旅を広めることで、世界を豊かにすることに大きく貢献したいという真剣な想いを込めました。
低すぎる幸福度と高すぎる自殺率、教育や貧困、政治の問題。働くことに楽しさを感じられず、仕事の生産性も低い。たくさんの問題を抱えているのが、僕らが生きている日本です。
日本人のパスポート所持率は23%、出国率が14%。先進諸国の中でもずば抜けて低く、あまりにも「世界」を知る機会が少なすぎます。だからこそ、日本に存在するたくさんの問題を中長期的に変えていけるアプローチが「旅」を広めることだと信じています。
世界を旅して異文化に触れることで、視野は広がり、考える力や好奇心を育みます。アイデアもたくさん生まれるでしょう。そして世界中には、これからの時代に豊かな人生を送るヒントが詰まっています。
ぼくらは、旅の価値を信じています。日本人がもっと当たり前に旅することで、変わる世界があると信じています。
TABIPPOが担う役割は、一過性の流行を生み出すことではありません。僕らがやらなければいけないことは、日本に深く根付く「旅する文化」を創ることです。少しでも若いうちに日本から一歩飛び出して、世界を旅する経験をしてもらいたいと思っています。
また、旅をする人が増えるだけではなく、その経験がどれだけ人生を豊かにしてくれたのかを、これからは大切にしていきたいです。旅をすることで幸せになる人が増えること、これからの時代に社会で活躍する人材を育てること、そして利他の精神で社会に貢献する人を増やすこと。この3つを通して、僕らは旅で人生が豊かになる仕組みを創りたいと考えています。
ビジョンの実現を最重要視した経営を行っているため、VALUE(大切にするべき価値観)として「ビジョンの共創」というキーワードを掲げています。その言葉を徹底的に事業づくり、組織づくりに落とし込むことで、理念からブレない経営(事業×組織)の実現を目指しています。
「ビジョンの共創」
TABIPPOの理念は、会社の想いだけでは実現できません。働く1人ひとりの想いや熱量、関わる全ての人たちがもつ理念への共感や応援を形にすることで、ビジョンを共に創りあげていくことを最重要の価値観としています。旅を軸として、
事業を多角展開する
エンゲージメントを高め、
1人ひとりが自走する。
TABIPPO(たびっぽ、と読みます)の名前は、「旅」に「一歩」踏み出してほしいという想いが由来になっています。世界中を旅する経験をした僕らですが、旅するきっかけは本当に些細なものだったからこそ、一歩踏み出すきっかけさえあれば、旅する人は増えるはず。そんな想いで、TABIPPO(旅×一歩)と名付けました。
新しいロゴは3代目となりますが、ロゴマークは創業時から変わらずに「卵とひよこ」をモチーフとしています。卵から生まれたひよこが、殻をやぶってはじめての一歩を踏み出した瞬間を、親しみやすく表現しているのがTABIPPOのロゴです。