ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

こんにちは、トラベルフォトライターKANAです。英国ロンドンで暮らす筆者が今回ご紹介するのは、サマータイムを迎えた夏にぴったりな旅先「湖水地方(レイクディストリクト)」。湖水という名の通り、代表的な16の大きな湖と、小さな無数の湖が点在するイングランド最大の国立公園で、世界遺産にも登録されています。

湖の他にも、雄大な自然や歴史的文学作品ゆかりの地など、英国の魅力がたっぷり詰まったスポットです。

ところがいくつもの街や村、湖からなる湖水地方は、見どころが多すぎてどこを巡るか悩ましいところ。

そこでこの記事では、筆者が実際に訪れたおすすめエリアを厳選してご紹介していきます。事前に気になる場所をピックアップして、いつかの旅の参考にしてみてください。

Ambleside(アンブルサイド)

イギリス 湖水地方 アンブルサイド
まずはじめに訪れたいのが湖水地方でも人気の高い街の一つ、アンブルサイド。豊かな緑に囲まれた石造りの家が立ち並ぶ街並みが特徴です。

イギリス湖水地方 アンブルサイド
レンタルコテージも多く、どこへ行くにもアクセスがいいため、湖水地方を巡る際の拠点地としても人気のエリアです。

イギリス湖水地方 アンブルサイド
街にはアウトドア用品店が充実しており、これからハイキングを楽しむであろう人の姿がたくさん。

事前にハイキングの準備をしていなくても現地で調達できるので、ハイキング初心者さんや、忘れ物をしてしまった方も立ち寄れば安心です。

イギリス湖水地方 アンブルサイド
街の中心に位置する「ブリッジハウス」はアンブルサイドのランドマーク的存在。名前の通り、橋と一体化したとても珍しい建築物です。17世紀に建てられ、現在はナショナルトラストにも登録されています。

■詳細情報
・名称:The Bridge House
・住所:Rydal Rd, Ambleside LA22 9AN
・地図:
・アクセス:バス停「Salutation Hotel」より徒歩2分
・電話番号:01539432617
・料金:無料
・所要時間:10分〜
・オススメの時期:5月〜10月
・公式サイトURL:https://www.nationaltrust.org.uk/visit/lake-district/stagshaw-garden-and-ambleside
■詳細情報
・名称:Ambleside
・地図:
・オススメの時期:5月〜10月

Grasmere(グラスミア)

イギリス湖水地方 グラスミア Dove Cottage
アンブルサイドを北上すると到着するグラスミア。雄大な山々に覆われ、自然の美しさとのどかな街並みが見事に調和しています。

イギリス湖水地方 グラスミア・ジンジャーブレッド
ここで立ち寄りたいのが「セーラ・ネルソンのグラスミア・ジンジャーブレッド・ショップ(Sarah Nelson’s Grasmere Gingerbread Shop)」。イギリスで広く親しまれているジンジャーブレッドの生みの親、セーラ・ネルソンさんの名前がそのまま店名になったジンジャーブレッドの専門店です。

イギリス湖水地方 グラスミア・ジンジャーブレッド
創業はなんと1854年。17世紀に建てられたお店で、秘伝の味が受け継がれています。ジンジャーの香りはほんのりで、初めての方でも食べやすい優しい味わい。ぜひ一度は試してほしいご当地お菓子です。

■詳細情報
・名称:Grasmere Gingerbread Shop
・住所:Church Cottage, College St, Grasmere, Ambleside LA22 9SW
・地図:
・アクセス:バス停「Heaton Cooper Studio」から徒歩3分
・営業時間:9時15分~17時30分
・電話番号:01539435428
・所要時間:20分〜
・オススメの時期:年中
・公式サイトURL:https://www.grasmeregingerbread.co.uk

イギリス湖水地方 グラスミア Dove Cottage
また、グラスミアを語る上で欠かせない存在が英国のロマンス詩人、ワーズワース。グラスミアの美しさに惚れて移住した彼が実際に住んでいたおうちは、現在ではナショナルトラストにも登録されています。

イギリス湖水地方 グラスミア Dove Cottage
残念ながら筆者が訪れた際は家の中の見学はできませんでしたが、案内人のボランティアの方に、窓から家の中の様子を覗かせていただきました。

イギリス湖水地方 グラスミア Dove Cottage
庭の丘からは家全体を見渡すことができ、当時の写真との比較も楽しめます。ワーズワース・グラスミア(Wordsworth Grasmere)という博物館も隣接しており、彼の作品や歴史について学べます。

■詳細情報
・名称:Dove Cottage
・住所:Town End, Grasmere, Ambleside LA22 9PP
・地図:
・アクセス:バス停「Daffodil House for Dove Cottage」から徒歩2分
・営業時間:10時~17時
・定休日:日曜日、月曜日
・電話番号:01539435544
・所要時間:30分〜
・オススメの時期:4月〜10月
・公式サイトURL:https://wordsworth.org.uk
■詳細情報
・名称:Grasmere
・地図:
・オススメの時期:5月〜10月

Kendal(ケンダル)

イギリス湖水地方 ケンダル 
「城下町」という言葉がぴったりのケンダル。観光客よりも地元の方が多く、ローカルな雰囲気を味わいたい方におすすめのエリアです。

イギリス湖水地方 ケンダル
中心地にはショッピングセンターや小売店が多く賑わいを見せる一方、道を少し外れると、のどかで落ち着いた雰囲気が漂います。

イギリス湖水地方 ケンダル
ケンダルのシンボルといえば、ケンダル城。12世紀後半に建てられたと言われるお城で、現在は写真の通り廃墟となっています。

イギリス湖水地方 ケンダル
見晴らしのいい小高い山の上に建てられおり、街並みも一望できるので、ケンダルに訪れたら足を運ぶ価値のある場所です。

イギリス湖水地方 ケンダル
お城まで向かう道中では野ウサギが走り回り、まるでおとぎ話の世界のような光景が広がります。

イギリス湖水地方 ケンダル
中心地からはミラー橋を渡って徒歩20分ほどと少し距離がありますが、自然豊かでのんびりとした空気が流れる街並みに癒やされること間違いなし。旅の合間に、ちょっとした休憩感覚で立ち寄りたくなる街です。

■詳細情報
・名称:Kendal Castle
・住所:Unnamed Road, Kendal LA9 7DJ
・地図:
・アクセス:バス停「Town Hall」から徒歩約20分
・営業時間:24時間
・料金:無料
・所要時間:30分〜
・オススメの時期:4月〜10月
■詳細情報
・名称:Kendal
・地図:
・オススメの時期:5月〜10月

Buttermire(バターミア)


2017年に世界遺産に登録された湖水地方は、どこを訪れても広大で美しい自然の溢れる魅力的な場所ですが、中でも筆者のいちおしスポットがここ、バターミア。

イギリス湖水地方 バターミア
人よりも羊や馬の数の方が多いほど、静かでのんびりとした小さな街です。マイナスイオンを存分に感じることができ、旅の疲れも吹き飛びます。


冒頭で少し説明したように、湖水地方には代表的な16の湖と、いくつもの小さな湖が点在していますが、バターミア湖は格段の美しさ。

小鳥や動物たちの鳴き声、風に揺れる木々の音だけが響く静かな森林を抜けると、まるで鏡のように緑を反射した透き通る湖が待っており、自然のエネルギーに満ちた神秘的とでも言うべき空間が広がります。時間を忘れて、いつまでも眺めていたくなる光景です。


バターミア湖までは、未舗装でかなりでこぼこの細道が続くため、冒険気分を味わえるのも魅力の一つ。動きやすい恰好で訪れるのがおすすめです。

■詳細情報
・名称:Buttermere
・地図:
・オススメの時期:4月〜10月
ライター
KAWAHATA KANA ワーホリック女子

英語力ゼロからのフィリピン留学。そのまま運と勢いに任せてオーストラリア、カナダ、イギリスの3カ国でワーホリ生活を経験。気づけば海外生活は8年、渡航国数30ヵ国以上。ヨーロッパの魅力にどハマりしたワーキングホリデーホリック、略してワーホリック女子です。 海がすき!旅行が好き!食べるのもお洒落も欠かせない!という欲張りアラサー。 トラベルライターとしてSNSなどを活用して、心ときめくおすすめスポットを紹介しています。

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