近年、「フードロス(食品ロス)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。フードロスとは、まだ食べられる食品を廃棄すること。日本では年間600万トン以上のフードロスが発生しており、これは国民一人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分を捨てていることになります。「もったいない」考え方を持ち、食べ物を粗末に扱わない風習が根付いていた日本で、なぜこのような大量のフードロスが起きているのでしょうか。その原因には過度に新鮮さにこだわる志向や、恵方巻きを例にした季節ものの大量生産などが挙げられます。フードロスを減らすため、まずは自分の食品に対しての意識を変えてみませんか?