こんにちは、TABIPPOデザイナーのnana(なな)です。
連休中でもコロナの影響で、お出かけできるのは近くのスーパーへ行くことくらい。毎日、お家で過ごす時間もなんだかルーティン化してくる日々。
新しいことを始めたいけれど、生活のひと手間で簡単にできることがいいな…と思ったり。なんだか食べ過ぎちゃって、ちょっと筋トレしてみようとYoutubeを開いたら、関係のない動画を見ちゃったり。そんな日々。
だけど、本当は「どうせならこの自粛期間に、もっと好きな自分に近づきたい!そう思ってるんだけど、なかなか実現できなくて困っている」と悩んでいる人に向けて、今この記事を書いています。
自由に旅をしていた頃のわたし
好きなものを好きなだけ食べるスタイルよりも、最近はカラダが軽くなった。そんなわたしが最近ハマっている「カラダに優しいお菓子づくり」をみなさんにも紹介したいと思います。
特にオーガニックフードやビーガンフード、マクロビオティックなど、カラダのことを意識して食べるものを選ぶ生活に切り替えるだけで、カラダへも環境へも意識の持ち方がとても変わります。
ということで、普段わたしが作っているグルテンフリー / ビーガンレシピ中心のお菓子づくりを紹介していく連載【旅するデザイナーnanaの「カラダに優しい」おうちレシピ】をスタートさせることにしました!
グルテンフリーって何がいいの?ビーガンってなに?そんな疑問にも答えながら、ちょこっと勉強になるお菓子を紹介してみます。それを参考に、みなさんが素敵な一日を送れたらいいなと思っています。
今回のレシピは、「レモンの酵素シロップ」
必要な材料は3つだけ。のんびり漬けたシロップは炭酸と割ってレモネードにしてみたり、今後のお菓子づくりにも大活躍!
今のうちにシロップを漬けて、みんなでホームパーティができる頃になったら、得意げに手作りレモネードを出して乾杯しちゃいましょう。
では、今日のレシピに必要な材料です。
今回の酵素シロップは、砂糖とレモンを1:1の比率で作りました。
使う保存瓶が4Lだと、約1L弱のシロップが出来上がります。季節や保管方法で変わりますが、前回作ったシロップは半年ほどで使い終わりました。発酵後は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
では、早速作ってみましょう!
①瓶をしっかり消毒する
まずは、使用する瓶をしっかりアルコールや熱湯で消毒していきます。熱湯消毒をする場合は容器が耐熱かどうかのご確認もお忘れなく。去年はこの瓶で梅シロップを漬けたんだよね〜と過去の記憶に花を咲かせつつ、ふきふき。
②レモンを洗って切ります
レモンは国産無農薬のものを使用しています。お水でしっかり洗って皮まで一緒に使います。レモンを適当な厚みにスライスしてください。
この時点で、レモンのいい香りが部屋中に広がってなんだかいい気分。あの国のあのカフェで飲んだレモネード美味しかったなあ、なんて思い出しながら次の旅に思いを馳せて…。
レモンは結構あるのでザクザク切ってください。わたしはレモンをシロップに使用後も他のお菓子づくりに使おうと思っているのでちょっとぶ厚め。ここはお好みですね。
③レモンとお砂糖を交互に瓶に入れていきます
そうしたらあとは瓶にお砂糖とレモンを交互に入れていくだけ。
今回は、上白糖を使用しました。白砂糖ってなんかカラダに良くなさそう。そう思ったみなさん、わたしも普段は全くと言っていいほど白砂糖を使用しませんが、今回は使用しているのには理由があります。
白砂糖は純粋なショ糖という成分で不純物が少なく、発酵しやすいから。そして、ショ糖はカラダに入ると、小腸がもつ酵素によって、ブドウ糖と果糖に分解されるのですが、その摂取量が多いと分解されなかったり、体内で悪玉菌やウイルスのエサになってしまうことがあります。
今回のレシピでは、白砂糖を使って発酵することで、ブドウ糖と果糖への分解を先に済ますことができて、体内に入る時には安心な状態に。ブドウ糖と果糖は適量を摂取するのであれば、栄養素としてGOODです。
と、ちょっとお砂糖のことも勉強してみました。とはいえ、お砂糖の摂取しすぎには気をつけましょう。
こんな感じで、大体交互に重ねられたら完成です。最後は砂糖でふたをしてあげましょう。
保存方法と飲み頃
1日1回きれいに洗った菜箸やヘラで全体をかき混ぜていきます。冷暗所に保管しておいて、今の時期だったら10日~2週間程度でぷくぷく泡が出てきていい感じに発酵していきます。
自家製レモンの酵素シロップの楽しみ方
これからの季節には、完成したシロップを炭酸で割って作る、ひんやりレモネードがぴったり! 肌寒い朝にはお湯で割ってホットレモネードでほっと一息つくのもよし。
また連載の中で、このレモンシロップを使ったアレンジレシピも紹介していきます。
ぜひおうち時間にみなさんもレモンの酵素シロップを作ってみてください。
All photos by Nana