うるまで観光:沖縄の原風景と地域とのふれあい
沖縄の原風景を色濃く残し、島暮らしが垣間見られるのもうるまの魅力。道すがら、地元のおじー、おばーとの何気ないゆんたく(おしゃべり)はほっこりできる想い出です。
Photo by Mayumi
アマミチューの墓に立ち寄ったときに出会った、もずくや塩の露天商を営む、くみちゃんおばあ。笑顔がチャーミングでお話し好きのおばあは、コロナ禍で捨てられたかわいそうな捨て猫20頭以上を保護し、エサ代を稼ぐべくYoutube「浜比嘉島のくみちゃん」も駆使して日々奮闘しているそう。
そんな何気ない会話やちょっとしたふれあいが楽しいひとときでした。
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そんなくみちゃんおばあの飼い猫ちゃん。
沖縄といえば、島ネコ。4島をめぐっていると、海岸で、軒先で、石垣のうえで、自由にまったりくつろぐ島ネコたちから癒しをもらえます。
うるまで観光:沖縄グルメでお腹も心も満腹に
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伊計島の黄金(くがに)いも、津堅にんじん、塩(ぬちまーす)、魚介類など、数ある名産の中でもうるま随一といえば勝連もずく。
もずくは全国一の生産量を誇り、太くてしっかりした歯ごたえが特徴です。
沖縄ではポピュラーなもずく天ぷらですが、中でも浜比嘉島にある丸吉食品名物「かにもずく天ぷら」は、このインパクトとボリュームで大人気。もちろん美味しさも天下一品です。
たかがもずくと侮るなかれ。本場で食べるもずくはひと味違います。生もずくはテイクアウトもできるので、ぜひお土産に。
・名称:丸吉食品
・住所:沖縄県うるま市勝連浜72−2
・地図:
・電話:098-977-7905
・営業時間:8:00~18:00
・年中無休
・アクセス:那覇空港から車で約1時間10分
・公式Instagram:https://www.instagram.com/maruyoshishokuhin
文化体験:伝統製法で炊き上げる天然塩づくり
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島内をたっぷり観光した後は、うるまならではの文化体験として、昔ながらの製法「流下式塩田」で製塩を行う「高江洲(たかえす)製塩所」にて天然塩づくりを体験!
流下式塩田とは、昭和20年代から40年代にかけて広まった製法で、竹の小枝を組んだ枝条架(しじょうか)にきれいな海水を滴下し、太陽熱と風で余分な水分を飛ばして海水を濃縮させていきます。手間暇かかり、この製法で製塩を行っているのは浜比嘉島ではここだけだそうです。
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塩づくり体験では、すでに用意された濃縮海水を使用して、高火力で一気に焚き上げます。熱さをこらえながらじっくり丁寧にかき混ぜていくこと約20分、世界でつひとだけの天然塩が完成です。
というのも、同じ材料・分量・製法を行っても、混ぜ方や速度、塩を器から取り出すタイミングの違いで味変するのだそう。実際試してみると、確かに他の方が作った塩は、苦み甘み、まろやかさが少しずつ異なり、一同ビックリ。そんなユニークな体験も楽しめました。
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最後はお好みの小さな壺に入れ、ラッピングして完成。お土産にも最適です。余談ですが、体験中、ずっと炸裂する塩職人オーナーの“塩”ダジャレ名物トークもおすすめです。
・名称:浜比嘉島の塩工房 高江洲製塩所
・住所:沖縄県うるま市勝連比嘉1597
・地図:
・電話:098-977-8667
・営業時間:10:00~16:00
・定休日:土日祝日 ※荒天時も臨時休業
・アクセス:那覇空港から車で約1時間15分
・公式サイト:https://www.hamahigasalt.com/
文化体験:沖縄の郷土料理クッキング
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続いて体験したのは、うるま市の食材を生かした沖縄郷土料理のクッキング。
使用する食材はうるま市の台所ともいえる「うるマルシェ」にて購入し、高江洲製塩所で手作りした自分の塩を使って調理します。
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うるまの海ぶた、島どうふ、勝連太もずくにうるま産鮮魚を使用し、サラダに津堅ニンジンしりしりー、魚のマース煮、海ぶたのラフテー煮、もずくのスープの5品にチャレンジ。
自分たちの手で作り上げる沖縄料理に味わいもひとしお。沖縄の食文化にふれ、その奥深さを感じつつ健康寿命も延びた気がしますよね。
異業種交流:新たな出会いと機会創出
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今回のツアーは、IT関連から事業コンサル、人材開発や和菓子職人さんまで、じつに幅広い分野から参加者が結集。
プログラムのひとつに、うるま市が抱える観光課題とその解決の糸口を探るワークショップも行われました。
それぞれに異なるスキル、考え方、知恵、リソースがあり、域外目線や異業種ならではの目線で多角的に活発な意見が交わされ、解決のヒントが導き出されていました。
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沖縄では、こうした地域と事業者の交流の場を設け、地域課題を解決するスタートアップ企業の創業支援や企業マッチングなどを行っているそうです。
つまり何かあたらしいことをはじめたい、いろんな人と出会って刺激が欲しい、人の役に立つ何かがしたいなど、今ある殻を破りたい人などにはもってこいの環境だと感じました。
ワーケーションはぜひ沖縄でチャレンジ!
ワーケーションを実際やるとなると、ネックになるのはやはり「コスト」。業務命令となれば会社負担となりやすいですが、自分都合で実施する場合、かかる費用は自己負担が多く、なかなか踏み出せない人も多いのでは。
そんなときチェックすべきは、国や地方自治体が行っているテレワークを伴った移住支援。沖縄県でも移住支援金制度が導入されています。ただし、年度によって対象地域、条件も異なるため要注意。また、引き続き2025年1月には第3回モニターツアーを開催予定です。興味のある方は「一般社団法人日本ワーケーション協会」のリリースをご参照ください。
あたらしい働き方の一歩を踏み出す先として沖縄ワーケーションはいかがですか?