ライター

永崎裕麻(ナガサキ ユウマ)フィジー南国校長|約2年間の世界一周を終えて、世界幸福度ランキング1位(2016/2017)のフィジー共和国へ2007年から移住。ライフスタイルをアップデートする英語学校カラーズ校長。RECOMPANY取締役。 南の島のゆるい空気感を日本社会に届けるべく「南国ライフスタイルLABO」というコミュニティーを運営。内閣府国際交流事業「世界青年の船2017」日本ナショナル・リーダー。 2019年からはフィジー・デンマーク・日本の世界3拠点生活(トリプル・ライフ)を開始(現在はコロナで休止中)。 著書に「まんが南の島フィジーの脱力幸福論」「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」。

最新の世界幸福度ランキングで一位を獲得したのは、南国の楽園フィジー。僕は2007年からフィジーに移住して今年(2015年)で9年目になります。

移住する前、約2年間、旅人として世界を廻ってました。自分に一番フィットする国を見つけるために。これまで、100カ国を旅してきましたが、日本よりも住みたいと思った国は、フィジーだけ。

今回はそんなフィジーについて紹介したいと思います。

 

1.なぜ世界最幸なのか?

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Photo by yuma nagasaki

フィジーは経済的には豊かじゃない。むしろ貧しい発展途上国。働いてない人も多いし、平均寿命も短い。乳児死亡率も高いし、ちょっと前まで(2014年9月)軍事政権で政治的にも不安定。でも、国民が世界一幸せを感じています。なぜ?

理由はいろいろあります。一つだけ挙げるとすれば、「人類みな兄弟」力。言い換えれば、他人事を自分事として感じ、相互扶助する力です。たとえば、こんなことです。

・スーパーのレジでお金が足りなくて困ってたら、後ろに並んでた見ず知らずの人が不足分を払ってくれた。

・5人目の子供を産んだ女性が、子供ができない夫婦に、生まれた子供をプレゼントしてた。

・東日本大震災から4年が経過。4年前から毎日欠かさず、被災者のことを思って「祈り」を捧げてくれてるフィジー人がいる。日本とは縁もゆかりもない人なのに、日本人でさえ震災のことを忘れてしまってる人がいるのに…。

・温暖化の影響で水没の危機にあるキリバス共和国。でも、どこの国も「自国の経済発展」を優先し、キリバス人の受け入れを嫌がる。そんな中、フィジーの大統領がキリバスを訪問し、こう宣言した。「国際社会が温暖化対策に失敗すれば、全員フィジーに移住したらいい。我々は困っている隣人に背を向けることはない」

ご近所さんレベルの小さいコミュニティから地球規模のコミュニティまで、自分の家族のような感覚でいるフィジー人。「お金」なんかよりも「人とのつながり」を重視するフィジー人の考え方が、世界一幸福な国民と言われる所以だと思います。

 

2.流行りの観光スポットは?

フィジー

photo by shutterstock

フィジーといえば、やっぱり海!常夏のフィジー・リゾートでバカンスを過ごすために、多くの観光客がフィジーを訪れます。観光客の約7割はオーストラリア人とニュージーランド人。日本人にとってのハワイは、彼らにとってのフィジーなんです。

世界のセレブを魅了するプライベート・ビーチもあり、ビル・ゲイツやトム・クルーズも遊びに来てます。ブリトニー・スピアーズは新婚旅行で来て、「ロマンスの炎が燃え上がる島」ってポエムを書き、メル・ギブソンはフィジーにハマリすぎて約15億円で島を購入しています。

そんなフィジーの中でも、今、注目度ナンバーワンは、「クラウド9」と呼ばれる海に浮かぶBarです。珊瑚礁に囲まれた海上Barで、爽風に身体を浄化してもらいながらベッドに寝そべり、カクテルを飲む。冷たい刺激が欲しくなったら、そのまま海へダイブ!

こんな癒しの楽園への料金が、たった1万円(1日クルーズ)
※港(空港から車で20分)からの往復ボート&ランチ込。

フィジーにお越しの際は、クラウド9でセレブ気分を満喫してみてください♪
※ちなみに、英語で「cloud 9」は「超ハッピー」って意味。

 

3.ユニークなアクティビティは?

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Photo by yuma nagasaki

旅の醍醐味は地元の人たちとの触れ合い。「世界一フレンドリー」と言われるフィジーだと、なおさらフィジー人とのカラミが重要です。

フィジーでは、街中でも、バス停でも、トイレでも、どこでも苦労なくコミュニケーションを取ることができます。さらにドップリと深くフィジー色に染まりたい人にオススメの場所があります。それは、「カバ・ショップ」です。

 

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永崎裕麻(ナガサキ ユウマ)フィジー南国校長|約2年間の世界一周を終えて、世界幸福度ランキング1位(2016/2017)のフィジー共和国へ2007年から移住。ライフスタイルをアップデートする英語学校カラーズ校長。RECOMPANY取締役。 南の島のゆるい空気感を日本社会に届けるべく「南国ライフスタイルLABO」というコミュニティーを運営。内閣府国際交流事業「世界青年の船2017」日本ナショナル・リーダー。 2019年からはフィジー・デンマーク・日本の世界3拠点生活(トリプル・ライフ)を開始(現在はコロナで休止中)。 著書に「まんが南の島フィジーの脱力幸福論」「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」。

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