ライター

日焼けと坊主がトレンドマークな道産子。これまでに日本の離島を150島以上訪れる島旅人でありながら、現在は沖縄の離島に住む島人でもある。海ではない景色を求めて、2024年から8か月の世界一周のひとり旅も経験。どこでも動けて誰とでも仲良くなれる、笑顔と体力が持ち味のユーティリティプレーヤー。海とお酒、野球が大好き。

ウユニ塩湖のツアーを楽しむために

忘れちゃいけないアイテム

ウユニ塩湖という名前だから意識が薄れてしまうが、富士山の山頂なみの標高なのでもちろん日差しも強くなる。

標高の高さはもちろん、水面からの照り返しや塩でもさらに日焼けしやすい環境でもあるので、日焼け止めは忘れずに持って行こう。

また夜の星空ツアーはかなり冷え込むため、防寒着を忘れずに。長靴はレンタルに含まれているものの、防寒ではなく稀に若干の穴が空いていることもあることも。

厚めの靴下の上からビニール袋を被せてから、長靴を履くとより安全だ。

撮影待ちの時が一番寒い

より楽しむために覚えておきたいこと

ツアーに参加するとトリックフォトなどの撮影サービスもあるが、せっかくなら自分のお気に入りのアイテムでも撮影してみよう。

青と白のコントラストに合う服装や写真映えしそうなものを持っていくと、とっておきのオリジナルな1枚が撮れる。

そして撮影時に要注意なのが、「絶対にカメラやスマートフォンを落とさない」ということ。塩湖の名の通り塩分濃度は海の約10倍とも言われている。

そこに精密機械を落とすのは絶対に避けたい。実際ツアー中に手袋を脱ぐ時に落とす人がいたり、筆者はテーブルに立てかけてタイマーで撮影した時に落とした。

幸いどちらも無事であったが、地球の裏側かつ都会ではない場所で通信手段を失ってしまうとかなりの痛手になる。

ウユニビールと共に一枚

のんびり過ごせる?ウユニの街での過ごし方

高地でのご飯は実際どう?

ウユニには1週間の滞在で食事はほぼ全て外食へ。ローカルな食堂だと1食約600円、メルカド(市場)の食堂や屋台だと1食約250〜400円程度が相場だった。

肉料理も多いが湖で獲れた魚(マスなど)も食べられる。日本だと馴染みのないリャマの肉を使った料理や、南米らしい料理ももちろんある。

特に夜は炭火で焼いた肉とサラダバーがついたセットがとくにお得でボリュームもたっぷり。ツアーで疲れた身体にぴったりだ。

入口前で肉を焼いているのが目印

滞在するうえで気になる物価事情

高地であるうえに都市からも離れているため、基本的に1.2〜1.3倍くらいに価格が上がると想定しておいた方がよい。

それでも宿は個室で安ければ1泊1,000円ほどと、観光客が多く訪れる割にはリーズナブルに宿泊できた。

なお現地ではほぼすべて現金決済になる。現地の両替所も首都ラパスより若干レートが悪いので、事前に両替することをおすすめする。

なおヨーロッパからボリビアへ来る場合は、ドルに両替せずユーロのまま両替してもレートはいいのでご安心を。

週に2度開催されるストリートマーケット

ローカルへの気遣いも忘れずに、最高のウユニを

観光地ではあるが、そこにはもちろん普通に生活している人たちもたくさんいる。ツアーは深夜出発もあるが、そういう時でも静かに迷惑にならないよう行動したい。

また、高地であるため水も貴重だ。旅中は節約で自分で洗濯もしたいけれども、そのあたりも宿のスタッフに洗濯できるかどうか確認も必要だ。

そういった配慮もしながらウユニでの滞在を楽しんでほしい。そうすればきっとお天道様も微笑んでくれるはず!

無理せず楽しいウユニ塩湖の滞在を

All photos by Suzuki Ei

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日焼けと坊主がトレンドマークな道産子。これまでに日本の離島を150島以上訪れる島旅人でありながら、現在は沖縄の離島に住む島人でもある。海ではない景色を求めて、2024年から8か月の世界一周のひとり旅も経験。どこでも動けて誰とでも仲良くなれる、笑顔と体力が持ち味のユーティリティプレーヤー。海とお酒、野球が大好き。

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