ライター

標高500mの高原にあるキャンプ場で働く一方、1年間で47都道府県を巡る旅人として、人や文化との出会いを大切にしながら、その魅力を文章や写真、企画で発信。日常に旅の視点を取り入れ、出会いと発見をつなぐ場づくりや物語づくりに取り組んでいる。


社会人7年目。

普段は会社員として毎日を過ごしているが「旅に出たいと」と思いふらっと旅に出るのが自分のスタイル。仕事の兼ね合いで長期休みはなかなか取れないので短い休みを組み合わせながら行ける国内旅行が多め。

自分の中で決めているのが「2日以上の連休は旅に出る」こと。岡山県在住で、近場である中国地方や関西・四国など西日本に行く旅は今までは多い。

今回は、1年間で47都道府県めぐったことについて振り返ってみようと思う。

なぜ1年間で47都道府県に行こうと思ったのか?

会社員なので休みは有給休暇を含めて120日、2024年は自分の旅した日数を計算すると「90日」自分で振り返って気づく。

「やっぱり旅が好きなんだな」

そのなかでも大きなきっかけになったのは、2024年2月に会社員になってから最長である10連休を貰ったこと。海外か国内どこに行こうかなと考えてた、丁度ニュースで流氷が見ることができると知ったので北海道に流氷を行くのを目的にした。

北海道:一面に広がる流氷
ただ10日間あるのでせっかくなら普段なかなか行けない、東北地方も旅してみようと考える、ついでなら関東も旅しようなど考えた結果

岡山→兵庫→京都→福井→石川→富山→新潟→山形→秋田→青森→北海道→青森→岩手→宮城→福島→茨城→千葉→東京→神奈川→山梨→群馬→埼玉→東京→神奈川→静岡→愛知→三重→滋賀→京都→大阪→兵庫→岡山

10日間の旅で訪れた都道府県はなんと28都道府県。

自分が行きたいところに行く・北海道や東京にいる友達に会う。様々なやりたいことを詰め込んだ旅になった。

旅の道中は本当にいろんなことがあった。

ふらっと水族館に立ち寄ったり、道中「草津温泉」の文字を見つけ立ち寄って温泉に浸かり旅に疲れを癒したり、北海道で念願だった流氷を見たり、さっぽろ雪まつりに行ったり、青森で美味しい海鮮丼を食べたり三陸沿岸を車で走り東日本大震災の爪痕を目にして胸がざわついたりもした。

一方で、教えてもらった昔ながらのパン屋で食べたパンを海を見ながら食べたりしてほっと心が温まる瞬間もあった。

旅先で出会った地元の人と意気投合して晩御飯に行ったりもした。学生時代の友人と北海道で合流して温泉に行ったり居酒屋で話したり笑い合った時間も、この旅ならではのかけがえのない思い出だ。

自分の思うがままに旅をする

2月の時点で28都道府県に行ったので残りは19県、そこからはゆっくりと自分の行きたいところに行ってみた。


「佐賀のバルーンフェスタを見たい」「和歌山で温泉に入りたい」「コミュニティメンバーと出雲大社に行く」「高知で鰹のタタキを食べる」休みの度に全国各地へ旅を続け、そして2024年12月沖縄県に訪問して1年間で47都道府県全てに旅行をした。

2025年も旅は続く

そうした出来事を一つひとつ積み重ねながら、「1回の旅でも見える景色や感じる気持ちがある全然違うことに」と改めて気づかされた。

旅に出る前には実はモヤモヤと悩んでいることがあったが、旅の終わる頃にはそんなモヤモヤはどこかに消えていた。

やっぱり自分は「旅が好きだ」そう改めて気がつくことができた。

旅は自分の人生そのものであり、生きがい。次はどこに旅に行こうかな?

楽しみを生きがいに今日1日を過ごしていく。

沖縄県:海中道路

ライター

標高500mの高原にあるキャンプ場で働く一方、1年間で47都道府県を巡る旅人として、人や文化との出会いを大切にしながら、その魅力を文章や写真、企画で発信。日常に旅の視点を取り入れ、出会いと発見をつなぐ場づくりや物語づくりに取り組んでいる。

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