熊本に行った際に阿蘇山の近くの「上色見熊野座神社」に行ってきたのですが、雨が降った後ということもあり、苔むした敷地はとても幻想的でした。今回の旅で改めて、日本にはまだ知らない美しい場所がたくさんあるんだなと思います。
きっと数え出したら、止まらないはずです。今回は、以外と知られていない穴場から有名なスポットまで、日本各地の数多くの場所の中から、死ぬまでに1度は行ってみたい幻想的な絶景をご紹介していきます。
上色見熊野座神社(熊本県)
photo by shigeki naganuma
熊本県の阿蘇郡にある上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)。神秘的なパワースポットとしてとても有名な場所らしく、アニメ「蛍火の杜へ」の舞台ともなっているそうです。この神社を訪れた人たちは、敷地内に入った途端、その場の空気が変わるのを感じる方が多いと聞きました。
階段を含めた参道には100基にも及ぶ灯篭が並び、周囲には壮大な自然が広がっています。
神社の御神木「なぎ」は縁結びの効果もあるそう。また、この神社にある大きな岩にさらに大きな穴が開いている迫力満点の「穿戸岩(ほげといわ)」は、触るとご利益があると言われています。
・名称:上色見熊野座神社
・住所:〒869-1601 熊本県阿蘇郡高森町上色見2619
・電話番号:0967-62-1111(高森町政策推進課)
・マップ:
青い池(北海道)
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北海道・旭川近郊にある美瑛の人気観光地「青い池」。アップルがMacの壁紙の1つに採用したことでも話題となった、神秘的で美しい場所です。実はこの青い池は、自然の力だけで生まれたものではありません。
防災用のえん堤にアルミニウムを含んだ水が溜まり、美瑛川の水と混ざって目に見えないコロイドが生まれ、そのコロイド粒子が太陽光と衝突散乱しているところから、水が青く見えるといわれています。この青い池の美しさを体感するためには、5月中旬~6月下旬に訪れるのがベスト。晴れの日の早朝が最もきれいに見えるそうです。
東後畑棚田(山口県)
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山口県長門市油谷にある東後畑(ひがしうしろばた)棚田は、「日本の棚田百選」に選ばれるほどの美しい棚田です。普通棚田は山間部にあることが多いのですが、この場所は丘陵地が海岸近くまで迫っているため、日本海と棚田とのコラボレーションを楽しむことができる特別な場所です。
田に水を張り始める5月初旬から田植えが終わる6月中旬頃に訪れるのがオススメとのこと。シャッターチャンスは、日が沈む夕方の時間とイカ漁船の灯りが灯り始める夜。棚田と海に浮かぶイカ漁船の灯りを共に眺める光景は、とても神秘的で素敵です。
白川郷(岐阜県)
Shirakawa go 白川郷さん(@shirakawa_go)が投稿した写真 – 2016 1月 26 1:56午前 PST
ユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録された、岐阜県にある白川郷。茅葺の角度が急な切妻屋根が特徴的な合掌造りの家が並ぶ様は、日本の原風景の美しさを私たちに思い出させてくれるよう。
特に白川郷に雪が降り積もる冬の美しさは格別。静けさの漂う白川郷がライトアップされ、とても幻想的な風景を生み出しています。年間140万人が訪れる人気の観光スポットです。
御射鹿池(長野県)
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長野県茅野市豊平にあるため池である御射鹿池(みしゃかいけ)。画家「東山 魁夷(ひがしやま かいい)」がこの池をモデルに描いた有名な絵画「緑響く」がAQUOSのCMで使われたことで、話題となりました。
周囲の大自然を湖面に映し出した美しい湖。水面にまわりには木々が生い茂る、とても神秘的な場所です。特に秋の紅葉の時期は息を呑むほどの美しい光景が広がります。酸性が強いため魚などは生息できません。湖底に酸性水を好むチャツボミゴケが繁茂しているため、湖面に木々がきれいに映るそうです。
幻想を探し求めて
日本には、こんなにも幻想的な場所があるんですね。日本の自然の美しさは、日本国民だけでなく、海外からの観光客も虜にしているようです。日本独自の自然を再発見しに、旅に出かけてみませんか?