こんにちは、TABIPPO社員の中です。新型コロナウィルスの影響で、観光客が減り地域の観光業界は大きなダメージを受けています。
各地域の観光業界が新しい旅のエチケットを守りながら、旅行業界を盛り上げようとしている中見つけた、北海道札幌市が実施している「サッポロ夏割」。
北海道の夏は涼しいと聞いたので、このキャンペーンをうまく使いつつ夏の北海道をお得に満喫する旅に出かけました。もちろん感染対策をきっちり頭に入れながら、楽しむことも忘れずに。
「さぁ!サッポロ夏割&泊まってスマイルクーポン」って?
photo by 札幌市
札幌市が独自に行っている、観光業界を応援し多くの方に札幌市内を訪れてもらうため、宿泊代金の割引と宿泊施設を始めとした観光施設で利用できるクーポン券がついたキャンペーンです。
宿泊施設が一人一泊6,000円以上の宿で5,000円割引される「サッポロ夏割」と、対象施設に宿泊された方に先着で一泊につき3,000円のクーポンがついている「サッポロスマイルクーポン」の2つのお得な制度があります。
実際に宿泊したホテルも格安で宿泊できたので、このあとご紹介しますね!
期間:2020年7⽉23⽇から8⽉31⽇まで
内容:市内宿泊が5,000円割引(税込6,000円以上の宿泊商品)
対象:20万⼈泊
◎さぁ!サッポロ泊まってスマイルクーポン(サッポロスマイルクーポン)
期間:2020年7⽉23⽇から9⽉30⽇まで
内容:3,000円分のクーポンを配付(施設内の飲⾷等で使⽤)
対象:40万⼈泊
低価格で個室に宿泊できる
photo by Misaki Naka
わたしが利用したホテルはもうチケットが完売していたのですが、中島公園駅から徒歩5分程の場所にあり、宿泊料金が一泊3,000円でした。
国内旅行だと、だいたいドミトリーのあるゲストハウスに同じくらいの値段で宿泊しているので、広めの個室にこの値段で宿泊できるのは嬉しい限り。
今の時期はできる限り人の接触を避けたいですし、電気を消すタイミングも気を使わずに、夜も(遅くまで?)仕事をすることができます。部屋には除菌スプレーも備え付けされていました。
中心地まで電車を使うと便利なのですが、「密率」が上がるので、移動は徒歩メインにしていました。美味しいものをたくさん食べすぎたので運動も兼ねて!
札幌といったら美味しい料理!
札幌には4泊滞在し、一日あたり3,000円分のクーポンがついているので合計12,000円分のクーポンをチェックイン時にいただきました。
photo by Misaki Naka
このクーポン券が使える場所は、飲食店、ショップ、レンタカーなどいくつかのカテゴリーにわかれており、サイトで検索することができます。
到着が夕方だったので、少し仕事をしてから札幌グルメを堪能する時間に。(待ってました!)
事前に教えてもらっていたスープカレー屋さん、「SOUP CURRY KING」に向かおうとホテルを出ようとしたのですが、もしかしてさっきのクーポン使える…?と施設を検索してみると。
対応しているではないか!
photo by Misaki Naka
和風の出汁が効いた癖になるスープはまた訪れたくなる絶品でした。野菜がゴロゴロ入っていて、素揚げのブロッコリーがまた美味しいんですよ。スープカレーにはまりそう…(単純)。
二日目のお昼も別のスープカレー屋さんに向いましたとさ。
・名称:SOUP CURRY KING (スープカリーキング) セントラル
・住所:札幌市中央区南2条西3丁目13-4 カタオカビルB1
・地図:
・アクセス:札幌地下鉄南北線の大通駅またはすすきの駅から徒歩5分
・営業時間、定休日:公式ホームページでご確認ください
・電話番号:011-213-1230
・公式サイトURL:https://www.soupcurry-king.shop/index.html
北海道のお土産は魅力的なものばかり
photo by Misaki Naka
旅先で楽しいのがお土産探し。大通りに面したお土産屋さんで、これもいいな〜あれもいいな〜と決めかねていると思い出したのが例のクーポン。
そうだ、お土産屋さんでも使えるんだった!ということで北海道の定番お土産をたくさん購入。一回使用する際の制限は特にありません。
photo by Misaki Naka
会計の時に、「クーポン使うならあと数百円分買えるよ!北海道のキャラメルはどう?」なんて優しく教えてくれたお店の方との会話にほっこり。
うまく使えば食事もお土産も、現地の交通費もこのクーポンでまかなえてしまうので、かなりのお得感!割と活用したつもりでしたが、4,000円ほど余る結果になりました。
期間限定、観光施設の割引も実施中
photo by Misaki Naka
グルメはもちろん、せっかく札幌に来たのだから観光も楽しみたい。でも、感染対策は大丈夫なのかな…?と心配な面も。
ちょうど、2020年8月31日まで「さぁ!まわろうSAPPORO~見どころ施設無料化月間~」が実施されており、調べてみるとその場所は感染対策が徹底された札幌市内の10ヶ所の観光施設なんだとか。
時間がない!車がない!という方でも訪れやすい、札幌の有名どころをご紹介します。
見晴らしのいい「さっぽろテレビ塔」
photo by Misaki Naka
さっぽろテレビ塔はスタッフの方がフェイスガードを着用して、エレベータの人数制限を設けているなど、感染対策もきちんと取り組まれていました。
展望台では観光客の密集は感じられませんでしたが、休日のお昼頃になると受付も混雑の恐れがあるため、朝早い時間帯に行くことをおすすめします。
体力がある方は外階段がおすすめ。通常は開放していないので貴重ですし、外の空気を感じながら登れるので、密な状態を避けることができます。
・名称:さっぽろテレビ塔
・住所:札幌市中央区大通西一丁目
・地図:
・アクセス:札幌市営地下鉄大通駅(東西線・南北線)から徒歩約5分(27番出入口)
・営業時間、定休日:公式ホームページでお確かめください
・電話番号:011-241-1131
・公式サイトURL:http://www.tv-tower.co.jp/
雄大なパノラマビューが広がる「さっぽろ羊ヶ丘展望台」
photo by Misaki Naka
「少年よ大志を抱け!」のメッセージで有名な、クラーク博士の銅像があるさっぽろ羊ヶ丘展望台。
見晴らしが良く広い芝生の場所もあるので開放感があり、風を感じながらゆったり過ごすことができます。
また、時間帯が合えば、放牧されている羊たちを背景に大自然と写真を撮影することもできます。もう少し訪れる時期が早かったらラベンダーが見頃だったのですが、残念…!
photo by Yuma Osaki
・名称:さっぽろ羊ヶ丘展望台
・住所:札幌市豊平区羊ケ丘1番地
・地図:
・アクセス:地下鉄東豊線「福住駅」から「羊ヶ丘展望台」行きのバスあり
・営業時間、定休日:公式ホームページでご確認ください
・電話番号:011-851-3080
・公式サイトURL:https://www.hitsujigaoka.jp/?lang=ja#googtrans(ja|ja)
割引を実施している観光施設は以下のとおりです。詳しい営業時間などは、公式ホームページをご確認ください。
ソーシャルディスタンスを保って楽しめる場所
その他にも、滞在中に訪れた札幌の観光スポットはできるだけ人が少なく距離を保てる場所を選んでまわりました。
緑あふれる北海道大学
photo by Misaki Naka
札幌駅から近い北海道大学は一部の施設に学外の方も入ることができます。正門から少し歩くと、海外の大きな公園か?と思うくらい広大な面積の芝生が広がっており、憩いの場。小川が流れていたのもすごい。
大きな木がたくさん立っているので日陰も多く、距離をとってリラックスできる場所でした。
photo by Misaki Naka
長さ約380メートルあるイチョウ並木は、例年10月下旬から11月上旬が見頃のようです。また見に来たいなぁ。
学外の方も見学・利用可能な施設(札幌キャンパス)は、北海道大学の公式ページより確認することができます。
・名称:北海道大学(札幌キャンパス)
・住所:北海道札幌市北区北8条西5丁目
・地図:
・アクセス:札幌駅北口から構内まで徒歩約7分
・開館時間、休館日:公式ホームページよりご確認ください
・電話番号:011-716-2111
・公式サイトURL:https://www.hokudai.ac.jp/
レトロな雰囲気が漂う小樽
photo by Misaki Naka
別の日には札幌駅から約50分ほど電車に乗って小樽に足を運びました。
駅を出てゆるい坂道をくだっていくと、有名な小樽運河が見えてきます。歴史ある建物を横目に運河沿いをあるき、ぶらぶら散策。
夏のシーズンだけなのか、メイン通りにはいたるところに風鈴が。風鈴が奏でる夏の音をきいていると、涼し気な気持ちになってきますね。
photo by Misaki Naka
小樽はガラス工芸品が有名とのことで、旅の思い出にお店をのぞいてみてくださいね。堺町通りには、伝統的なガラスのショップがあり、わたしもちゃっかり風鈴を購入しました。
旅先でその場所の有名なものを購入することが楽しみのひとつでもあります。そしてこういった形で郷土品を広めていけたらと思っています。
お店に入る前は備え付けのアルコール消毒をお忘れなく。
「新しい旅のエチケット」を頭に入れながら旅先へ
photo by Misaki Naka
2020年になり、旅の仕方は大きく変わりましたが、国土交通省が発表している「新しい旅のエチケット」はご存知でしょうか。
感染リスクを避けて安心で楽しい旅行をするためのエチケットです。
おしゃべりをほどほどにして、味わうグルメ。
ドアノブやエレベータ、触れたらすぐに手を洗おう。
予約とり、並ばず、ゆったり、楽しい観光。
など、感染防止に関する留意点がまとめられています。旅先の状況や取り組みの確認、そして自分自身はもちろん、訪れる先の地域の方々のためにもエチケットを守って、一人ひとりが自分ごととして気をつけていきたいですね。
ご紹介したお得に札幌を満喫できる「サッポロ夏割」もそうですが、現在いろんな地域やサイトで観光客誘致のキャンペーンが実施されています。こういった取り組みをうまく使いつつ、旅のエチケットを守りながら新しい観光の仕方をしていきたいですね。
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