楽しい海外旅行ですが、外国に行きときにちょっと気にかけておく必要があるのが、予防接種です。海外には日本では見られないような病気が蔓延していることも。行き先によってはどのような病気に気をつけないと行けないのか、トラベルクリニックについてまとめました。
海外旅行の前はトラベルクリニックへ!
海外は日本では見られない病気もあるので、外国に行く前は健康診断も兼ねて旅行外来(トラベルクリニック)を受診しましょう。
トラベルクリニックってどこにあるの?と思うかもしれませんが、都市部では主にオフィス街にあるようなクリニックでも、郊外では総合病院や市民病院などにもあるので、まずはお住まいのエリアでトラベルクリニックがある病院を調べましょう。
日本渡航医学会のホームページに全国のトラベルクリニックがまとまっています。
どんな予防接種が必要なの?
アウトドアを楽しむ予定の人は土の中ならいたる所に菌が存在する、破傷風の予防接種が必要です。ただし、20代前半までであれば、定期予防接種の効力が残っているので不要です。
発展途上国に長期滞在する場合にはA型肝炎をしておく方がよいでしょう。アフリカや南米に行く場合はポリオや黄熱病もおすすめします。
また、発症すると100%死亡する狂犬病についても、オセアニアを除く地域では動物との接触で感染の怖れがあるため、野生動物との接触があり得る時には予防接種を受ける方がよいでしょう。