30ヶ国以上旅した元旅行会社社員の私が死ぬまでに一度訪れて欲しい国と聞かれたら、自信をもってエジプトと答えます。子どもの頃にピラミッドやスフィンクスを見て、いつかは自分の目で見たいと思ったことはありませんか?
また、ピラミッド以外にも涙がでるほど素晴らしい遺跡がたくさん。今まで行った旅行では感じたことのない体験をエジプトで味わいましょう!
*編集部追記
2017年1月に更新された記事に新たに5選追記しました(2018/02/27)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
エジプト考古学博物館/カイロ
ツタンカーメンの黄金のマスクやラムセス2世のミイラなど古代エジプト文明の遺産が120,000以上展示されている、エジプト旅行で必須の観光名所です。特に少年王ツタンカーメンの黄金のマスクに対面したときの感動はひとしおですよ。
以前はカメラの持込みが禁止されていましたが、現在は有料(50EGP)でカメラでの撮影が可能になっています。(ツタンカーメンの黄金のマスクなど撮影禁止の場所もあり)。
また現在、新しい考古学博物館「大エジプト博物館」の建設が2017年に終わる予定なので、現在のエジプト考古学博物館に行けるのは今のうちですよ!
・名称:エジプト考古学博物館(The Egyptian Museum)
・住所:Tahrir Square, Meret Basha, Qasr an Nile, Cairo Governorate 11516 Egypt
・アクセス:地下鉄サダト(SADAT)駅から徒歩6分
・営業時間:09:00~19:00(金曜日のみ9:00~11:00、13:30~19:00)
・料金:60EGP(ミイラ室別100EGP)
・所要時間:2時間以上
・オススメの時期:
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/the-egyptian-museum
シタデル/カイロ
RulsR267さん(@rulsr267)が投稿した写真 – 2016 7月 16 2:36午前 PDT
イスラム地区モカッタムの丘にある城塞都市シタデルは、古代エジプト遺跡以外のスポットとしてはカイロ1番の観光名所です。このシタデル内には後述するムハンマド・アリ・モスクの他、ムカッタムの塔、国立警察博物館、軍事博物館など見る箇所が沢山あります。
また丘の上にあるので、カイロの街を見下ろすことができ、とても素晴らしい景色を見ることができます。
・名称:シタデル(Salah El-Din Citadel in Cairo)
・住所:Citadel、Cairo
・アクセス:バス174または173でミダンサラーアルディン(Midan Salah al-Din)下車目の前
・営業時間:8:00-17:00(金曜日の礼拝時は閉鎖)
・定休日:なし
・電話番号:+ 2 / 02-2512-1735
・料金:50EGP
・公式サイトURL:http://beta.egypt.travel/attractions/salah-el-din-citadel-in-cairo/
ムハンマド・アリ・モスク
城塞都市シタデル内にあるムハンマド・アリ・モスクはカイロのランドマークです。19世紀前半に建設が始まったこのモスクの特徴は84メートルの高さを誇る2本のミナレット。イスタンブールのブルーモスクをモデルに作られたと言われます。
モスクの中に入るとその豪華さに驚くでしょう。まず目に飛び込んでくるのが大きいシャンデリア。そして数多くあるランプの光やステンドグラスがとても幻想的です。
・名称:ムハンマド・アリ・モスク(Muhammad Ali Mosque)
・住所:Citadel、Cairo
・アクセス:バス174または173でミダンサラーアルディン(Midan Salah al-Din)下車目の前
・営業時間:8:00-17:00(金曜日の礼拝時は閉鎖)
・定休日:なし
・料金:50EGP※シタデル共通入場券
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/mohamed-ali-mosque
ハーン・ハリーリ/カイロ
Karin Urakawaさん(@karin_ura)が投稿した写真 – 2016 9月 10 10:44午後 PDT
カイロのみならずアラブ領域でも最大級の大スーク(市場)。細長い道に所狭しと両側に店が連なり、香辛料や香水、宝石類から日用品、さらに観光客向けのお土産など様々なものが売っています。見るだけでも楽しい場所です。
日本人と分かるとエジプト人から「山本山」「バザールでござーる」などどこで覚えたのか日本語で呼び込みをしてきます。値段は交渉できるのでお得に買いましょう!
私は値切り過ぎてヤクザと言われましたが、結構ぼったくられる人が多いです。
・名称:ハーン・ハリーリ(Khan El-Khalili)
・住所:al-Azhar Street, Cairo, Egypt
・アクセス:タハリール広場から車10分
・営業時間:店舗によるが09:00~23:00
・定休日:店舗による
・料金:見学は無料
・公式サイト:http://ja.egypt.travel/attraction/index/khkhalili
タハリール広場/カイロ
photo by pixta
タハリール広場はカイロの中心地であり、周りにはエジプト考古学博物館やカイロ・アメリカン大学、高級ホテルが並んでいます。元の名前はイスマーイール広場と呼ばれていました。
イギリスから独立した1919年のエジプト革命から「解放」を意味するタハリール広場と呼ばれるようになり、1952年の革命で正式に名称を変更。
そして2011年のエジプト革命ではこの広場にいたデモ隊を中心に革命が本格化していくなど、エジプトの政変とは切っても切れない関係の広場です。
・名称:タハリール広場 (Tahrir Square)
・住所:Tahrir Square、Cairo
・アクセス:地下鉄サダト(Sadat)駅からすぐ
・営業時間:24時間
・定休日:なし
・料金:無料
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/tahrir-square
ギザの三大ピラミッド/ギザ
photo by pixta
エジプト観光の大目玉といえばカイロ近郊のキザにある三大ピラミッド(クフ王、カフラー王、メンカウラー王)。小さい頃から教科書で見たことは誰でもあると思います。その場所に自分が今立っていると思うと、誰もが感動するに間違いありません。
まだまだ謎が多いピラミッドですが、三大ピラミッドで1番大きいクフ王のピラミッドには一般観光客も内部に入ることができます。午前・午後それぞれ150名限定ですので気を付けて。
・名称:ギザの三大ピラミッド(The Pyramids of Giza)
・住所:Al Haram, Giza Governorate,Egypt
・アクセス:ギザ駅からバス、またはカイロ市内からエアコン付バス(357番)で1時間
・営業時間:5月1日~ラマダン07:00~19:00、ラマダン~4月30日08:00~17:00
・定休日:なし
・料金:ピラミッド地区共通入場券60EGP、クフ王のピラミッド100EGP、カフラー王のピラミッド30EGP、メンカウアー王のピラミッド25EGP
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/giza-plateau
大スフィンクス/ギザ
photo by pixta
ピラミッド観光に来たら外せないのが体はライオン、顔は人間のスフィンクスですよね。まるでピラミッドを守る守護者のように鎮座しています。
しかしこのスフィンクスは誰が何の為にいつ建てたのかはまだ分かっていない、エジプトの古代ミステリーを代表する巨大な石像彫刻です。
また、テレビ番組で昔やっていましたが、本当にスフィンクスの目線の先にはケンタッキーがあります。見つけてみてくださいね。
・名称:大スフィンクス(The Great Sphinx)
・住所:Al Haram, Giza Governorate,Egypt
・アクセス:ギザ駅からバス、またはカイロ市内からエアコン付バス(357番)で1時間
・営業時間:5月1日~ラマダン07:00~19:00、ラマダン~4月30日08:00~17:00
・定休日:なし
・料金:ピラミッド地区共通入場券60EGP
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/the-great-sphinx
太陽の船博物館/ギザ
photo by pixta
古代エジプトでは亡くなった王が死後の世界に行けるように、「太陽の船」を王墓に埋葬する習慣がありました。博物館に展示されている船はクフ王のピラミッド近くで発見され、組み立てられたものです。
その為、この船は世界最古の船と言われると同時に「クフ王の船」と考えられています。
・名称:太陽の船博物館(The Solar Boat Museum)
・住所:Nazlet El-Semman, Al Haram,Giza,Egypt
・アクセス:ギザ駅からバス、またはカイロ市内からエアコン付バス(357番)で1時間
・営業時間:09:00~16:00
・定休日:なし
・料金:50GEP
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/the-solar-boat-museum
ジェゼル王の階段ピラミッド/サッカラ
photo by pixta
ギザから南に約10kmにあるサッカラは古代エジプトの首都メンフィスのネクロポリス、つまり死者の街でした。ここには数多くのピラミッドがありますが、その中でも有名なのが世界最古のピラミッドと言われるジェゼル王の階段ピラミッドです。
通常ピラミッドというと綺麗な三角形を思い浮かべますが、このピラミッドは階段状になっています。カイロからも日帰りで行けるのでぜひ見てほしいピラミッドです。
・名称:ジェゼル王の階段ピラミッド(Pyramid of Djoser)
・住所:Al Badrashin, Giza Governorate,Egypt
・アクセス:タハリール広場から車で1時間20分
・営業時間:08:00~17:00
・定休日:なし
・料金:80GEP
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/saqqara-step-pyramid
スネフェル王の屈折ピラミッド/ダハシュール
photo by pixta
ダハシュールにある屈折のピラミッドはその名の通り、途中で傾斜角度が変わっている珍しい形のピラミッドです。これはクフ王の父、スネフェル王によって建てられました。
なぜこの形になったかはいくつか説があり、詳しくは分かっていませんが、階段のピラミッドに続き、珍しい形のピラミッドを見ることができますよ。
・名称:屈折のピラミッド(Bent pyramid)
・住所:Bent Pyramid, Giza Governorate,Egypt
・アクセス:タハリール広場から車で2時間
・営業時間:08:00~17:00
・定休日:なし
・料金:40EGP
・公式サイトURL:http://ja.egypt.travel/attraction/index/the-red-pyramid-of-dahshur