その他

1996年東京生まれ。ステキな人やモノを広めるライター。2019年にフリーライターとして独立し、インタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、プレスリリースなどの執筆を手がける。短期間でサクッと行く旅と音楽が好き。普段は多国籍なシェアハウスで暮らしています。

あらゆるドラマや広告に出演して注目を集めている女優、雪見みとさん。実はカメラ好きで、2年ほど前から「Canon EOS R50」を愛用しているそうです。3月2日にはカメラと写真のイベントにも登壇していただきます。

「もっとカメラを使いこなして写真を上手に撮れるようになりたい…!」ということで、今回は写真家の相沢亮さんと一緒にカメラを持って都内を旅することに。カメラの使い方や撮影のポイントを学ぶことで好きなものをイメージ通りに残すことができ、旅や撮影がもっと楽しくなるはず…!

雪見みと
兵庫県出身の女優。学生時代、透明感のある被写体モデルがいるとSNSで人気となり撮影依頼が殺到。その後、カリスマ被写体モデルとしてテレビ番組で特集が組まれ話題となる。BS12「SDGsらぼ」のメインMCとしてレギュラー出演。他、多数の広告に出演中。 大のパン好きで、パンシェルジュ検定2級・3級を取得。2024年には舞台「劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~」に出演。2025年1月放送、BS松竹東急ドラマ「うちの会社の小さい先輩の話」にてレギュラー出演を果たすなど俳優として活動の幅を広げている。
相沢亮
2020年より東京を拠点に写真家・ライターとして活動。旅記事の執筆、広告撮影、雑誌への寄稿など、活動の幅を広げる。2021年2月に写真家としてのインタビュー記事がYahoo! JAPANで公開された。2022年3月初著書『日常のフォトグラフィ』(玄光社)を出版。

今回の拠点は池袋。「イケ・サンパーク」からスタート

この日の集合場所は、池袋にあるイケ・サンパーク。

まずは改めてEOS R50の操作方法を確認。EOS R50はボディの重さが約375gと旅先でも持ち歩きたくなるコンパクトなサイズ感で、レンズキット(RF-S18-45 IS STM)と合わせても約505gとペットボトルの飲料を持ち歩いているような感覚です。

軽量ですが、一般的なスマホよりも大きいAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているため、肝心の写りもバッチリ。実際に雪見さんがどんな写真を撮ることができたのか、紹介していきます。

試しに何度かシャッターを切ったら、さっそく撮影スポットへ向かいます。池袋周辺はいろんなお店やスポットが集まっているので、いろんな写真が撮れそうです。

■詳細情報
施設名:IKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)
住所:東京都豊島区東池袋4丁目42番
電話番号:03-6914-1782
公式サイト:https://ikesunpark.jp/
地図:

暗い室内での撮影にチャレンジ!「サンシャイン水族館」

はじめの撮影スポットとして訪れたのは「サンシャイン水族館」。水族館といえば暗めの室内ですが、どのような写真が撮れるのでしょうか…?

水槽の前に到着すると、興味津々ですぐにカメラを構える雪見さん。まずはお気に入りのパンケーキレンズ(RF28mm F2.8 STM)を装着。開放F2.8と明るいレンズで暗い場所の撮影にもぴったりのレンズです。相沢さんに画角や設定を見てもらいつつ、どんどんシャッターを切っていきます。


動いている魚をうまく捉えるために、ここでAFのモードを「サーボAF」に変換。「サーボAFモードにすると動いている魚に対して追尾してくれるので、すごく撮りやすいです。魚を撮るのハマりそう…!」と笑顔で話してくれました。

またEOS R50は連写での撮影も可能なため、動く被写体を逃したくないときには連写の設定に切り替えることで、より安心して撮影することもできます。

EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/1000 ISO2500
Photo by 雪見みと

雪見さんが特に気に入っていたのは、クラゲのゾーン。水族館の中でも特に周りが暗いスポットですが、クラゲの幻想的な雰囲気が漂う写真がきれいに撮影できています。

EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F:2.8 SS1/100 ISO1600
Photo by 雪見みと

初めて水族館にカメラを持ってきたという雪見さんですが、海の生き物たちの表情を撮るのに夢中になっていました。

■詳細情報
施設名:サンシャイン水族館
住所:東京都豊島区東池袋3-1
公式サイト:https://sunshinecity.jp/aquarium/
地図:

大好きなパンの撮影!ベーグル店「SONOHI BAGEL」

続いて向かったのは、サンシャイン水族館のすぐ近くにあるベーグル店「SONOHI BAGEL」。もっちりとしたベーグルをひとつひとつ手作りして提供しているお店です。

雪見さんは大のパン好きで、その愛はパンコンシェルジュの資格を取得するほど。店内のカウンターに並べられた数々のベーグルを見て「美味しそう〜〜!」と嬉しそうな様子。

今回は1番人気の「チョコチョコマカデミア」を含む4種類のベーグルの撮影にチャレンジしてみました。

モニターの角度を自由に調整できるバリアングルを活用した俯瞰撮影にも挑戦。モニターを覗きながら、調整します。

EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F5.6 SS1/160 ISO1600
Photo by 雪見みと

雪見さんがいつもパンを撮るときに意識しているのは、艶感とのこと。ベーグルの構図と質感の両方のバランスを見ながら撮影します。

EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F6.3 SS1/160 ISO2500
Photo by 雪見みと

「SONOHI BAGEL」には多種多様のベーグルだけでなく、断面が可愛いサンドイッチも並べられています。(撮影後にみんなで食べましたが、もちもちでおいしかったです!)

コンパクトなサイズ感とバリアングルを活かして、自撮りにも挑戦しました。

EOS R50 RF-S18-45 IS STM
20mm F5.6 SS1/800 ISO6400
Photo by 雪見みと

■詳細情報
施設名:SONOHI BAGEL東池袋店
住所:東京都島区東池袋4丁目23-6 ドミー池袋1F
公式サイト:https://sonohibagel.com/

心がときめくジュエリーショップ「atelier Geaml」

美味しいベーグルでお腹が満たされた後は、池袋駅の隣、雑司ヶ谷駅へ移動。駅から徒歩5分ほどの場所にあるジュエリーショップ「atelier Geaml」(アトリエ ジムル)へ向かいます。

ジュエリーショップ兼工房になっている建物で、店内には数々のリングやブレスレットなどが並びます。

小さな被写体に対し、最初は「奥行きの出し方や背景のぼかし感が難しい…!」と試行錯誤する場面もありましたが、相沢さんのアドバイスのもと構図や設定を調整することでジュエリーの洗練された雰囲気や素材の輝きが伝わってくる写真に。

ここで使ったのは、最短距離17cm、開放F1.8の明るさを楽しめる35mのマクロレンズ。グッと被写体に寄ることができるので、ボケを生かした写真を撮ることができます。キットレンズとはまた違った雰囲気になるので、旅先で組み回せることで写真のバリエーションが広がります。

EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F2.8 SS1/400 ISO3200
Photo by 雪見みと

「このレンズ、ピントが合うのが早くて快適です!」と雪見さん。

EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F4.0 SS1/320 ISO4000
Photo by 雪見みと

またモニターがタッチパネル仕様になっているので、合わせたいところにタッチすることでピントを合わせることも可能です。ここでもモニター越しにバランスを見ながら撮影に挑戦。

また、店内にある鏡を使った自撮りも。「鏡越しの自撮りは盛れるのでおすすめです」とご自身のモデル経験を活かした撮影をしていました。

EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F2.8 SS1/250 ISO320
Photo by 雪見みと

atelier Geamlでは、ジュエリーのフルオーダーやセミオーダーも可能。「職人さんの手元を撮るのが好きなんです」という雪見さんのために、店主の作業中の風景も撮らせていただきました。

EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F2.8 SS1/320 ISO2000
Photo by 雪見みと

■詳細情報
施設名:atelier Geaml
住所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-19-5
電話番号:03-6912-6473
公式サイト:http://atelier-geaml.com/
地図:

歴史ある「鬼子母神堂」&駄菓子屋「上川口屋」で屋外撮影

そのまますぐ近くの「鬼子母神堂」(きしもじんどう)にも足を伸ばしてみることに。なんと境内には、創業1781年の歴史ある駄菓子屋「上川口屋」があるんです…!

「懐かしい〜!」と子どもの頃の思い出に浸りつつ、駄菓子を選ぶ雪見さん。店主のおばあちゃんにお店の歴史を伺いながら、人物撮影にも挑戦してみます。

EOS R50 RF50mmF1.8 STM
50mm F1.8 SS1/800 ISO1250
Photo by 雪見みと


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/320 ISO1250
Photo by 雪見みと

「人を撮るのが好きなんですよね。カメラ目線でキメた写真より自然体の様子を撮りたかったので、おばあちゃんと会話しながら撮らせてもらいました。ぬくもりのある写真になったかなと思います」と嬉しそうに写真を見せてくれました。

境内を散策していると、可愛らしい猫の姿が…! AFのモードを「人物」から「動物」に変更。このモードを活用しながら、そっと近づいて撮影してみました。

EOS R50 RF50mmF1.8 STM
50mm F1.8 SS1/640 ISO125
Photo by 雪見みと

さらに、たまたまお散歩中のフクロウとも遭遇!これは滅多にないチャンス。こちらも撮影させていただくことに。


EOS R50 RF50mmF1.8 STM
50mm F1.8 SS1/1600 ISO64
Photo by 雪見みと


EOS R50 RF50mmF1.8 STM
50mm F1.8 SS1/1600 ISO640
Photo by 雪見みと

目当てのお店やスポットだけでなく、偶然の出会いを思い出に残せるのもカメラ旅の魅力ですね。

■詳細情報
施設名:鬼子母神堂
住所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
電話番号:03-3982-8347
公式サイト:https://www.kishimojin.jp/index.html施設名:上川口屋
住所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20 鬼子母神境内
地図:

喫茶店「キアズマ珈琲」で人物撮影&テーブルフォトを

この日最後に訪れたのは、喫茶店「キアズマ珈琲」。こだわりのコーヒーや自家製のケーキを落ち着いた雰囲気のなかで堪能できるお店です。

コーヒーを準備してもらっている間も、店内のインテリアや店主の撮影を楽しむ雪見さん。


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/1250 ISO3200
Photo by 雪見みと

お昼過ぎの時間帯ということもあり、自然光がきれいに入っています。


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/200 ISO3200
Photo by 雪見みと

店主の写真は、あえて16:9の画角で撮ることで映画のような雰囲気を演出。Canonの光と影の描写がお気に入りで、しっとりとした黒のトーンを生かしたような写真が好みとのことです。


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/320 ISO3200
Photo by 雪見みと

旅も終盤になると雪見さんは完璧にカメラを使いこなし、「ここはこのレンズがいいかも」と自ら最適なレンズや設定に調整していました…!

注文したコーヒーとケーキが届いたら、テーブルフォトにもチャレンジ。


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/800 ISO6400
Photo by 雪見みと


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/500 ISO3200
Photo by 雪見みと

紅茶にシロップを入れる瞬間の撮影はシャッタースピードを先に決めることで、液体の流れをうまく捉えています。マニュアルモードでシャッタースピードを1/500に設定しました。
ちなみにシロップも店主の手作りなんだとか。

今回の旅はここで終了。室内、屋外、人物、食べ物…とさまざまなシチュエーションで撮影をしましたが、レンズや設定を変えることで、どのスポットでもきれいに写真を撮ることができました。

▼今回使用した機材一覧
・EOS R50
・RF-S18-45 IS STM(レンズキット)
・RF28mmF2.8 STM
・RF35mmF1.8 MACRO IS STM
・RF50mmF1.8 STM

■詳細情報
施設名:キアズマ珈琲
住所:東京都豊島区雑司が谷3-19-5
電話番号:03-3984-2045
公式サイト:https://www.instagram.com/kiazumacoffee/

総撮影数364枚!雪見みとさんのベストショットは…?

ーー今日はたくさんの写真が撮れましたね!いろんなものを撮影してみていかがでしたか?

雪見:本当に楽しかったです!カメラを持って旅に出るといろんなところに注目するようになるので、新しい発見がたくさんありました。今日1日で多彩なシチュエーションで撮ったことで、「暗めの写真が好きだな」とか「寄って撮る方が好きかも」と自分の写真の好みもわかりました。

それと、カメラとレンズの組み合わせを変えることで撮れる写真や視点も大きく変わるのがすごく楽しくて!今まではずっと同じレンズを使っていたので、これからはいろんなレンズを使い分けながら撮影したいなと思いました。

後から写真を見たときに「ここにこんなものがあったんだ!」と気づくことも多いので、見返すのも楽しみです。


EOS R50 RF-S18-45 IS STM
45mm F6.3 SS1/500 ISO100
Photo by 雪見みと


EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F2.8 SS1/400 ISO2000
Photo by 雪見みと

ーー相沢さんは今日1日を振り返ってみていかがでしたか?雪見さんの写真の感想も聞かせてください。

相沢:しっかりとEOS R50を使いこなしていましたね!細かい設定を伝えただけで、グッとすてきな写真になったと思います。普段から写真を撮っていられるので、雪見さんが「こうした方が良いかな」と試行錯誤しながら少しでも素敵な写真を撮ろうとしている姿を見ることができて、こちらも嬉しくなりました。2年間本当に愛用していたのだなと本当に思いました!そして、雪見さんの写真を見て、自分自身の勉強にもなりました。似合うかわからないけど、鏡を使った自撮りにも挑戦したいと思います(笑)。


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/1000 ISO6400
Photo by 雪見みと

ーー今日のベストショットはどれでしょう?

雪見:クラゲの写真です。ひら〜っと落ちていく様子や光のグラデーション加減が気に入ってます。奥の黒の色味も一眼レフならではの味わいかなと思います。


EOS R50 RF28mmF2.8 STM
28mm F2.8 SS1/200 ISO6400
Photo by 雪見みと

ーー改めて、雪見さんが感じたEOS R50の魅力を教えてください。

雪見:まずボディがコンパクトなので持ちやすいですし、1日中首から下げていても重たさを感じなかったのがよかったです!

水族館のような暗いところでもきれいに撮れて感動しました。タッチパネルなので操作もしやすいですし、オートフォーカス機能を使うとすぐにピントを合わせてくれるので、カメラ初心者の方も使いやすいと思います。シャッター音も可愛いので、ついついたくさん撮っちゃいました(笑)。


EOS R50 RF35mmF1.8 MACRO IS STM
35mm F2.8 SS1/160 ISO2000
Photo by 雪見みと

ーー今後、どんな写真を撮ってみたいですか?

雪見:人物写真をもっと撮りたいですね。ドラマや映画の撮影現場では、共演者同士でオフショットを撮ることも多いんですよ。撮る側の気持ちがわかると、撮影していただくときのお仕事にも活かせるかなと。今日も人物写真は自然体の姿を撮ることが多かったんですけど、いつかポートレートにも挑戦したいです。

ーー雪見さんは、3月2日に開催されるカメライベント「CP+2025 キヤノンブース」にも登壇していただきます。どんな人にカメラの魅力を伝えたいですか?

雪見:よく同世代の子や若い子たちの「カメラ始めたい」という声も聞くので、「こんなきれいな写真が簡単に撮れるんだよ!」ということを伝えられたら嬉しいです。カメラ女子人口を増やしたいです(笑)!

EOS R50を持って、いつもと違う旅に出よう

雪見さんの言うように、カメラを持って歩いてみると、いつもは見逃してしまうところにも注目できるようになります。初めて訪れた場所が思い出の地となったり、見慣れた景色も一味違って見えたりするはず。この記事を通じて「カメラを持った旅、いいかも…!」と思ったら、ぜひEOS R50を手に取ってみてください。

また、雪見さんは3月2日にはパシフィコ横浜にて開催されるカメラと写真のワールドプレミアショー「CP+2025 キヤノンブース」への登壇が決定。写真の楽しさやEOS R50の魅力などを、雪見さんが撮影した写真と共にお話ししていただきます。こちらもお見逃しなく!

雪見さんの写真とトークを楽しめるCP+2025詳細はこちら

Photos by saya seto

その他

1996年東京生まれ。ステキな人やモノを広めるライター。2019年にフリーライターとして独立し、インタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、プレスリリースなどの執筆を手がける。短期間でサクッと行く旅と音楽が好き。普段は多国籍なシェアハウスで暮らしています。

RELATED

関連記事