ライター
桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

日本人とつるみながら語学力をあげる3つの方法


photo by 桃

さて、実際にわたしが行なっていた語学力をあげる3つの方法をお伝えします。

わたしはアメリカに留学中の第一目標として、「話せる英語を身につける」ことを掲げていました。そこで、マイルールを決めました。

・一日120分は一人で勉強する時間を作る
・どこにいても耳を澄ましてフレーズを取得する
・とにかく語学を使う機会を得る

一日120分は一人で勉強する時間を作る


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留学中は普通に歩いているだけで、取得したい言語が自分を取り巻く、非常に贅沢な環境です。

そのため、私は心から「建物内にこもっていないで、スーパーでもショッピングモールでもどこでもいいから外に出て欲しい!」と思っています。現に私はアメリカ留学中、授業が終わると夕食を食べて帰ってくるまで、毎日どこかに出掛けていました。

しかし、授業に出ると宿題も出るし文法でわからないところ、どうしても理解できないことが出てくることもあります。

 

私はどんなに遊びに行きたくても、毎日120分間は一人で勉強をする時間を設けました。

幸運なことに、私の時間割は他の人たちと少し異なっており、1・3・4時間目がクラスのある時間帯でランチ前の2時間目に空きがありました。そこで、1時間目の宿題+分からなかった教科書を利用しての勉強は、2時間目に当たる60分間、さらに夕食後〜夜寝る前の60分間を確保して過ごしていました。

 

今考えると、この一日120分がなければもっと英語が話せていなかったかもしれませんし、文法がめちゃくちゃのまま、よく理解できないまま帰国することとなっていた気がします。

遊びに行くのはとても大切ですが、24時間のうち2時間は机に向かって勉強するのはいかがですか?

どこにいても耳を澄ましてフレーズを取得する


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先ほども少しお伝えしましたが、留学というのは360度どこからでも、学ぶ言語が入ってくる環境に浸ることが出来る素晴らしい時間です。よく「言語の水槽の中にいる」という表現をしますが、まさにその通り。

そのため、少し耳を澄ましてみると知らない単語やフレーズばかりが溢れています。それはもうリスニングの教材よりも実践的で素晴らしいものばかりです。

ルールは簡単。イヤフォンをしないこと


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マイルールとして「留学中、一人で部屋にこもっている時以外はイヤフォンをしない」を掲げていました。

すると実際、こんな出来事がありました。カフェでコーヒーを買おうと並んでいた時にふと前の人が「That’s it」と言ったのが聞こえたのです。当時私は「That’s it」の意味が分かりませんでしたが、私の番になり注文をすると、カフェの店員さんが「Anything else?(他に何か要りますか?)」と聞いてきたのです。

「Anything」が聞き取れたので、ああきっと他に何かいるか聞いているんだなと、とっさに勘が冴えた私は先ほど聞いた「That’s it」を口に出すと、店員さんは合計金額を教えてくれました。

そして、その「That’s it」が、「オーダーは以上です」という意味だと理解したのです。初めてGoogleを使わず教科書を見ず、新しいフレーズを取得した瞬間で、頭の中でピロリロリンとレベルアップした音が聞こえました。

取得したフレーズはどんどん使ってみよう


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そこから私は、誰かが話していたり、カフェにいる時は必ず耳を澄ますようにし、自分なりに何を話しているのか、知っている単語はないか、探すようになりました。

そして気になるフレーズが出てきたら、その会話の前後を思い出します。どんなシチュエーションで、どんな時話されていたフレーズなのか、そこからヒントを得ます。

次は自分でも使ってみます。学んでいる言語を利用したくさん話をしていると、「あ、ここで使えるかも!」というシチュエーションに遭遇しやすくなります。そしてそこで実際に使ってみます。

もし話が通ったら、その使い方は正解です。そしてその正解はずっと頭に残ることでしょう。

 

万が一間違った使い方をしてしまい、話が通じなくても諦めないでください。もし通じなくて正解が欲しかったら、「このフレーズ、どんな時に使うの?」と、その言語の話者にどんどん質問をしてみてください。

そうすることでGoogle翻訳のようにただ答えを出してくれるだけでなく、具体的な文章と共に教えてくれることがほとんどです。

こうやって少しずつですが、私はレベルアップをしていきました。

とにかく語学を使う機会を得る


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学んでいる語学はいつどこでも使える状況を探し出すことができます。

例えば、みんなでレストランに行っても、積極的に店員さんにオーダーをしたり、洋服屋で店員さんと話をしたり、急に友人と英語で話し始めたり。

「日本人同士で英語を話すのはどうなのか」ということをたまに耳にしますが、私はアリだと思っています。

なぜなら私の周りには私より英語が堪能な日本人が多くおり、彼らから学ぶこともとても多かったからです。

わからなければ日本語で「こういう意味で使っている」「こういうニュアンスで利用している」といった細かい話を聞くことができるのも、大きな利点だと思っています。

 

私もよく「なぜここでこのフレーズ使うんですか?」「この単語とこの単語の使い分けはどうしてますか?」など、質問をしていました。

わからない会話やフレーズも、母国語で答え合わせが出来ることもメリットがあると思っています。

留学は挑戦の場!チャンスをたくさん見つけよう


photo by 桃

最近は1週間留学など、本当に気軽に海外で学べる時代になりました。今年こそ留学に行こう!と考えている人は多いのではないでしょうか。留学に行くときに、必ず立ちはだかる大きな壁。それは現地で日本人とつるむかつるまないかという自分自身の選択です。

留学で成功する人は恥ずかしがらずに、殻を割って挑戦していくことだと思っています。

実際に私の周りでも具体的な目標がなく、「友達と仲良くしたい」だけで同じ留学期間でも、帰国後の語学力に天と地の差がついた方もいました。

 

私は日本人とつるみ英語を上達させましたが、一瞬のチャンスも逃しませんでした。クラスメートと話す時は会話の主導権を握りたくさん話したり、買い物中もわからないことがあれば、すぐに英語で店員さんに聞いて話してみたり。

「学んでいる言語を一秒でも早く取得したい!」と思う気持ちは大切です。しかし、その気持ちのせいで自分を苦しめてしまっては本末転倒。

ストレスフリーな環境に身を置く方が、多くのことを吸収できるというタイプの方は、落ちているチャンスをすべて拾いながらゆっくり楽しく言語を取得していくことをオススメします。

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桃(Momo) フリーライター

書く人・エッセイスト。アメリカ・イギリスでの短期語学留学、ヨーロッパ鉄道周遊ひとり旅など経て、新卒でベンチャーの旅行会社に就職。現在は複数メディアにてフリーのライター兼編集者。趣味は英語で、映画は洋画を中心に年間150本を鑑賞。渡航国数は23ヶ国。

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