ヴェアデイロス平原国立公園はブラジルで最も高度が高い平原地帯で、広大なサバンナにはタテガミオオカミ、オオアリクイ、アルマジロなど多くの野生動物が生息しています。
ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所
バシリカ式のボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂を中心に、小礼拝堂や庭園があり、聖堂内部は美しいロココ様式で造られています。
ブラジルのミケランジェロとも称される彫刻家アントニオ・フランシスコ・リスボアによって造られた聖堂前の12人の預言者像と、小礼拝堂のキリストの受難の彫像が評価され、1985年に世界文化遺産に登録されました。
ディアマンティーナ歴史地区
photo by Leandro Neumann Ciuffo
ポルトガル語でダイヤモンドを意味するディアマンティーナは、その名の通りダイヤモンドの鉱脈が発見されて繁栄した都市です。
現在はもう採掘は行われていませんが、かつては300万カラットもの産出量とも言われ世界中のダイヤモンドの大部分を産出していました。バロック様式の建築物が並ぶ歴史地区は、1999年より世界文化遺産に登録されています。
ゴイアス歴史地区
18世紀にヴェルメリョ川で発見された大量の砂金によりもたらされたゴールドラッシュで栄え、周辺では金鉱が見つかり、鉱山都市として発展しました。
かつては美しい村を意味するヴィラボアと呼ばれ、瓦屋根の建物と緑豊かな街並みをしています。山奥にあるため鉱山都市の街並みがそのまま残っており、2001年にこの歴史地区は世界文化遺産に登録されました。
リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観
photo via Kirilos on Flickr
世界三大美港の一つとも言われる美しいリオデジャネイロの景観は、音楽や文芸、都市計画など様々な分野に刺激を与えてきました。カリオカとはこの地に住む人々を指しています。
コルコバードの丘やコパカバーナ海岸など、人工的に開発されてきた景観が2012年に世界文化遺産に登録され、ブラジルでの文化的景観を対象とした登録では最初の物件となりました。
オリンダ歴史地区
16世紀にポルトガルによって建設された最初の植民地です。今もかつての植民地時代の面影を残す街並みには、バロック様式のカラフルな建物が立ち並び、石畳の道が続いています。
これらは一度オランダに破壊されましたが、再建され、とりわけ中心のサン・フランシスコ修道院の修復には力が注がれました。1982年より世界文化遺産に登録されています。
カピバラ山地国立公園
広大な森が広がる山岳地帯にある国立公園に、巨大な岩が立っており、その岩肌にはおよそ2万年前に描かれたとされる壁画が残されています。
多種多様な壁画は3万点以上にも及び、世界最多の約600箇所に確認されています。壁画には狩りの様子や動物達が描かれ、中には世界最古の植物画とされるものもあります。1991年に世界文化遺産に登録されました。
中央アマゾン保全地域群
保全地域の中にあるジャウー国立公園にはおよそ120種類の哺乳類が生息しており、土砂の沈殿がなく水が黒い特徴を持ったジャウー川にはデンキウナギヤピラルク、カワイルカなどが生息しています。
アマゾンの熱帯雨林が良い状態で保存していあるこの国立公園には、入るためにブラジル政府の許可を得なければなりません。2000年より世界自然遺産に登録されています。
世界遺産ではありませんが、レンソイス・マラニャンセス国立公園
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1月から6月の雨季にかけてエメラルドブルーの湖が現れる真っ白な砂丘が見えることで有名な国立公園です。ポルトガル語でシーツを意味するレンソイス。
公園では名前の通り洗い立てのシーツのような砂が真っ白に広がる絶景を見ることができます。半年間だけ現れる湖には魚も生息しており、どのように生息しているのかはまだ謎になっています。
まとめ
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