TRAVELERSBOATとしてピースボートに乗船中のかおりです。世界一周をしたいと思った時に船旅なのかバックパッカーなのか迷ったという声をピースボートの乗船者からたくさん聞きました。私も船で旅を始めてから、やっぱり帰国したらバックパッカーでの旅もしたいなと考えていました。
旅に出ると満足するのではなくて、行きたいところはどんどん増え、さらに旅に出たくなるから不思議です。
そんな時にピースボートでは離脱が出来るということを知り、「それなら、この旅で船旅もバックパッカーも両方やったらいいんだ!」と思いました。
そもそも離脱って何?
ピースボートに乗ってみて、オプショナルツアー以外に離脱が出来ることを初めて知りました。離脱とは、途中の寄港地で一旦、船を降りて、また別の寄港地で合流することです。ちなみに最初から乗船せずに途中の寄港地から合流することや、途中で降りて先に日本に帰ることも出来ます。
92回ピースボートのルート
横浜-神戸-台湾-シンガポール-マレーシア-インド-ピレウス(ギリシャ)-サントリーニ島(ギリシャ)-マルタ-チビタベッキア(イタリア)-リヴォルノ(イタリア)-マルセイユ(フランス)-スペイン-ポルトガル-ルアーブル(フランス)-イギリス-ベルギー-オランダ-アイスランド-アメリカ-バハマ-キューバ-ジャマイカ-パナマ-グアテマラ-メキシコ-ハワイ-横浜-神戸
私のルート
横浜-神戸-台湾-シンガポール-マレーシア-インド-ピレウス(ギリシャ)-サントリーニ島(ギリシャ)-マルタ-チビタベッキア(イタリア)-リヴォルノ(イタリア)-マルセイユ(フランス)-スペイン-ポルトガル-ルアーブル(フランス)-イギリス-ベルギー-オランダ-アイスランド-アメリカ-バハマ-キューバ-ジャマイカ-パナマ-クスコ(ペルー)-マチュピチュ(ペルー)-クスコ(ペルー)-ラパス(ボリビア)-ウユニ(ボリビア)-アタカマ(チリ)-サンティアゴ(チリ)-ハワイ-横浜-神戸
日本にいる頃から私は南米に行ってみたいと憧れていましたが、とてつもなく遠いところだと考えていて、いつか行けたらいいなと思っていました。今回の航路図を見ては、せっかくこんなに近くまで行くのに。と考えていました。
そして、ピースボート乗船から1週間後に離脱が出来ることを知り、すぐにルームメイトの1人に「途中で降りて南米に行こう!」と声をかけました。そこからは、もう一度今回のクルーズの寄港地とスケジュールを確認して、南米に1番近いパナマから離脱することや、十分な日程を取れるホノルルで合流することを決めました。
離脱の準備
途中で船を離脱する場合、ピースボート側への申請が必要です。船を降りる10日前までに船にあるレセプションで申請します。船で世界一周をするつもりで乗っていた私はバックパックも持っていないし、シャンプーなどの生活必需品も旅用のサイズを持っていなかったため、寄港地のニューヨークで必要なものを揃えました。
そして船の中で南米に行ったことのある人を探して情報収集をしました。また、船内で行われている無料の講座でスペイン語の勉強をして南米離脱に備えました。
ピースボートを使った世界一周のメリット
・一緒に旅する仲間が見つかる
・近くの国で降りるため、日本から行くより移動時間が短縮できる
・船には旅人ばかり乗船しているため情報が貰える
・お見送り、お出迎えをしてもらえる
・離脱後に船のみんなに報告会ができる
・荷物を船に置いておける
船旅も、冒険も楽しむには離脱が最適
いかがでしたか。船旅もバックパッカーも出来る欲張り世界一周です。寄港地では、ピースボートならではの交流コースでリスボンの移民施設を訪問したり、イギリスで気候変動を止めるためのキャンペーンに参加しました。
船上では運動会やBBQに参加したり、イベントを企画したりして、たくさんの素敵な出会いがありました。
そして離脱中の南米ではバックパックで旅をして、毎日安いドミトリーを探したり長距離バスで国境を越えたり、素敵な景色をたくさん見てきました。