ずっと夢見ていた世界一周…「自分探し」や「世界中の人と友達になりたい」など、何か大きなテーマを持って出発した訳ではなく、「だた世界中の絶景を見たい。」
それだけの理由と、好奇心だけで世界一周しました。そんな世界一周から帰国し半年がたった今、私はこんな事を感じています。
ついに、夢が叶った。
photo by sakai ayaka
昔から、綺麗な景色が大好きだった私は、高校を卒業し「いつか、自分の目で絶景を見たい」と考えるようになりました。専門学校を卒業し、その後5年間仕事をして、コツコツと旅行資金を貯めました。
そして出発の朝、母親に見送られ空港行きのバスに乗り、3ヶ月間の世界一周に旅立ちました。
そんな世界一周から帰国し、ずっと目標にしていた世界一周が叶ってしまったので「何がやりたいの?」と言われても、やりたい事が見つかりませんでした。呆然と生活をしていたある日、「TABIPPO専属ライター募集」の記事が目に飛び込んできました。自分の経験を今こうして発信できる喜びを味わっています。
その一方で、ずっと夢だった世界一周が叶ったのでやりたい事が見つからず、心にぽっかり穴が空いてしまったような気分です。
人との出会い。
世界一周中は、海外で生活をしている日本人にたくさん出会いました。標高3,500mのボリビアでボランティア活動をしている日本人や、イースター島が好きになってしまい、ゲストハウスを経営している日本人など…
世界一周する前は、人と関わる事が苦手で、周りはいつも同じメンバーで囲まれていました。しかし旅行中に「人と関わるってこんなに面白いんだ」と気づきました。
日本から一人で来た見知らぬ私に、切符の買い方を教えてくれたり、荷物を持ってくれたり、道を案内してくれたり…人の温かさに触れられた世界一周でした。帰国した今、人となるべく関わりたい!と思っていますが、相変わらずの人見知りで、初対面の人とはあまり喋れません。