小笠原諸島のうち聟島列島、父島列島、母島列島をまとめて小笠原群島と呼ばれますが、江戸時代には無人島(ぶにんじま)と呼ばれていたので、捕鯨で立ち寄る欧米人にボニンアイランズ(Bonin Islands)として海外に紹介されました。
小笠原近辺の深みのある鮮やかな海の色がボニンブルーと言われるのはこれが起源になります。ボニンブルーの海に囲まれた群島は大陸と繋がったことがないので、島にたどり着いた動植物は独特の進化をとげ、いわば日本のガラパゴスともいうべき希少種の宝庫です。
今回は世界遺産小笠原諸島の魅力を沢山の写真と共に紹介します!
ボニンブルーの海は深い藍色
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長崎展望台から眺めると深い藍色の海に圧倒されるような気がします。どこまでも透明な美しい海だと思いましたが土地の人によると、まぁ~80%くらいかな、ということでした。これ以上透明ってどこまで求めるんですかってツッコミを入れたくなりました。
サンゴ礁の海は別の表情も
サンゴ礁に囲まれた浅い海は色も浅くやさしさを感じさせます。海に沈む夕日の神々しさには自然の偉大な営みを思わされました。
ボートに乗ると様々な生き物と出会えます
開発を避け、よく守られた自然の中では、空にカツオドリ、海にイルカやタイマイなど船の周りに近寄ってきてくれます。