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1996年東京生まれ。ステキな人やモノを広めるライター。2019年にフリーライターとして独立し、インタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、プレスリリースなどの執筆を手がける。短期間でサクッと行く旅と音楽が好き。普段は多国籍なシェアハウスで暮らしています。

かつて日本の都があった地域、奈良。日本の歴史や文化が色濃く残る場所ですが、関西旅行ではまだまだ京都や大阪、神戸が注目されがちなのも事実です。オーバーツーリズムの今だからこそ、奈良に行ってみませんか?

じつは近年、奈良では宿泊施設が続々とオープンしていて、心地よいゆったりとした滞在ができると注目されつつあります。また、奈良ならではの文化や食を堪能できるスポットも充実。ぜひ足を運んでほしい奈良のホテルやスポットを紹介します。

奈良の歴史や文化を堪能できるホテル

安堵感と奈良を味わえる「ANDO HOTEL」


AND HOTEL」は、「雄大な自然に抱かれ、調和し、繋がる 心と身体を沈め、安堵する場所へ」をコンセプトしたホテルです。

56年続いた「遊景の宿 平城」の歴史を継承しながら、客室・ロビーラウンジの改装、露天風呂やペントハウススイートなどの新設といったリノベーションにより誕生しました。


「安堵感」を感じられる客室や奈良盆地を見渡せる絶景の貸切露天風呂、新日本三大夜景にも選ばれた夜景を一望できるロケーションで、日頃の疲れを癒せるでしょう。


また地元食材にこだわるレストランの食事やユニークな体験を通じて、奈良の魅力も味わえるホテルです。

■詳細情報
施設名:ANDO HOTEL奈良若草山
住所:奈良県奈良市川上町728 新若草山ドライブウェイ沿
電話番号:0742-23-5255
地図:
公式サイト:https://andohotelnara.com/

奈良を紐解き、奈良を創る「セトレならまち」


興福寺の五重塔近くにあり、奈良の情緒を感じることができるホテル、「セトレならまち」。


木の温もりを感じる外観や施設内の家具には奈良吉野の杉をはじめとする奈良の素材や伝統技法が使われていて、中庭にはビオヤードを備え、オーガニックの野菜やハーブを育てていて、滞在中は森林浴をしているかのような時間を過ごせます。



五重塔を目の前に望む「星宙テラス」や奈良の職人技術を感じ取れる「匠室(マイスタールーム)」など、奈良の歴史や未来を感じられる施設も充実していますよ。

■詳細情報
施設名:セトレならまち
住所:奈良県奈良市高畑町1118
電話番号:0742-23-2226
地図:

百年の歴史を誇るクラシカルな、「奈良ホテル」


1909年に創業し、国賓・皇族の宿泊する迎賓館に準ずる施設となっていた、「奈良ホテル」。現在は創業以来のクラシカルな雰囲気が漂う本館と、豊かな自然とアートが調和する新館から成り立っています。



また宿泊者専用スペース「桜の間」には、自慢の所蔵ライブラリーや上皇上皇后両陛下も音色を聞いた平成の大時計、アインシュタイン博士が滞在中に弾いたといわれているピアノも。

それにくわえ、メインダイニングでの優雅なディナーやクラシカルなバーなど、明治時代の趣が漂う特別な空間を随所で堪能できます。

ぜひ、長年の歴史と現代的な快適さを兼ね備えた非日常を体感してくださいね。

■詳細情報
施設名:奈良ホテル
住所:奈良県奈良市高畑町1096
電話番号:0570-66-6088
地図:
公式サイト:https://www.narahotel.co.jp/

日本酒が生まれた地に誕生した「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」


奈良は、日本ではじめて米を作った酒造りが行われたとされている地。ここは、そんな奈良の蔵元である奈良豊澤酒造が、かつて酒造りをしていた古民家を修復して誕生したホテルです。



伝統的な古民家の趣をしっかりと残しながら、使い勝手のよい水まわりや上質なベッドを取り入れることで、現代的な快適さも抜群。古民家滞在を心地よく楽しめます。


さらに併設するレストランでは、奈良の食材をふんだんに使った料理のほか、ここでしか飲めない限定酒も用意。日本酒好きの方は必見なホテルです。

■詳細情報
施設名:NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち
住所:奈良県奈良市西城戸町4
電話番号:0120-210-289
地図:
公式サイト:https://www.naramachistay.com/

奈良の伝統文化を満喫できる注目スポット

奈良といえば外せない、奈良公園


約1300頭の鹿が敷地内を優雅に歩き、東大寺、春日大社、若草山といった観光スポットがある奈良を代表するスポットである「奈良公園」。

そんな奈良公園だけで体験できる貴重な体験が「鹿寄せ」です。ナチュラルホルンの音色で鹿を呼び寄せる様子は圧巻の一言。

1892年に初めて行われ、現在では奈良の風物詩に。鹿が音色に誘われて集まる姿や自然に帰っていく姿は、まさに奈良でしか見られない風景です。ぜひ体験してみてください。

鹿寄せ体験は1日1組限定で、1ヶ月前のご予約が必要です。

詳しくは、公式ホームページをご参照くださいね。

■詳細情報
施設名:奈良公園
住所:奈良県奈良市春日野町ほか
電話番号:0742-22-0375(奈良公園事務所)
地図:
公式サイト:https://www3.pref.nara.jp/park/

ふわふわのかき氷を堪能できる「ほうせき箱」


奈良は「奈良かき氷ガイド」が出るほど、かき氷を提供するお店が集うエリア。そして奈良の人気かき氷専門店のひとつが、「ほうせき箱」です。

奈良の方言で「ほうせき」とは「おやつ」の意味を持ち、その名のとおり宝石のようなキラキラするかき氷を通年営業で提供しています。



ふわふわな食感ながらも溶けにくい氷は、なかなか真似できない職人技。


メニューは季節ごとに変わるので、何度訪れても新しい味を楽しめるのも魅力です。(上記は2024年11月のメニューです。最新のメニューの情報などは、公式インスタグラムなどを参照してみてください)。

■詳細情報
施設名:ほうせき箱
住所: 奈良県奈良市餅飯殿町47
電話番号:0742-93-4260
地図:
公式X:https://x.com/housekibaco

世界中で愛される清酒「春鹿」醸造元「今西清兵衛商店」

日本酒「春鹿」で知られる、今西清兵衛商店

「春鹿」の名は春日大社とその神獣である鹿に由来しています。明治17年の創業以来、すべてにおいて高品質な酒造りを続け、現在は世界10カ国で愛されている銘柄に。


そして、こちらの店舗では数種類の日本酒の飲み比べができます。歴史ある場所で伝統的な日本酒を味わい、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
施設名:今西清兵衛
住所: 奈良県奈良市福智院町24-1
電話番号:0742-23-2255
地図:
公式サイト:https://www.harushika.com/

奈良時代に誕生した日本の健康美容の文化を伝える「THERA」


鍼灸師・植物療法士・メディカルハーブコーディネーターで奈良市の観光大使も務める代表の橋本さんが立ち上げた「THERA(テラ)」。

古来、奈良時代から伝わる日本の健康美容の文化を守りながらも、現代の風土や人に合わせ、発達してきたその文化や香りなどを伝えるヘルスアンドビューティーブランドです。


橋本さんが厳選した大和ハーブを原料とした化粧品・アロマ・雑貨を各種取り揃え、パッケージには、環境に優しいストーンペーパーを使用しています。

またお店では、薬湯YOJO湯を使用したフットバスやオリジナルの薬草サウナなども体験できます。


奈良発祥の日本のウェルネスをぜひ堪能してみてください。

■詳細情報
施設名:THERA
住所:奈良県奈良市福智院町23-2
電話番号:0742-93-3877
地図:
公式サイト:https://www.thera.jp/

歴史と文化を味わいながらゆっくり過ごす奈良の旅を

伝統ある文化が随所に残る街、奈良。建築、食、自然など、あらゆるところにその魅力が隠されています。

大人になって”ゆったりした旅”をのぞむ”今”だからこそ行きたい奈良で、そこでしか体験できない趣を存分に味わってみてください。

今回紹介したスポットは、奈良の「ふるさと納税の返礼品」としての商品も用意されています。観光としてだけでなく、合わせて奈良の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

その他

1996年東京生まれ。ステキな人やモノを広めるライター。2019年にフリーライターとして独立し、インタビュー記事、地方取材記事、イベントレポート、プレスリリースなどの執筆を手がける。短期間でサクッと行く旅と音楽が好き。普段は多国籍なシェアハウスで暮らしています。

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