旅に出たくなるロードムービー30選!世代を越えて愛される名作たち

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家にいながらそのストーリーの主人公になりきり、世界中を旅した気分になれるのが「ロードムービー」ですが、みなさん最近映画で感動したり、ドキドキワクワクしていますか?

今回は、映画会社で働く私がとっておきのロードムービーを30作品ご紹介します!あなたのお気に入りの一作が見つかりますように。

 

1:さすらい

映画館を巡り映写機を修理して回るブルーノ。大型ワゴンでロックを聴きながらの気ままな旅を続けるある日、彼の目の前で一台のワーゲンが猛スピードで川に突っ込んだ。ずぶぬれで脱出してきた男を乗せて、ワゴンは東西ドイツ国境沿いをゆく…。

出典:映画.comより 

3時間という超大作ながら、退屈することなくゆったりと流れる物語は、まさにロードムービーのお手本のよう。人間関係の構築がうまくできない主人公に対する小児科医の「変化を恐れているからだ」という的確な一言にハッとさせられます。

監督は「最高の人生の選び方」のヴィム・ヴェンダース、日本版字幕は「ブレードランナー」の岡枝慎二さん。

 

2:パリ、テキサス

テキサス州の町パリを求めて砂漠をさまよう男トラビス。倒れて口もきかない彼を弟がロサンゼルスの自宅に連れ帰ると、そこには四年前に置き去りにした息子がいた。今度は息子と一緒に妻を捜しに、ふたたびテキサスへと旅立つトラビスだったが、そこには思いがけない再会が待っていた…。

出典:映画.comより 

不器用にしか生きれないトラヴィスに共感するもしないも、あなた次第。ライ・クーダーの脱力感漂う音楽が映画の世界観を一層引き立たせ、どこに向かうのか、どうしたいのか、の問いに対して温かく観客を包み込んでくれる作品です。

監督は「さすらい」同様、ヴィム・ヴェンダース。日本版字幕は「ライフ・イズ・ビューティフル」の吉岡芳子さん。

 

3:ストレンジャー・ザン・パラダイス

ニューヨークでヤクザな暮らしをしているウィリーが、ハンガリーから渡米してくる従妹エヴァをしばらく預かるハメに。最初は邪険にしていたウィリーだったが、賭博仲間エディともどもだんだん彼女が気になり始めて…。

出典:映画.comより 

ニューヨーク、クリーブランド、フロリダと舞台はめまぐるしく変わっていくものの、シーンのつなぎ目に使用されているブラックアウトが妙な味をしめていて癖になる作品。淡々と進んでいく物語の中の“間”を心地よいと思えたら、あなたはきっとこの作品を好きになります。

監督は「ブロークン・フラワーズ」のジム・ジャームッシュ。日本版字幕は「タイタニック」の戸田奈津子さん。

 

4:センチメンタル・アドベンチャー

歌と酒をこよなく愛するカントリー・シンガーのレッドはナッシュビルで開かれるC&Wの祭典“グランド・オールド・オープリー”のオーディションに誘われる。トラックに古ギターを積み、同行する事になった甥のホイットと共にレッドはナッシュビルを目指す…。

出典:Yahoo!Japan映画より 

監督のクリント・イーストウッドが自ら出演し、息子と共演したことでも話題となった作品。夢を追う生き方そのものを哀愁漂う仕草や背中で描ききり、叔父と甥の関係性を慈愛に満ちた空気感で表現しています。

監督は「ハドソン川の奇跡」のクリント・イーストウッド。日本版字幕は岡枝慎二さん。

 

5:プリシラ

ショウガールの仕事で結ばれた、誇り高い性転換者バーナデット、バイセクシュアルのミッチ、若く世間知らずなフェリシアの3人のドラッグクイーンは、オーストラリア中部の砂漠の真ん中にあるリゾート地でショウを行うため、大都会シドニーからプリシラ号と名付けたバスに乗り、3千キロの旅に出る。

出典:映画.comより 

さまざまな人生の苦難を乗り越え、美しくもたくましく生きていくドラッグクイーンたちの生き様に元気をもらえる作品。ド派手なメイクとショーで、彼らにしか出来ない旅路も画になり楽しめます。

監督は「氷の接吻」のステファン・エリオット。日本版字幕は戸田奈津子さん。

 

6:グッバイ・サマー

見た目が女の子っぽく、級友にチビとからかわれる14歳のダニエルは、悶々とした日々を過ごしていた。ある日、目立ちたがり屋で機械いじりが趣味のテオが転校してくると、周囲から浮いた存在の二人は意気投合する。うんざりするような日常から抜け出そうと、彼らはスクラップを集めて作った“動くログハウス”で夏休みに旅に出る。

出典:Yahoo!Japan映画より 

予告を見ただけで旅に出たくなってしまう作品。こんなに立派なログハウスは作れないけれど、誰にしも秘密基地や見知らぬ土地へ冒険ごっこをした経験が一度はあるはず。そんな青春を思い出させてくれる爽やかな作品。

監督は「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー。日本版字幕は「ミーシャ ホロコーストと白い狼」の星加久実さん。

 

7:帰ってきたMr.ダマー バカMAX!

20年もの間、精神病院に入院しているロイドを見舞い続けてきたハリーは、自身が腎臓病を患ったことを告白。すると、これまで一切反応を示さなかったロイドが飛び起き、「病気のふりをしていただけ」とハリーを騙していたことを打ち明ける。2人はハリーの腎臓病を治すための旅に出るが…。

出典:映画.comより 

ロードムービーといえば自分と向き合う題材が多いけれど、この作品はおバカ一色!何も考えずにとにかく笑わせて楽しませてくれる、ジム・キャリーの隠れた名作。

前作の「ジム・キャリーはMr.ダマー」から実際に20年経ってから製作され、面白さと旅の仕方もパワーアップしています!

監督は「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟。日本版字幕は「ダークナイト ライジング」のアンゼたかしさん。

 

8:イージー・ライダー

マリファナの密輸で大金を手にしたキャプテン・アメリカとビリーは、大型オートバイを買い、旅に出る。自由の国アメリカの幻影を求めて、フロンティア精神の母体、南部をめざし、気ままにオートバイを走らせるが…。

出典:映画.comより 

1960〜70年代のレトロ感が漂うアメリカン・ニューシネマの代名詞。自由を求めて目指したアメリカで彼らを待ち受けていたのは、自由が故の、旅人への教訓ともなるメッセージでした。謝肉祭のシーンはフィルムのおしゃれさが際立ち、服装やメイクも参考にしたいほど。

監督は「地獄の黙示録」のデニス・ホッパー。日本版字幕は戸田奈津子さん。

 

9:リトル・ミス・サンシャイン

小太りの眼鏡っ子、オリーヴの夢は美少女コンテストで優勝すること。地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャードや母のシェリル、自殺を図ったゲイの伯父フランクらと車で決勝大会の会場を目指す。

出典:Yahoo!Japan映画より 

多くの国際映画祭で絶賛され、スタンディングオベーションを招いた作品。故障しているバスを皆で押しながら飛び乗るシーンが印象的で、「負け犬の意味って知ってるか?負けるのがこわくて挑戦しない奴らのことだ」の台詞に恋をしました。

監督は「ルビー・スパークス」のジョナサン・デイトン。日本版字幕は「死ぬまでにしたい10のこと」の古田由紀子さん。

 

10:イントゥ・ザ・ワイルド

大学を優秀な成績で卒業したクリスは車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめるが…。

出典:Yahoo!Japan映画より 

これはただのロードムービーではありません。「これ以上文明に毒されないように逃れてきた」と物質的世界からの解放を掲げ、自由にこだわるクリスが最後に見つけた「真の幸福」とは?多くの人に愛された彼の、実話に基づく旅路をぜひ体感してください。

監督は俳優でも有名なショーン・ペン。日本版字幕は「ブラック・スワン」の松浦美奈さん。

 

11:男はつらいよ 寅次郎物語

テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇シリーズ。毎回、旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描く。

出典:Wikipediaより 

特別版をいれて全49作品とボリュームはありますが、日本人でしかも旅人とあらば、死ぬまでに見ておきたい作品といっても過言ではないでしょう。渥美清演じる寅さんの人柄にいつの間にか愛着が湧き、見守ってしまいたくなる作品。

監督は「家族」を描かせたら日本一の山田洋次監督。

 

12:ストレイト・ストーリー

アメリカ・アイオワ州ローレンスに住む73歳のガンコな老人アルヴィン・ストレイト。ある日、彼のもとに、76歳の兄が心臓発作で倒れたという知らせが入る。10年来仲違いをしていた兄に会うため、アルヴィンは周囲の反対を押し切り、たったひとりで時速8kmのトラクターに乗って旅に出ることを決意する。

出典:allcinemaより 

シンプルかつゆったりとした展開に面白味が感じられない人も、もしかしたらいるかもしれない。けれどラストには一筋の涙がつたってきます。「最初の志は貫きたいんだ」と兄弟の元へひたむきに旅する彼の姿は、私たちに人生とは何かを力強く教えてくれます。

監督は「ブルーベルベット」のデヴィット・リンチ。日本版字幕は「ツイン・ピークス」の関美冬さん。

 

13:モーターサイクル・ダイアリーズ

医学生のエルネストは親友アルベルトとともに本でしか知らない南米大陸の縦断旅行に出る。それは、1台の中古バイクにまたがる金も計画も無い旅だった…。

出典:Yahoo!Japan映画より 

若き日のチェ・ゲバラの南米旅行記をもとに、「ゲバラの映画なら」と許可を得てマチュピチュなどの観光地で撮影が行われた作品。旅を通して「自分にはやるべきことがある。」と新たな感情と出会い、チェ・ゲバラとして生きて行くまでの成長を追っています。

監督は「パリ、ジュテーム」のウォルター・サレス。日本版字幕は「マトリックス」三部作の林完治さん。

 

14:テルマ&ルイーズ

平凡な主婦のテルマとウェイトレスのルイーズは週末のドライブ旅行に出発する。しかしその途中、テルマが男に襲われるという事件が。あわやレイプというところで、助けに入ったルイーズが男を拳銃で射殺。ふたりの女性たちは逃避行を続けながら、人生を謳歌していく。

出典:映画.comより 

いうなれば女性が不当な扱いを受けた当時のアメリカ社会、そして男たちへの反撃をテーマにした映画ともいえます。逃避行の先に女としての自由とプライドを手に入れ、強く生きて行く女性の孤高さを私たちに見せつけてくれます。

監督は「ブレードランナー」のリドリー・スコット。日本版字幕は戸田奈津子さん。

 

15:家族

長崎の伊王島。貧しいこの島に生まれた民子と精一が結婚して10年の歳月が流れていた。小さな島で家族5人を養っていくことに限界を感じた精一は、自分の会社が潰れたのを機に、友人が勧めてくれた北海道の開拓村への移住を決心するのだった…。

出典:Yahoo!Japan映画より 

よかれと思ったことが裏目に出てしまう。そんな人生うまくいかないよ、というメッセージを面白おかしく掛け合いで魅せてくれるのが山田洋次監督作品の味であり、本作は少し重い内容も含みつつ、大阪万博や高度経済成長時の街の景色を懐かしく蘇らせてくれます。

監督は「男はつらいよ 寅次郎物語」同様、山田洋次監督。

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キタトモミ
キタトモミ
旅する愛犬家
*TABIPPO 専属ライター*​ 東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡…

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