鳥取県の米子市は、山陰のほぼ中央に位置しており、山陰を代表する商都として栄えた歴史があります。また、美しい日本海の海岸線を持つ風景も素晴らしく、風光明媚な街としても知られています。かつては米子城を中心とした城下町として栄え、現在も昔の街並みが残る加茂川沿いでは、他の場所にはない歴史やロマンを感じることができます。
今回の記事では、そんな米子へ旅行で行った際に訪れたい観光スポット15選をご紹介していきます。
米子市美術館
米子市美術館は、1983年に開設された山陰地方初の公立美術館です。植田正治、前田寛治、香田勝太など郷土ゆかりの作家の作品1,800余点を収蔵・展示しており、学芸員による展覧会のツアーやワークショップにも力を入れています。
米子水鳥公園
こちらは、米子市彦名町にある湿地公園で、コハクチョウの西日本最大の集団越冬地である中海に面しています。毎年100種類以上かつ最大約10,000羽の野鳥が確認される場所で、野鳥を近くで見たり、望遠鏡で観察することができます。
天の真名井
天の真名井は、環境庁が選定する「名水百選」にも選ばれた地下水が湧出する場所で、水量は1日に約2,500トンにも上ります。インスタ映えする茅葺屋根の水車小屋があり、遊歩道も整備されているので散歩にもピッタリです。
伯耆古代の丘公園
伯耆古代の丘公園は、土器作り、はにわ作り、土笛作りなど古代の生活にチャレンジできる観光スポットで、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになれます。また40種類の蓮花のギャラリーもあり、開花の季節にはその美しい姿を堪能できます。
弓ヶ浜
弓ヶ浜は、日本の渚100選にも選ばれている有名なビーチで、米子市と境港市にかけて美保湾と中海を隔てた弓ヶ浜半島の東側にあります。弓のように美しい弧を描く、素晴らしい海岸線の景色を楽しむことができます。
・名称:弓ヶ浜
・住所:鳥取県米子市夜見町
米子市立山陰歴史館
かつての米子の姿を今に伝える山陰歴史館は、遠くから見ても目を引く、赤レンガのレトロな洋館です。建物自体は昭和5年に建てられたもので、かつては米子市役所として長い間市民に親しまれてきました。建築当時は山陰随一の規模であり、市の有形文化財にも指定されています。
・名称:米子市立山陰歴史館
・住所:鳥取県米子市中町20
湊山公園
昔から現在まで、米子市民の憩いの場として幅広い世代に親しまれている湊山公園。 4月には450本のソメイヨシノが咲き誇り、お花見スポットとしても人気の場所です。
・名称:湊山公園
・住所:鳥取県米子市西町
米子城跡
米子城は、山陰で最初に築かれた近世初期の城郭です。江戸時代に発布された「一国一城令」の下、例外として存続を許された「支城」の中でも、四層五重の天守閣を備えた珍しいお城です。
・名称:米子城跡
・住所:鳥取県米子市久米町
大山トムソーヤ牧場
移動動物園・ふれあい動物園として利用されている大山トムソーヤ牧場では、犬やうさぎとの触れあったり、ポニーへの乗馬や、やぎの乳搾り体験をすることができます。
・名称:大山トム ソーヤ牧場
・住所:鳥取県米子市岡成622−2
賀茂神社 天満宮
賀茂神社は、米子鎮守の神として歴代米子城主に保護された由緒ある神社です。この神社は、米子の地名の由来にもなったという説があります。
・名称:賀茂神社 天満宮
・住所:鳥取県米子市加茂町2丁目212